ただの日記 注:この記事はアフィリエイト広告を含みます

足踏みをしていた2022年の振り返り、30歳になる2023年にやりたいコト

足踏みをしていた2022年の振り返り、30歳になる2023年にやりたいコト

すでにいろいろなSNSでは投稿しているのだけど、大晦日から1月末までオーストラリアで過ごしている。こちらは夏で、強い日差しとからりとした気候。きれいなビーチを散歩したり、写真を撮ったりしながら毎日を過ごしている。

さて、ちょっと遅くなってしまったが、毎年恒例の昨年の振り返りと今年の抱負を綴っていこう。2015年に始めたブログもついには9年目、YouTubeも4年目を迎えた。21歳のときに思い立って開設したトバログだが、僕は今年で30歳。20代のほとんどを自己発信に費やしていることにになる。その間で会社員としても過ごしたが、25歳のときにフリーランスとして独立も果たした。

常に頭の片隅に「記事書かなきゃ、動画作らなきゃ」と休みのないプレッシャーがあるのは大変だけれど、好きなこと(自分のなかで抑えられないこと)なので、うまく付き合いながら20代を過ごせたと思う。というわけでさっそく2022年を振り返っていきたい。

記念すべき (3回目の) 初投稿。

2022年はどうだったのか?

  • ハーフデイパックを作った
  • 都心に引っ越した
  • 仕事と育児に追われる日々だった
  • 法人化した

ざっと大きな出来事を書き出すと、ざっとこんな感じ。濃いようで一瞬だったような20代最後の年だった。

iPadが持ち運べるボディバッグ『ハーフデイパック』を世に送り出した

コロナ禍前から制作していたハーフデイパックも、3年越しにやっと世に送り出すことができた。元々は「iPadだけ持って気軽にでかけたい、でもバックパックだと大きすぎるし、サコッシュだと薄すぎて不自然」という悩みから生まれたボディバッグだ。ブログ時代からの友人であるdripとのコラボアイテムだ(トバログが企画プロデュース、生産や販売はdripが行う)。

袋状のポケットと太めのショルダーで、iPadやコンデジといったガジェットを持ち運ぶのに適したサイズ感となった。最初はそんなに売れないニッチなアイテムだと思っていたが、意外とニーズがあったようで発売から即完売が続き、嬉しくも歯がゆい思いもした。現在はdripとも話し合い、受注販売という形で誰でも買えるようになり、内心ホッとしている。

ものすごく満足度の高いアイテムが作れたと思っているし、自信を持ってみんなにおすすめしたいバッグだ。

ハーフデイパック

都心に引っ越した

コロナ禍以降で海沿いの街に引っ越したのだけど、3DCGなどをはじめたこと、子どもが小さく都心への移動に時間がかかると妻に負担が大きくのしかかるという点から、思い切って都心に引っ越した。

主要な場所に30分以内にアクセスできる、近くに住んでいる友人に会える、大きな本屋があるなど、メリットは計り知れない。少し外に出かければ新しい出来事があるので、たくさん刺激を受けている。

ただやはり小さい子どもと過ごすにはなかなかハードだ(満員電車のベビーカー問題、公園以外で気軽に歩かせられない、ベッドタウンとくらべて子どもが少なく周りの目が厳しい、クルマ駐車場や維持費、保育園入れる?問題など)。子どもは診療や処方箋が無料な点など、福祉面でのサポートはありがたいが、落ち着いて育児をするのであればもう少し郊外でも良かったかも? とも感じる。

そもそも僕は引っ越しが好きで、年に1回は住む場所を変えたいタイプ。都心の暮らしはこの1年で十分に楽しんだので、もう少ししたらまた郊外に引っ越すと思う(そしてまた帰ってくるかも笑)。賃貸暮らしなので、そのメリットを存分に活かして柔軟に移動していきたいところ。

2022年は仕事と育児に追われる日々だった

2022年を思い返すと、仕事と育児に追われる日々を送っていた。YouTubeやブログなどの更新頻度は下がったが、その代わり育児や仕事に大きく時間を割いていたと思う。たくさん仕事をいただけるのはありがたいが、あまり自分のクリエイティブ活動の時間が割けなかった点は辛かった。

仕事の比重を増やした理由は「都心に引っ越したことで想定以上にコストが膨らんだ」「税金などの支払が大きく増えた」の2点が大きい。一昨年もそれなりに仕事をさせてもらって、その影響で昨年の納税額が大幅に膨らんだ。とくに予定納税(完全に忘れていた)や消費税の支払い、国民健康保険料もほぼ満額払っている。収入の増減の幅が広いフリーランスにとって、この仕組みはなかなかに厳しい。

お金の問題もあったが「自分の視野を広げるための楽しい仕事」をたくさんさせてもらえた点はありがたい。思い出に残っているものだと「WATCH OF THE WEEK 5年ぶりの再会。学生時代にひと目惚れをしたブラウンのAnalog Watch(BN0171)を手に入れるまで|HODINKEE」の執筆。自分の持ち物1つについて、色々な観点から深掘りするのは本当に楽しい。クリエイター冥利に尽きる。あとはトバログ指名でYouTubeのタイアップ動画をいくつもさせていただいた点は本当に嬉しい(とくにLGのスマートモニターのタイアップ制作は楽しかった)。また小学館のDIMEでは、トバログのデスク周りも記事にしてもらった(しかも巻頭!)。自分の好きなコト、得意な分野を活かしてもらえる仕事が多く、やはりこの点は嬉しいし、楽しい。

