『3DS LL サイズの Windows端末「GPD WIN」がブロガーにとっても便利そうなので紹介』などで紹介している GPD WIN の販売元である GPD Game Consolesが1月6日、公式の Facebook ページにて後継モデルを発表するとアナウンスした。端末の詳細の多くはベールに包まれたままだが、現時点で分かっていることを書いておきたい。
追記:別途情報があるとのことで、現在 GPD 社に問い合わせ中です。
GPD が「GPD WIN」の新モデル「Pocket」発表。7型液晶搭載でキーボードが大きくなる
初売りセールも一段落し、落ち着いた日常を取り戻した2017年1月6日、Facebook の GPD WIN ページにて「新製品ローンチするよ〜」との投稿が。
内容を要約すると
“変態端末が大好きな一部のオタクのために今年の後半くらいに新しい製品出すことにしたよ。7インチの液晶ディスプレイとちょっと GPD WIN よりも大きいキーボードを搭載する予定。GPD WIN よりちょっとデカくなるけどポケットに入るサイズにするんだ。だからとりあえず名前は「Pocket」。
スペックは
- CPU:8700(Atom x7)
- RAM:4GB
- ROM:128GB
- ディスプレイ 7インチ IPS液晶(Gorilla glass 3)
- バッテリー容量:7000mAh
ってところ。詳しくはまたのちほど〜。
といったところ。
昨年発売した GPD WIN はゲーマー向けに作られたゲーム用の Windows 端末だった。そのためキーボード面は結構小さく、ゲーム内のチャットなどでテキストが打てるかなといった用途に使うことを想定したくらいの簡素なもの。ブログ執筆だったりテキストメインな使い方は結構厳しい印象があった。
「Pocket」は GPD WIN と同様にパームトップ(記事内ではハンドヘルドPCと表現)だが、よりラップトップPC のような使い方ができると予想できる。
画像はコンセプト段階のものだが、特筆すべき点はやはりゲーム用のコントローラー的なスティックやボタンがなくなり前面キーボードとなっているところ。またポインティングデバイスも(おそらく光学式だが)トラッポイントになっているところだ。キー配列がちょっと気になるところだが、慣れたらブログを書くのにも便利に使えそう。
また GPD WIN ではディスプレイの裏側に備わっていた端子類が、筐体の側面にあることが確認できる。インターフェイスを見るかぎりでは
- USB Type-A ポート
- mini HDMI ポート
- USB Type-C ポート
- イヤホンジャック
が備わるようだ。筐体サイズは7インチディスプレイ搭載とのこと。サイズは当然 GPD WIN よりも大きくなるが、Nexus 7 程度のサイズ感だと予想。ディスプレイは 4 : 3 のような形状をしているので一概には言えないが、それ以上のサイズをポケットに収納するのは難しい。
今回の公式アナウンスには重さについての記述はなかった。ただ VAIO Type P の重さが600g程度だったので、Pocket には 500g 程度を希望。GPD WIN が350g 程度なので不可能ではなさそうだ。
早く欲しいぞポケットサイズの PC「Pocket」
最近はタブレットタイプの Windows 端末が多く市場に出回っているが、こういったタイプの PC はネットブックブームの終焉以来ほとんど見かけなかった(少なくとも国内で話題になるほど)。そんな中で突如「GPD WIN」が登場し、震え立つガジェット好きも多かったはず。
「Pocket」は、GPD WIN を買ったけど別にゲームはしない人の声を巻き上げた製品となると思うので、僕は絶対買います。