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薄くて軽い!SIMフリーのモバイルルーター「Aterm MR04LN」レビュー。海外旅行でも便利かも

薄くて軽い!SIMフリーのモバイルルーター「Aterm MR04LN」レビュー。海外旅行でも便利かも

nec-aterm-mr04ln16先日アマゾンのタイムセールで安くなっていた NEC のモバイルルーター『Aterm MR04LN』を購入。デュアル SIM かつ SIMロックフリーの人気モバイルルーターだ。

MR04LN は現行機種ではないものの、ここ数ヶ月で一気に価格が下がり、1万円を切り始めたので買ってみた。SIMフリーのモバイルルーターはいくつか所持しているのが、これは使い勝手も良いのでレビューしておきたい。

 

万能型な Wi-Fiモバイルルーター「Aterm MR04LN」

nec-aterm-mr04ln4こちらがモバイルルーター「Aterm MR04LN」。NECプラットフォームズ株式会社が発売した、最大300Mbps の高速通信が可能が SIM フリーモバイルルーター。

「Aterm MR04LN」の主な仕様

  • サイズ:約63(W) x 111(D) x 11(H)mm
  • 重さ:約 111 g
  • ディスプレイ 2.4インチ(320 x 240)静電感応式LCDタッチパネル
  • バッテリー容量:2,300 mAh(取り外し可)
  • 連続通信時間:Wi-Fiテザリング時:約12時間、Bluetoothテザリング時:約24時間
  • 連続待受時間:休止状態時(リモート起動ON):約250時間、休止状態時:約1,000時間
  • SIMタイプ microSIM x 2(デュアルSIMスロット対応)
  • 対応ネットワーク周波数帯 4G:Band 1/3/8/11/17/18/19/21
  • 3G:800/850/900/1700/2100 MHz
  • 2G:850/900/1800/1900 MHz
  • その他 Wi-Fi IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0

 

「Aterm MR04LN」の特徴

  • デュアルSIM(micro SIM x 2枚)
  • SIM ロックフリー
  • 下り最大 300Mbps の LTE-Advanced に対応
  • 16台同時接続可能
  • 薄くて軽い
  • タッチパネル液晶搭載で操作しやすい
  • バッテリーが取り外せる

nec-aterm-mr04ln2僕が購入したのは OCN モバイル ONE の SIMがセットになったモデル。ときどきアマゾンのセールに登場するので見ておくと良いかも。

nec-aterm-mr04ln5付属品はこんな感じ。OCN モバイル ONE の SIM 付きモデルは、ホテルなどの固定回線と有線LANで接続できるクレードルも付いているのでかなりお得。

 
 

Wi-Fiモバイルルーター「Aterm MR04LN」の特徴と便利な点

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2つのキャリアでデータ通信網をカバーする「デュアル SIM スロット」

nec-aterm-mr04ln7「Aterm MR04LN」は、デュアル SIM スロットで micro SIM が 2枚挿さるというのが嬉しいところ。同時に2枚の SIM を利用することはできないものの、違うキャリアの SIM を挿しておけるというのは強い(例えば 1枚が KDDI、もう1枚は NTT など)。

国内はどのキャリアでも基本的に使えるので、国内だけで使う分にはデュアル SIM スロットのありがたみは感じにくいかもしれない。しかし海外に行くと場所によって各社の強い弱いがハッキリすることがある(ドイツは結構そうだった)。

僕はまだ国内でしか使っていないが、SIM ロックフリーでデュアル SIM スロットというのは、海外旅行に行く人にとっては重宝するだろう。

ちなみに僕は mineo の dプラン の SIM を挿している。価格は月々975円で 3GB 使える(余った分は翌月持ち越し)のでちょっとしたデータ通信に重宝する。速度は混雑時以外はそれなりに速い。

 

「Aterm MR04LN」のバッテリー持ちはイマイチ。でも薄くて軽いのが嬉しい

nec-aterm-mr04ln9「Aterm MR04LN」は、バッテリーは1日中持つというわけではない(公称で Wi-Fiテザリング時:12時間、Bluetooth時:24時間)が、その分軽くて薄い。

nec-aterm-mr04ln8(左から ZMI Battery Wi-Fi、Aterm MR04LN、WiMAX HWD15)
僕はこれまで『モバイルバッテリーにもモバイルルーターにもなる「ZMI Battery Wi-Fi MF855」』や『【WiMAX】契約1ヶ月レビュー。自宅のメイン回線としての使用感(通信編)』で紹介しているモバイルルーターをそれぞれ持ち歩いていたのだが、これらはバッテリー持ちが良い代わりに結構重く、ちょっと外出して使ったり手ぶらで持ち歩くのにはちょっとしんどかった。

nec-aterm-mr04ln10「Aterm MR04LN」の重さは 109g。サイズ感はちょうど名刺入れに近い感じなので、ポケットに忍ばせておいてもそれほど違和感を感じない。これはかなり嬉しい点。

nec-aterm-mr04ln6バッテリーの持ちはそこまで良くはないものの、以下のようにサードパーティから予備バッテリーとクレードルが販売されている。長時間使いたい人はこれを買って運用するのが良さそう。

 

タッチパネルで見やすく操作しやすい

nec-aterm-mr04ln13個人的に嬉しかったのがタッチパネル液晶ディスプレイを搭載している点。

僕が海外で使うモバイルバッテリーは上でもちょっと紹介した ZMI の Battery Wi-Fi。バッテリーが長時間持つので重宝するが、液晶ディスプレイを搭載していないので『ZMI の「Battery WiFi」はSIMフリーで海外旅行で大活躍。しかし注意点も』で紹介したように APN 設定で結構戸惑う。

「Aterm MR04LN」はタッチパネル搭載なので操作もラクだし、知りたい情報がひと目で見渡せるのは結構便利。

nec-aterm-mr04ln12APN の設定もこのようにタッチパネルで操作できるので、スマートフォンなどを介さず単体で完了する。ただちょっと打ちづらいが、まぁ頻繁に入力しないのであれば問題はない。

 
 

WiMAX との使い分けで運用しています

nec-aterm-mr04ln16こんな感じで NEC の人気モバイルルーター「Aterm MR04LN」を紹介してみた。僕は普段は WiMAX ルーターを使っているのだが、どうしても WiMAX の電波は建物内や地下では弱い。3日で 3GB 制限もあるので、そういった時に mineo の SIM を挿した「Aterm MR04LN」で通信網をカバーするという使い方をしている。

バッテリーの持ちが若干ネックだが、それでも薄くて軽いので『ガンゾの「SACCHETTO2ポーチ(L)」を買いました。ガジェットアクセサリ用小物入れとして使ってます』で紹介しているポーチに忍ばせて毎日持ち歩いている。アマゾンではたびたびセールをしており、1万円以下で買えるようになってきているので、そろそろ格安SIM(MVNO)を挿してモバイルルーターを運用したいという人にはオススメだ。