そして育児について。トバログの子どもは2021年に生まれたのだけど、正直なところ1年目よりも2年目のほうが大変だ。子どもが自分の意思を持って動くようになり、いやいやしては泣く、大人と一緒に遊ぶ(無限ループ)、体力があるので昼寝しないなど。あとは走り回って疲れないと寝ないので、午前と午後で日に2回公園に連れて行く(その間妻は家事をしてくれる)。

保育園に入れるにも在宅フリーランス + 専業主婦だとなかなか難しいし、額面の収入がそれなりに膨らんでしまったので保育料もかなり高い。両親も遠方に住んでいることから、昨年も一昨年と同様に二人で子育てをしていたが、子どもの成長によりなかなか二人だけでは時間も体力も難しい。

死ぬときになれば「あのとき一緒に過ごせたのは良かったな」と思えるかもしれないが、今この瞬間は戦いの日々で、どう切り抜けつつ作業もするか? が課題となっている。結論としては「家族の邪魔にならない時間に作業をする(早朝から家族が起きるまで、家族が寝てからの深夜帯)」がベストだ。

法人化した

色々な事情があり、11月に法人化をした。1つはお金の問題、もう1つが仕事のしやすさの面だ。

前述のとおり、個人としての収入が大きく膨らんでしまうと、それに比例して出ていくお金も増える。上記した税金などの支払い以外にも、たとえば子ども手当ての消滅や保険料、保育料の増加など、収入が増えることで減る手当ても多く、でもガジェットは仕事としても買いたいので、手元にほとんど貯金を残すことはできなかった。

なので法人化して会社と個人で財布を分けることで、(税金的にはあまり変わらないが)総合的には出ていくお金を減らせる、ガジェットも予算を組んで買えると考えた。これからインボイス制度も始まるし、個人事業主として活動するよりも、法人として活動したほうが仕事もしやすいというのも理由としてある。

――

という感じで2022年だった。

2023年はどうしていきたいのか?

  • 3DCGやVR、ARのコンテンツ作りをしていきたい
  • 私生活、自分の時間をもっと大切にする
  • 英語に力を入れる(オーストラリアに住む)

3DCGやVR、ARのコンテンツ作りをしていきたい

昨年は上記したとおり自分のクリエイティブな活動に時間を割けなかったため、今年こそは「やりたいことを優先してやる」を大事にしたい。今僕がクリエイターとしてやりたいのは、やはり「3DCGを用いた空間や場所を作る」こと。

ちょっと前にも「メタバース、はじめました。VRにハマった理由と今やっているコト」を書いたのだけど、これがクリエイターとしてはものすごく楽しい。Blenderというツールを使って組み上げているときはレゴブロックで遊んでいるかのような感覚で、実際に作った空間に誰かが遊びに来てくれる点は、ブログやYouTubeでコンテンツをアップロードしている感覚に近い。

昨年もいくつかBlenderで空間を作っていたが、画像としてレンダリングするだけで満足してしまった。今年は月1くらいのペースで、そういった場所づくりをしていきたいと思う。脳内にいくつかアイデアはあるので、あとは形にしていくだけだろう。

昨年までは一人で作ることも多かった空間づくりだが、2023年は誰かとこうした場所づくりをしていきたいと思っている。例えば今はアーティストの Kei Meguro(@keimeguro)さんのギャラリーをVRで構築中。こうした誰かのために作る空間、誰かと一緒に作る空間作りも楽しめたら良いなと思っている。この辺はたくさんアイデアがあるので実現できたら嬉しいなあ。

英語に力を入れる(オーストラリアに住みたい)

VLOGもすでにアップロードしているとおり、今はオーストラリアのサンシャインコーストという場所にいる。日本ではほぼ知られていない場所だと思うが、海や空の色が素晴らしくきれいで、気候も穏やかで過ごしやすい。また性格的にもかなりフィーリングが合うようで、これまで1ヶ月以上滞在した感じだとまったくストレスがなかった。

そろそろ都心からどこかに引っ越したい……と考えていたタイミングだったので、もしかしたらオーストラリアもアリかもなと思っている。とくに3DCGの空間づくりを軸にしていくとなると、英語ができたほうが絶対的に良いし、誘惑の少ない街で集中して作業することも大切だ。その点から考えると、サンシャインコーストは最高な場所かもしれない。

とはいえオーストラリアへの移住はビザや職問題もけっこうある。人気のワーキングホリデービザは30歳までに申請が必要で、かつ家族は連れていけない。となるとどこかオーストラリア国内で就労するか、学生になるか、または著名アーティストになる必要があり、ハードルはかなり高い。

現状、僕は英語がそこまでできるわけではなく、ある程度の日常会話であればなんとかなるレベル。まずはIELTSなどで自分のレベルを可視化しつつ、チャンスがあればすぐに動ける体勢を取っておきたい。

まとめ

とまあこんな感じで2022年の振り返りと2023年の抱負について綴ってみた。2022年は仕事や育児が充実していたが、余白時間が少なく、クリエイティブな活動はほぼできない1年だった。個人的に「仕事の満足感」と「クリエイティブ活動の満足感」、「家族と過ごす時間の満足感」の3つが良いバランスで回っていることが、結果的に人生が最高! と思えるタイプ。ブログやYouTubeの活動も行いつつ、2023年はこの辺を考えて動きたい。

↓DIMEのトバログデスク、ぜひ読んでほしい。