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客先のエンジニアが「HHKB Professional BT」の良さを力説していてついポチってしまった話

客先のエンジニアが「HHKB Professional BT」の良さを力説していてついポチってしまった話

ついに、前々から気になっていた HHKB Professional BT をポチった。

まだ届いたばかりなので、使用感はまだ伝えられるほど使い込んではいない。とりあえず購入に至った経緯や、エンジニアやライターでもないのに、3万円のキーボードを買ってしまった自分を正当化するために、ぐだぐだと理由を後付けしていきたい。

 

新しいHHKB『HHKB HYBRID Type-S』をレビューしています!

HHKB Professional BT とは

HHKB(Happy Hacking Keyboard)は、Scansnap などでお馴染みの PFU が販売する、エンジニアやライターなどのキー入力のプロフェッショナル向けキーボード。深いキーストロークと静電容量無接点方式により、腕に負担がかかりにくいと評判(まだ自分では効果のほどは分からないが)。

PFU の研究所と東京大学の名誉教授 和田英一氏の共同研究により生まれたキーボードだそうだ。

アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。 馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。 いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。|東京大学 名誉教授 和田英一 氏の談話より

 

僕が購入した HHKB Professional BT はその Bluetooth  版で、MacBook などのラップトップ PC はもちろん、iPad や iPhone などのスマートフォンやタブレット端末でも使えるのが特徴。いつでもどこでも快適な打鍵を楽しむことができる。

直販価格は2万7,500円(税抜き)。USキーボード配列と JISキーボード配列モデルがあり、USキーボード配列には無刻印モデルも存在する。筐体カラーは「墨(マットブラック)」の一色展開。詳しい仕様はこちらをどうぞ。

 

 

HHKB Professional BT をポチるまで。

仕事のスピードを道具のせいにしないために、道具は良いモノを揃えるべきだ」という言葉は、僕が学生時代にインターンをしていた時の編集長の言葉だ。その言葉に身を任せ、僕は TouchBar モデルの 13インチ MacBook Pro を購入していた。

 

さよなら 12インチの MacBook、ようこそ新しい MacBook Pro

 

そんなわけで新年度から金欠だったのだが、とある IT系企業に勤めるエンジニアが HHKB Professional BT を使っていて、気になって「HHKB、どうですか?」と聞いてみると「これ良いよ。疲れにくい。Mac ならキーボードのサイズと同じだから、直接キーボードに乗せて使えるし」とのこと。

 

【エンジニアが教えてくれたメリット】

  • キーストロークが深く疲れにくい
  • Bluetooth 接続なので手持ちのスマートフォンやタブレット端末でも使える
  • Windows OS、Mac OS で使用可能
  • HHKB のキーボードサイズが MacBook  と同じなのでキーボードの上に乗せてつかえる

 

これを聞いた瞬間から、HHKB Professional BT が頭から離れなくなっていた。ガジェットは麻薬である。

さすがに MacBook を買ってから2日後に 3万円もするキーボードを買うのはどうかとも思ったが、「道具は良いモノを揃えるべき」という言葉を思い出し、いつの間にかポチっていた――。

 

5年使えば1日あたり約16円。

エンジニアでもライターでもないのに3万円のキーボードを買うのは、決断がいる。ただ、ここで考えたいのは、キーボードはカメラのレンズなどと同じく消耗品ではなく長く使える。PC のように毎年買い換えたり、服のように流行り廃りなく劣化もそこまでない。

HHKB に関する情報を集めていたら、素晴らしい言葉を残しているブログを発見した。

 

 

仮に5年使うとして、29,700 / 5 / 365 ≒ 16.27[円]ということで 1日16円でパソコン文筆作業の快適さが約束されるんですから、 (ちょっと減価償却っぽい考え方ですが)そういう作業が多い方は絶対買った方が幸せになれる一品だと思います。|【レビュー】Macの無線キーボードをHHKB Pro BTに換えたら世界が変わった|ありんこ書房

 

僕の場合、本業も趣味(ブログ)を合わせて大体1日12~15時間は PC に触れている。それくらいの時間を MacBook の薄いキーボードをカタカタと叩いていると、腕に筋トレをしているかのような違和感を覚えるようになっていた。

キーボードを叩きすぎて腱鞘炎になったりしたら、それこそ仕事も趣味も快適にこなせなくなるし、通院するのなら治療費も馬鹿にならない。それを考えると、多少高くても良い道具を購入して使い続けた方が、最終的には安上がりなのかもしれない。

これからも快適にブログを書くのであれば、1日16円で使えるのであれば、実質タダとして自分を納得させることが可能となる。

 

失敗しても売ればいい。

服や食品などとは違い、ガジェットは基本的には買ってから「失敗したな」と思っても、割りと高く売れる。この HHKB Professional BT も、定価が約3万なのに対し、オークションの相場価格は2万〜2万5,000円程度。

取引き手数料や定価との差分はあるが、購入を失敗したと思っても、オークションに出品すれば、ある程度の額を回収できるのがガジェット類の良いところ。「自分にこの端末やツールは向いてなかったんだな」という経験を得られたと考えれば、差分も痛くない。

 

まとめ

今回は MacBook Pro を購入したばかりなのに、高い買い物を連続でしてしまい、さすがにマズイと思っている。そんな自分に対する自己正当化の記事を、HHKB Professional BT で練習がてら書き込んでみた。

もう少し手に馴染んできたらしっかりとレビューしていきたいと思います。