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メタバース、はじめました。VRにハマった理由と今やっているコト

メタバース、はじめました。VRにハマった理由と今やっているコト

ガジェ獣 Advent Calendar 2021』のお誘いを受けたので、せっかくだから今年一番ハマったコトについて書いておこう。

2021年、自分のなかでもっともハマったのは『メタバース(というよりVR空間)』だった。メタバースはインターネット初期の再来、スマホが登場したときのような感動など、さまざまな文脈で語られるが、どちらかというと僕は「ここでなにか表現したい」というモチベーションが高い。

YouTubeでは度々話してはいるが、ブログには書いたことがないので、今回は「なんでハマったの?」「何がしたいの?」について書いておこう。

メタバースって?

メタバース?の一部サービスである VR Chatのワールド

メタバースというと、もしかしたら仮想通貨やNFTといった技術を用いることを前提としたプラットフォームの概念だと思われるかもしれない。ただし実際のところはそれらとはほぼ関係ない(将来的に交わる可能性はあれど)。

Wikipediaによると「メタバース (: Metaverse) は、コンピュータコンピュータネットワークの中に構築された現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスのことを指す[1]。」とのこと。なので僕はデジタル上に構築された3DCG空間という認識だ。

ただし「メタバースとはなにか? 」という話題はセンシティブなため(既存ユーザーとビジネスで利権を得たい人たちが衝突している)、この記事ではメタバースとは言わずに、VRゴーグルなどを被って楽しむ「VR空間」を主軸に話を進めていこう。

なぜメタバースにハマったの?

日産が制作したVR Chat内のバーチャルショールーム『NISSAN CROSSING』

僕がVRにハマったのは本当にここ最近で、ネタフルのコグレさんに誘ってもらいMetaのHorizon Workrooms や VR Chatのイベントに参加したから。Oculus Quest 2 は以前から所有していたが、ゲームをちょっとやる程度でハマらなかった。だけど初めての VR Chat をプレイした際に、VRで活動している人の話を聞いたり、クールなワールドに触れたことで一気にハマっていった。

一番の感動はやはり没入感。テキストやビデオ通話など、2次元的な従来のオンラインコミュニケーションとは異なり、VRはオンラインに自分がダイブしている感覚。視覚と聴覚が完全にジャックされた状態でVR空間の中を自由に動き回ることができるため、没入感が段違いという点に感動する。また空間オーディオのような技術を用いているため、デジタルながら「話している人や周りにいる人との距離感」「後ろのグループが話している話題がかすかに聞こえる」など、空間としてもすごくリアルだ。

最初は「アバターと話して没入感あるのか? 」と疑問に思ったが、たとえばトイ・ストーリーや鬼滅の刃など、人が作った作品に感情移入できるのと同じで、VR空間とアバターでも自然なコミュニケーションが取れる。

バーチャルマーケット2021の実寸サイズの秋葉原

そしてもう一つのハマった理由が「VR空間でできることの自由度」。VR Chat をプレイしてみると、僕が将来的に『VRでこういうのができたらいいな』『3Dで再現できたら楽しいだろうな』がすでに実現可能な世界だったことに驚いた。たとえばVR空間で本を立ち読みできたり(手に取ってページをめくる)、個展を催す人がいたり、自国のコンビニを詳細に模写したワールドを作る人がいたり。

僕がもっとも可能性を感じたワールド「1%の仮想」展は、リアル空間ではありえないような作品が置かれており、面白くて何度も足を運んでいる。制作者のブログでは、どんな思いを持って作り上げていったかが綴られている。

こちらはロシアのアパートを再現したワールド。光の当たり具合や公園の雰囲気など、(その場所に訪れたことはないものの)かなりリアルな印象だ。公開されているワールドでは、ロシア人を中心にコンビニ前でたむろしているところを目撃できる。

具体的にトバログはVR空間で何がやりたいの?

