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漢字?ひらがな?あいまいな文章表現をなくす『記者ハンドブック』のすすめ

漢字?ひらがな?あいまいな文章表現をなくす『記者ハンドブック』のすすめ


ブロガーだけど、プロの記者やライターみたいに分かりやすい記事が書きたい。

共同通信社が出版している『記者ハンドブック』は、新聞記者やプロのライターが正しい文章を書くためのルールブック。これって漢字だっけ? この記号ってどう使い分けるんだっけ? といった、物書きならではの悩みを解決する辞書のようなものだ。

トバログは個人ブログではあるが、第三者に読んでもらうために分かりやすい文章で表現したいと思っている。そのためには、この記者ハンドブックは手放せない存在だ。ライターやブロガーなど物書きにおすすめなので、記事として紹介しよう。

 

 

これって漢字? それともひらがな? 曖昧(あいまい)な文章が無くなる記者のルールブック


こちらが『記者ハンドブック 第13版 新聞用字用語集』。送り仮名の付け方や漢字とひらがなの使い分け、記号の使い方など、単語レベルでの「(文章として)正しい日本語」がひと目で分かる辞書だ。共同通信社が出版しており、1956年の初版から60年以上の歴史を持っている。

現在は第13版まで増版となっており、過去60年間の歴戦の記者たちが、汗水たらして悩んだ文言や表現に対して「これはこの表現で統一しましょう」というのが、ほぼ載っている。

なので僕らがブログや他媒体でライティングをするときには、少なくともこれ一冊が手元にあれば曖昧なまま文章を書き進めるのではなく、分かりやすい文章で記事を書くことができるという素晴らしいアイテムだ。

 

 

こんな表現で迷ったら


「具体的にどんなことが載っているの? 」というと、このように辞書のようなスタイルとなっている。五十音順で迷った表現を検索できるほか、句読点や記号の使い分けについても書かれている。

 

【例】

  • 「○○かも知れませんね。」と「○○かもしれませんね。」→○○かもしれませんね。
  • 「拡がる」「広がる」→「広がる」で統一する
  • 「こんばんは」「こんばんわ」「今晩は」→こんばんは
  • 「たとえば」「例えば」 →例えば
  • 「?」「!」の後には句読点の代わりにスペースを。ただし文中であれば必要なし
  • 英単語の語尾で「ley」は「リー」と書き「ry」は「リ」と表現する
  • 10000→1万(「万」以上の単位には「万」「億」「兆」などの単位語を用いる)

 

「この単語どう書くんだっけ?」という悩みが解決する

 

基本を知ったうえでアレンジする


もちろん記者ハンドブックに載っている文章の書き方は、これまで抽象的だった表現を統一してまとめたもの。新聞記者やライター、編集者、広報担当社などはこの通り書いた方が良いのだけれど、ブロガーは必ずしもそうじゃなくて良いと思っている

例えば Wired(https://wired.jp/)なんかだと、「V」と「B」の表記をそれぞれ「ヴァ」や「バ」で使い分けをしているが、記者ハンドブック的にはどちらも「バ」だ。これは媒体の個性で、記事を読んだだけでも「あ、Wired だ」と分かる。

トバログでもこのようにトバログ特有の表現を用いていて、「もの」や「こと」を「モノ」や「コト」として表現しているし、文章全体のバランスをみて「たとえば」や「例えば」を使い分けたりしている。記号についても、名詞やリンクならば “『』” を優先的に使うし、カッコで囲いたい文章の中にすでにカッコが使われている場合は “「『』」” という優先順位で表記する。

トバログでは英単語を用いる場合は前後に半角スペースを空けることが多い。これは記者ハンドブックには載っていないけれど、個人的にはその方が見やすいと感じているから。

ライターの場合は媒体によって記事にバラつきが生じないよう正しい表現で書く必要はあるが、ブロガーは文体や文章自体が味となる。極端に言えば「 ⊇ ω ナょ 文τ″も全然 ぉ っ レナ ─ 」となる。

それがあえてアレンジしているのか、そうでないのかで大きく意味合いが変わってくるので、こうした際にも記者ハンドブックが手元にあると便利なはずだ。

 

まとめ


こんな感じで『記者ハンドブック 第13版 新聞用字用語集』を紹介してみた。文章や会話の表現は自由だし、ある程度適当でも問題ないのだけれど、(ライターであれブロガーであれ広報担当であれ)物書きとして飯を食っていくのならば、持っていて損はしないアイテムの一つだ

数字のようにロジックだけでは表現できない世界だからこそ、記者ハンドブックのようなルールブックがあるというのは心強く、これに沿って文章を組み立てればまず間違いない。

正直なところ僕もまだまだ文章は下手くそだけど、同じように文章で悩む人は少なくないと思い、今回記事として紹介した。参考になれば幸いだ。