USB Type-C 対応、薄型モバイルバッテリー「小米 Mi Power Bank Pro」レビュー

先日から来ている台湾旅行で小米の薄型モバイルバッテリー『Mi Power Bank Pro（小米行動電源高配版）』を購入。昨年も小米のモバイルバッテリーを購入したのだが、今回購入したモデルは USB Type-C に対応しているので改めて買ってみた。

薄くて質感も良いので個人的には気に入っているが、USB Type-C 端子から出力できないなど注意点もあったのでレビューしておきたい。

Contents

1. 薄いのに10000mAhハイパワーなモバイルバッテリー
2. Mi Power Bank Pro を実際に使ってみた。感想や注意点など
- 2.1. 但し USB Type-C ケーブルでスマホへの充電は不可
3. まとめ

薄いのに10000mAhハイパワーなモバイルバッテリー

こちらが僕が購入した『Mi Power Bank Pro（小米行動電源高配版）』。価格は795元で日本円で約2,500円くらい。

以前購入した小米のモバイルバッテリーが名刺入れサイズでぼってりとしたものだったのに対し、Mi Power Bank Pro は面積は大きいがスーツの内ポケットに忍ばせても違和感がないくらい薄くなっている。

特徴としては

10000mAhと大容量だが薄型でポケットなどに忍ばせられる
全体がアルミニウムで覆われているため質感が非常に高い
12インチ MacBook の充電器（USB Type-C）で充電可能
価格が3,000円程度と安価

といったところ。ちなみに若干割高ながら国内のアマゾンでも購入できる。まぁ台湾で買うのと500円くらいの違い。

Xiaomi 2016年新品　10000mAh 高配版　急速充電モバイルバッテリー　USB Type-cインタフェース

こんな箱に入っている。ちなみに『小米「Mi Power Bank」レビュー。刻印もできる名刺サイズの10000mAhモバイルバッテリー』で紹介しているバッテリーも台北小米之家で購入。小米製品は、パッケージ自体は決して高級感のあるものではないが、清潔感があって結構良い。

こちらが Mi Power Bank Pro。マットな質感で MacBook のスペースグレーに近い色合い。どこか高級感を感じる風合いとなっている。

インターフェイスはこんな感じ。左から電源ボタン、4つの小さい点はバッテリー残量のランプ、充電用の USB Type-C 端子（入力専用）、出力用の USB Type-A 端子。

このサイズでバッテリーは 10000mAh。薄さは 12.5mm、重量は 221g だった。

Mi Power Bank Pro を実際に使ってみた。感想や注意点など

iPhone 7 Plus のと比較した際のサイズ感はこんな感じ。Mi Power Bank Pro がちょっと小さめ。ちなみに iPhone のカラーはブラックなので筐体の色のトーンは違う印象。

薄さはさすがに iPhone に軍配が上がる。

iPhone などのスマートフォンを充電するのは USB Type-A 端子（いわゆる普通の USB）から。iPhone 7 Plus なら 2~3回程度は充電できるイメージ。

Mi Power Bank Pro は「ちょっと手ぶらででかけるけどバッテリーは持っておきたい」なんていう日にも、スマホなどいつも持ち歩くものと一緒にポケットに突っ込めるくらいの薄さだと思う。ケーブルも別途持ち歩く必要はあるけど。

但し USB Type-C ケーブルでスマホへの充電は不可

Mi Power Bank Pro の出力は USB Type-A 端子からのみ。なので USB Type-C ケーブルで別の端末には充電できない。当初僕はこれを期待していただけに残念だった。

公式サイトを見ても「micro USB ケーブルに Type-C のアダプタ噛ませて使ってね」と書いてある。

USB Type-C charging
The micro USB cable comes with a Type-C adapter for a wide range of charging options that support phones, tablets, notebooks, and more. Simply pair with your own cable to charge iOS devices.

引用元：Xiaomi

なので MacBook を『【MacBook】充電用のUSB Type-C ケーブルは結局のところ純正が一番安上がりという話』で紹介している USB Type-C ケーブルで充電しようとすると MacBook から Mi Power Bank Pro に充電される流れとなってしまう。個人的には出力用の USB Type-C 端子も搭載してほしいと強く感じる。