前回『小旅行に最適！『モンベル トライパック 45L』レビュー。機内持ち込みギリギリサイズのバックパック』という記事を書いたが、主に製品紹介がメインであまり使用感については触れてなかったので、今回はモンベル トライパック 45L を実際に使った感想を書いていきたい。
国内旅行においての『モンベル トライパック 45L』のレビュー
前回のレビュー記事でもさらっと書いたが、3泊4日の福島への旅(厳密に言うとただの帰省だがなんとなく格好つかないので)でトライパック 45L を持っていった。新幹線で福島県郡山市に向かう。
トライパック45Lは、機内持ち込み用のキャリーケースと同程度のサイズながらバックパックとして使えるため、上り下りの激しい駅構内でも楽に移動できる。また車輪がないので(空いていれば)気軽に隣の席に置ける。
カメラや着替え、ブログを書くための MacBook を収納しても、この程度の旅であればお土産を入れるスペースはある。荷物が多くない人であれば1週間以上の長旅でも耐えられそうだ。
またトライパック 45L の上部には小さいポケットが備えられているので、ここにカメラやスマートフォンなどを収納できる点も、実際に使用してみて便利だと感じた。
また側面の細長いポケットも何かと便利だった。今回はここにベルボンの一脚とソニーのアクションカムを入れているが、状況に応じて望遠レンズや折りたたみ傘なども収納可能。
またメインポケットにはスーツケースのように内側にチャックがない。これによって衣類やその他など、荷物を分けるために別売りのメッシュのケースを用意したい。
登山などで使うバックパックのように専用につくられているわけではないが、思っていたよりもクッションもあり背負いやすい。またサイズが大きいので、腰のちょっと下にバックパックの底がくるので、丁度そこも支点になり重みを感じにくい。
やはりチェストベルトは欲しいところ。これが有るのと無いのでは、長時間背負った際に大きく疲労感が変わってくる。アマゾンでも300円程度で売っているので、トライパック45L と併せて購入しておこう。
丁度紅葉がきれいな季節なので、裏磐梯(うらばんだい)に。これは猪苗代町付近から見た磐梯山で、紅葉はそれなり。
裏磐梯へと向かう道中。11月初旬は猪苗代町から裏磐梯の間くらいが丁度紅葉の見頃なようだ。
裏磐梯の方から桧原湖を抜けて、東鉢山七曲りという山形県との県境へ。
せっかくなのでバックパックを撮影。山間部ということもあり、モンベルっぽさが伝わる1枚に。
山を降りてきて、磐梯山の麓にある紅葉が有名だという神社へ。土津とかいて “はにづ” と読むそうだ。
戊辰戦争で焼かれる前は、日光東照宮並みに立派な社があったそうだ。
敷地内のもみじ。色づいていて綺麗だった。
丁度新そば祭りなるものが開催されていたので立ち寄ってみることに。猪苗代は蕎麦も結構有名らしい。ちなみにこちらは毎年11月の第一日曜日だけ開催されるそうだ。
新そばと、名前は忘れてしまったがけんちん汁のようなもの。新そばはかなりコシがあり美味しかった。ちなみに突き立ての餅とカボチャのプリン、お新香がついて1000円。どこだか忘れてしまったが、町会でやっているらしい。
帰りは結構な雨だったが、一応撥水性のある素材でできているのである程度の水は弾いてくれた。トライパック45L は大きいバックパックだけに、傘をさしていてもはみ出してしまう。なのでこういった撥水加工が施されているのは流石モンベルと言ったところ。
まとめ
今回は3泊4日という国内旅行だったが、使用感はとても満足のいくものだった。荷物を詰め込んでも破れず(アウトドアのキャリーは2回目でチャック部分が破けた)、耐久性、撥水性もあるので長く使えそうだ。
ただ側面にペットボトルを収納できるポケットがあると良いと感じた。次は1週間程度の海外旅行でも使ってみたい。トライパック45L 自体は 1.5kg とスーツケースと比べても軽量なので、より多くの荷物を持ち運べるはず。
モンベル トライパック 45L の機能面について詳しいレビューは『小旅行に最適！『モンベル トライパック 45L』レビュー。機内持ち込みギリギリサイズのバックパック』をどうぞ。
