Xperia Z4 の早すぎた埋葬。
日本で Z4 が消費者の手に渡り始めてから約1週間、ソニーが先週 Xperia Z4V を米国で発表した。Z3、Z4 との主な違いは、液晶がフルHD(1920 × 1080)から WQHD(2560 x 1440)液晶ディスプレイになったことと、標準でワイヤレス充電に対応になったこと。なお日本での発売は不明。
液晶ディスプレイがより高精細になったことが Z3,Z4 からの主な変更点で、プロセッサーやメモリ、カメラ性能は変わらないようだ。
Xperia Z4 の液晶ディスプレイについては『Xperia Z4 が発表されたぞー!…あれ、Xperia Z4 Ultra は?』でも触れていて、Galaxy S6,S6 Edge に性能面(液晶ディスプレイ)で差がついていたが、今回発表された Xperia Z4V でようやくスペックが追いついた印象。
ただ店頭で Galaxy S6 Edge に触れたが、高精細に処理が追いついていないのかカクつく印象を持った。ここがソニーモバイルがどう上手くやっていくかが勝負どころか。
なぜ Xperia Z4V を Z4 として発表しなかったのか
個人的な見解だが、僕が考える理由としては今年3月にスペイン・バルセロナで開催された MWC 2015 までに、WQHD液晶のディスプレイ供給が間に合わなかったのではないかと予想。
各社が挙って MWC 2015 で続々と新製品を発表していくなか、ソニーが「ディスプレイ供給間に合わなかったんで今回はナシで!」と言ったならば株価は暴落するだろうし、止むを得ずフルHD液晶のディスプレイを搭載した新製品 Xperia Z4(Z3 Plus) を発表したのではないか。
Xperia Z4V はいつ日本で発売されるのか
Xperia Z4 は Xperia Zシリーズの完成系と謳っていたが、事実上 X4V が完成系と言える。日本での発売などは不明だが、おそらく夏にキャリアから発表、秋・冬モデルとして発売という流れだと予想する。価格は80,000~90,000前後。
ただこれはあくまで予想。
まとめ
“新しい iPad”と称された第3世代 iPad の発売から半年後に第4世代 iPad が発売されて、第3世代 iPad を購入したての僕はショックを受けた。日本で Xperia Z4 が発売されてから 1週間ほどしか経っていない状況での Xperia Z4V の発表だったので、”Zシリーズの完成系”だからと Xperia Z4 を購入したばかりの人にとっては、予約してやっと手に入った!と思った矢先の発表で、残念な気持ちは否めないだろう。
まだ日本で Xperia Z4V が発表されるまで半年くらいあると思うので僕は Xperia Z3 Compact で頑張ります。
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