  • 自分の部屋をVR上で再現したい(実寸サイズのワールド)
  • そしてたくさんの人に遊びに来てほしい
  • 自分のなかにあるアイデアを3DCGで実現したい

初めて VR を体験すると、人によってそれぞれ VR でやりたいことが異なるらしい。たとえば「アバターを作りたい」「コミュニケーションを楽しみたい」「イベントを企画したい」など。僕の場合は「ワールドを作りたい」が原動力だった。

また着手してから2ヶ月程度だが、今は自分の部屋を実寸台のワールドを作ろうと試行錯誤している(ビジネス用語でデジタルツインと言うそうだ)。今まではブログ記事やYouTubeなどでルームツアーを行なっていたが、ワールドにすれば「自分のペースで見たい場所を好きなように散策できる」ようになる。実際にモノを手に取ってじっくり見たり、何ならトバログの部屋で Vtuber が動画を撮ったりするかもしれない。

現状はまだスキルを習得するので精一杯だが、仮にトバログワールドが構築できたら、次はもう少し別な方向のアプローチも考えている。自分が面白いと思うモノ、場所をVR空間で構築して、ぜひみんなに遊びにきて欲しい。

一応言っておきたい

ちょうどバズる1ヶ月前くらいにはじめた

一応言っておくと、トバログはいわゆる「メタバースで一発当てて金持ちになるぜ! 」みたいな気持ちはとくになく、ただ僕がブログを始めたときと同じように「なんかこういうの頭に浮かんだから作りたい」という衝動で、0からそれを構築している感じだ。

もしかしたら将来的にはそれが仕事になる可能性も否定できないし、実際それで仕事になっている人も見かけるが、現時点で僕は完全に趣味として楽しんでいる。あと世間がメタバースと騒ぐちょっと前から始めたので、その波よりもちょっと手前で始めたよってところだけ主張しておきたい(笑)

そのためにどうやってる?

Blenderで作った自分の部屋。写真のようだが1から自分で作っている
メッシュと呼ばれるポリゴンの集合体で構築している

具体的にどうやっているかというと、今はBlenderという3DCGをモデリングする無料ソフトを使って、四角形や円柱を組みあわせて、実寸台の部屋をモデリングしている。そして構築した部屋を3Dデータ(FBX)に書き出し、それを無料で使える個人プランの Unity に持ってきて、あれこれ設定したうえで無料で楽しめる VR Chat に持っていくという流れ。

現状はまだBlenderであれこれしている段階で、ほとんど Unity は触れていない(ちょっと触ってみたくらい)。実際にやってみると「こういう機能つけたい」「こういうの面白そう」とやりたいことが増えすぎて完成しなさそうだが、年内リリース目標で作っているので、まずはシンプルな現状のワールドを VR Chat にアップロードするかもしれない。

Unityにテストでアップロードしたトバログワールド。これからマテリアルやベイクをして作っていく予定

「3DCGをモデリングしてゲームエンジンに乗っけてアップロード」というと、新しいスキルやツールが必要となるので一見するとハードルは高そう。だけど実際に使っているモノはほぼ無料で使えるし、教材もYouTubeで公開されているチュートリアルをやったのと、参考書を一冊買っただけ。気合いさえあればほとんどお金が掛からないのが魅力的だ。

ただしトバログの場合はフォトグラメトリという技術(複数枚の写真から得られる差異から3Dデータを作る技術)も使いたいため『3DF Zephyr』の買い切り版($199)を買っているし、ラクをするためのアセットやアドオンなんかにも手を出した。なんなら 3DCG をやるために100万円で PC を組んだり、20万円近い LiDARセンサーを搭載する iPhone に買い替えたりと、間接的な出費はあることだけは追記しておこう。

今後はどう活動していきたい?

これまでトバログはブログやYouTubeなど、さまざまな媒体で「自分がやりたい表現」をしてきた。何が軸か? と問われると難しいのだけど、なんとなく自分の中に「これってトバログっぽいよね」という感性があり、それを具現化していくイメージ。基本的に僕はコミュニケーションするよりも何か手を動かして作っていたいタイプなので、今度は僕が理想とする部屋だったり空間みたいなモノをワールドとして展開したいと考えている。

とりあえず直近では年内にワールドをアップロードする予定なので、そこでオフ会的なのをする予定。完成したらみなさん遊びにきてください。Twitterで告知します。

↓とりあえずVRしたいならOculus Quest 2がおすすめ。Blenderをするならこの本が良い。