この棒付きカルメ焼きが時々無性に食べたくなる。小さいころよく100円玉を握りしめ駄菓子屋に行っていて、当時1本10円のこのカルメ焼きを3本ずつ購入していた。GW で実家に帰省して、小学生のころよく行っていた駄菓子屋に立ち寄ったらまだ売られていたので思わず購入。ハマってしまってアマゾンで大人買い。
カルメ焼きとは
カルメ焼きを知らない人がいると思うので説明すると、水と砂糖と重曹のみを材料とし火で炙ってつくる昔ながらのお菓子のこと。マカロンのようにピスタチオやフランボワーズなどの風味はしないが、ほろ苦くて甘い素朴な味がハマる。
材料がすぐ手に入るので、幾度となく家で挑戦してみたが上手くいった試しがない。シンプルだがなかなか家庭では作れない。ちなみに作り方は Youtube で検索すればすぐに出てくる。
NAVER にもまとめられている。
カルメ焼きの作り方、レシピまとめ・手作りカルメ焼きの作り方・実験・ハンドメイド
ちなみにカルメ焼きの語源はポルトガル語で「甘いもの」を指す “caramelo”とされている。僕が小学生のときにはまだウィキペディアはなく、カルメ焼きの語源を近くの大人にしか聞けなかった。彼らは「飴より軽いから”カルメ”って言うんだよ」と教えてくれて納得した記憶がある。
棒つきカルメは”カルメ焼き”ではない
実は 棒つきカルメはカルメ焼きではなく、正式名称は”おこた”というらしい。ソースはウィキペディアなので、どの名称が正式なのかは定かでない。僕は小さいころから”棒つきカルメ”と呼んでいたのでここでは棒つきカルメに統一している。
ちなみに棒つきカルメは普通のカルメ焼きよりも密度が高く、濃厚な味わい。僕が初めて口にしたカルメ焼きが棒つきカルメの方だったので、通常のカルメ焼きよりも懐かしい感がある。
実食!棒つきカルメ
こちらが今回届いたカルメ焼き。素朴ながら存在感を感じる。製造者は平安製菓の加藤達郎氏。
どうせなので小さいころよく持ち歩いていたゲームボーイと大きさ比べ。懐かしいなあ。
芳醇で香ばしいこの薫り(※筆者は鼻炎持ちなので香りはイメージです)。
口の中に入れると、ほろ苦いカラメルのような香りと甘みが鼻を抜ける。砂糖の塊なのだが、その香りのおかげで何個も食べられてしまう。もちろんお茶請けとしてもオススメ。
まとめ
子供のころに食べていた味が、アマゾンのおかげで今でも味わうことができるとは良い時代になった。カルメ以外にも夢中になって食べていた駄菓子はいくつもあるので、これを完食したら何か別の駄菓子に挑戦したい。
棒つきより普通のカルメ焼きのが懐かしいやい!という人はこちら