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micro USB から USB-Type-C で何が変わる?調べてみた

usb-typec3最近発売されるスマートフォンが、徐々に給電端子の規格が micro USB から USB Type-C に変わっている。なぜ規格が変わるのか、USB Type-C になるメリットを調べたので簡単にまとめてみた。

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USB Type-C って何?micro USB とどう違うの?

usb-typec1USB Type-C は、USB の規格などを査定する業界団体 "USB Implementers Forum" によって2014年8月に公開された「USB3.1」の新しい端子の規格。USB3.1 = Type-C ではなく、USB3.1 という規格に対応する端子は(今の所)USB Type-C という考え方。

 

スマートフォンや小型の端末など幅広く使用されてきた micro USB とほぼ同サイズでありながら、Apple の Lightning のようにリバーシブル仕様、給電できる容量が増えたなどの特徴が挙げられる

 

最近ではアップルが "新しい MacBook" に採用して一般に広まることとなった。モバイルにおいてもグーグル謹製のリファレンス機である Nexus 5X/6P に搭載されており、今後さらに普及していくと考えられる。

 

USB Type-Cの大きな特徴①:リバーシブル仕様でもうイライラしない

usb-typec2まず目に見えて分かるポイントとしては、上下左右関係ないリバーシブル仕様だということ。従来のスマートフォンやタブレットなどで取り入れられてきた micro USB は、差し込み口が台形で非対称だったので、方向を間違えると間違えると挿さらずイライラした。

 

実際に僕もスマートフォンを充電する際、裏表を間違えて差し込んでしまい壊れてしまった経験もある。iOS 端末では数年前からリバーシブルの Ligntning 端子を採用しているのでUSB Type-C の今更感は否めないが、充電する際にもう間違えないというのは嬉しいポイント(近年ではリバーシブルに micro USBを挿せる端末も発売されている)。

 

USB Type-Cの大きな特徴②:大容量の給電で端末を急速充電

usb-typec3もう一つ USB-Type C の大きな特徴として挙げられるのが従来の USB 規格よりも大容量の給電が可能(最大20V/5A)ということ。これによりスマートフォンでより急速な充電ができるようになり、USB Type-C を搭載している Nexus シリーズでは「10分の充電で最長4時間使用可能」と謳っている。

 

なお従来のUSB 2.0 は5V/0.5A、USB3.0 では5V/0.9A、USBで充電するための規格である USB BC 1.2 では5V/1.5A が最大だったため、大幅に給電容量が向上している。

 

USB Type-C はスマートフォンだけでなく、タブレットや大容量の給電が必要なラップトップPCにも応用できる。ちなみに MacBook Pro Retina 13インチの Magsafe は 2.5A なので、最大3Aで給電できる USB-Type C に置き換わる可能性も少なくはないはず。

 

USB Type-Cの大きな特徴③:高速データ伝送を実現

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これはまだまだスマートフォンには関係のない話かもしれないが。

 

USB Type-C は、A1×A12、B1×B12と計24個の接点が備えられており、従来の USB2.0/3.0 を2本分同時に配線できる。これにより最大10Gbps のデータ転送を規格上は可能とのこと(USB3.0 は最大5Gbps)

 

つまり理論上は 1秒間に約1.2GBのデータを移行できるということになる。例えば1本6GBの動画ファイルを移行するのに、USB3.0では10秒かかっていたものが USB3.1に対応している USB Type-C であれば5秒で移行が完了する(もちろんこのパフォーマンスは理論上)。

 

ただ USB Type-C は規格上 USB3.1 に対応しているというだけで、すべての USB Type-C のケーブルがそのスピードで転送できるというわけではないので注意が必要。

 

まとめ

ただなんとなく「あ〜新規格になって金使わされるなぁ〜」とか「データなんてクラウドで良いしなあ」くらいにしか考えていなかったが、USB Type-C に切り替わることで特に嬉しいのが急速充電。家で充電する分には遅くても問題ないが、出先のカフェで限られた時間しか充電できない場合などは重宝するはず。

また12インチの MacBook のように、給電端子の規格である USB Type-C が一般化すれば、もう PC とスマホの充電器を持ち歩く必要はなくなる。スマホの充電器くらいのサイズで荷物もグッと軽くなるはず(MacBook の充電器で Nexus 6P 充電できました)。

 

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