GoogleDrive の 1TB を契約したけど 外付けHDDを買い直した。理由はまぁ色々あるけれど、目的は同じでもクラウドドライブはローカルドライブの代わりにはならなかった。その理由を書くので「これから GoogleDrive 一本で運用していくぜひゃっほい!」な人に読んでほしい。
GoogleDrive が外付けHDDの代わりにならなかった理由
- サーバー保存してあるため動画にラグがあったり限られた場所でしか使えない。
- この画像を引っ張ってきて加工してにワンテンポ動作が加わる。
- まとめて大量の写真をアップすると数倍の時間がかかる。
- PDFファイルを250MBまでしかオンライン上で開けない。
そもそも GoogleDrive の 1TBプランに契約した理由は、耐衝撃ポータブルHDDが突如動かなくなってしまったからだ。物理的に壊れてしまうと中のデータは当然お釈迦だし、そもそも僕は面倒くさがりで一箇所にしかデータを保存していなかった。これからはクラウドドライブの時代だ!と早速普段よく利用している GoogleDrive の有料プランに契約することにした。
GoogleDrive のメリット
GoogleDrive のメリットとしては、googleがヘマしない限りデータが消えないということ。あとはスマートフォンとかタブレット、学校のPC等複数端末からでも容易にアクセスできること。画像をインデックスしてくれていつでもスマートフォンの画像フォルダのように画像の波をサーフィンできることだ。これはこれで割り切るととてつもなく便利で、まるで不死鳥のように頼れる HDD だ。
GoogleDrive のデメリット
しかし、上記したようにデメリットも多い。まずサーバーに保存してあるため、自分で撮った動画にしても再生する度にお金がかかる(使い放題だとしても実際は回線に対してお金を払っている)。自宅での Wifi ならまだ良いが、スマートフォンからのテザリングとなると、7GB制限のせいで毎回のデータのやり取りにヒヤヒヤする。
さらには画像の編集も一々インターネット上からダウンロードしてからが本番。これが結構煩わしい。さっき書いたけど僕は面倒くさがりなので、写真のアップも撮り貯めて一気に大量にアップする。回線状況にも依るが、ヘタするとアップロードに一晩かかる。これが USB 3.0 対応の外付けHDD であれば30分もあれば移行が完了する。
また、HDDの利用目的として上位である雑誌や本の保存。これは気軽にクラウドの雑誌や本をスマートフォンやタブレットから閲覧できるかと思ったのだが、目論見が外れた。スマートフォンやタブレットはおろか、PCからでも 250MB を超えるファイルはダウンロードしてからでないと読めない。結果として”クラウド図書館計画”は失敗に終わった。
まとめ
結論としては外付けHDDと全く同じように運用するのは無理。ファイルや用途によって使い分けるのがベストだが、なんでもかんでも一箇所にまとめておきたい僕にとっては難しい。ただ、写真を保存して色々な端末から閲覧するのは楽だ。
写真はモバイルから低画質で最低限アップしつつ、動画や自炊してある本や雑誌なんかは HDD に保存することにした。なので当分 GoogleDrive の契約を 月$9.99 の1TB から 月$1.99 の 100GBに減らして、外付けHDDと併用させるという手法をとろうと思う。クラウドストレージの値崩れは結構激しいから、100GB 以上の容量が必要になる頃には現在の 1TB の価格で使えるようになっているだろう。
[amazonjs asin=”B006BJFTU0″ locale=”JP” title=”BUFFALO USB3.0用 耐衝撃 ポータブルハードディスク 1TB HD-PNT1.0U3-BSJ”] 僕が買ったのはこのタイプ。バッファローのHDDは高校時代から使っているが物持ちが良い気がする。ポータブルを購入するのであればやはり耐衝撃のものを購入したい。 [amazonjs asin=”B005MNGQ6C” locale=”JP” title=”Transcend USB3.0/2.0 2.5インチ ポータブルHDD 耐衝撃 M3シリーズ 1TB 3年保証 TS1TSJ25M3″]