機能性とデザイン性が同居するミニマルなLEDデスクライト。
感染症が流行する前とは大きくライフスタイルが変わり、カフェやコワーキングスペースではなく、自宅の仕事部屋に1日中篭って作業することが多くなった。僕は元々自宅の作業環境も整えているつもりだったが、これを機に長時間の作業でも快適になるように色々と買い集めている。
そんななか、プロジェクターやディスプレイを展開する台湾の大手メーカー『BenQ(ベンキュー)』の担当者さんから「トバログさんのブログの雰囲気に合うデスクライトを発売しました! 良かったら使ってみませんか? 」と連絡をいただいた。
僕の部屋は天井やデスクライトに暖色寄りの照明を使っており、部屋の雰囲気は良いもののディスプレイとの相性が悪い。日が暮れてからも青白いディスプレイと睨めっこを続けるのは辛いと感じていたタイミングだったのでお借りすることに。
実際に送ってもらって2週間ほど使っていると、想像以上に見た目や質感が好みで、さらに眼精疲労を緩和すると謳うだけあり、機能も「デスクライトって重要なんだな」と感じさせてくれた。ブログでも簡単に紹介しておこう。
このアイテムのココが良い!>
- 自動調光モード搭載で考えずに最適化できる
- 白を基調とした高級感のある質感とデザイン
- 紙作業とPC作業でさらにモードを調整できる
このアイテムのココが残念!>
- 2万4,800円と勇気の要る価格帯
- クランプパーツは別売り
- 角度調整の際タッチセンサーに触れてしまい消灯することがある
ミニマルなLEDデスクライト『WiT Eye-care(ウイッツ アイケア)』
こちらが BenQ のデスクライト『WiT Eye-care(ウイッツ アイケア)』。”アイケア” を冠するとおり、眼精疲労を緩和するためのLEDデスクライトだ。
マットホワイトを基調としたスタイリッシュなカラーリングとアルミニウムの素材感、そしてデスクを広く照らすための曲線デザインが特徴的。もちろんそれだけではなく機能性も充実しており、室内の環境に合わせて明るさや色温度を調整する「スマート調光機能」や、デジタルやアナログなど作業シーンに合わせて使い分けるモードが備わっている。一口にデスクライトといっても、眼精疲労を極力減らすための工夫が施されている。
価格は 2万4,800円 とちょっと高めではあるが、まあデスクライトなんて10年くらいは使うだろうし、これで作業中に目が疲れにくくなるのならば “アリ” かもしれない。もう少し詳しく紹介していこう。
ホワイトを基調としたマットなカラー、そして曲線美を感じるデザイン
個人的に気に入ったのがこのデザイン。白とグレーを基調としたカラーリングがシンプルで、僕の部屋に調和する。素材もアルミニウム合金にホワイトのマット塗装で仕上げているため、価格以上に高級感がある点も嬉しい。
「眼精疲労を緩和するデスクライト」と聞くと「機能性は良くてもデザインやカラーが……」と躊躇することも多かったのだけれど、WiT はまるでデンマークやドイツの高級家電のように洗練されており、部屋に置きたいと感じさせてくれた。
なおスタンド部分は置き型でかなり重みがあるが、別売りのクランプパーツを購入すれば省スペースでも運用できる。ただし僕はクランプ派なので、できれば同梱してほしかったところ。
見た目は華奢でも角度調整は自由自在
このデスクライト、一見すると華奢だけれど、意外にも重厚感があり、狙った箇所にぴたりと止まってくれる。安物のライトだと関節の操作感が悪いことが多いのだけど、WiT は関節部分や特許取得済のボールジョイントを採用し、角度や高さ調整の自由度が高い。
基本的には別の作業に集中しながら調整するところなので、煩わしさがない点が嬉しかった。
デスクライトとしての機能性
- スマート調光機能で部屋の明るさに最適化
- より広範囲を照らす
- 読書やデジタルなどシーンによってモードを切り替えられる
部屋の調和が美しく外観の話ばかりをしてしまったが、このデスクライトの真髄は眼精疲労の緩和に特化した機能性にある。僕はアイケアや調光の分野に疎いため素人視点での感想だが、たしかにデスクライトを変えただけで眼精疲労は多少緩和された気がした。
スマート調光機能で部屋の明るさに最適化
個人的に嬉しいと感じたのがスマート調光機能。デスクライトに照度センサーが内蔵されていて、部屋の環境に応じて最適な色温度や明るさに調整してくれるところが楽ちんだ。
そのため日が傾いてきた夕暮れの時間から、夜間の作業まで「まぶしすぎる! 」とか「ちょっと暗い」ということがなく、かなり自然に照らしてくれる。マニュアルで操作することもできるが、逐一明るさを調整するのは面倒なので、自動でおこなってくれる点は考えなくて済むため良い。
PC作業と紙作業のモード切り替え
WiT の場合、上記したスマート調光機能には「読書モード」と「デジタル読書モード」なるモード選択が行えるようになっている。単純に明るさや色温度を部屋に最適化するだけでなく、目線が集中する対象(ディスプレイなのか紙なのか)で色温度をさらに調整するモードだ。
その際は金属のリングに2秒間触れることでモード選択をする。僕も作業によっては PC だけでなく紙でラフを描くこともあるので、このモードの使い分けは面白い。
ただし角度調整の際に誤って触れてしまうと消灯して集中力が散ってしまうため、それは注意が必要だ。
曲線を描くLEDライトでより広範囲を均一に照らす
WiT のLED部分は曲線を描いており、それにより従来のデスクライトよりも広範囲をまんべんなく照らすことができるそうだ。照明範囲は約90cmと広いため大きなディスプレイでPC作業をする人や、資料や教科書を広げて作業する人にとっては嬉しい。
まとめ
こんな感じで BenQ のLEDデスクライト『WiT Eye-care(ウイッツ アイケア)』を紹介してみた。導入するまではデスクライトなんてなんでも良いと思っていたのだが、こうして実際に試してみると眼精疲労に大きく影響するのだと感じた。
一番は適度に休憩し目を休ませることが大事だけれど、目を使っている間もできるだけ疲労感を減らすのも重要だと改めて感じた。もしこの記事を読んで気になった人がいたら、ぜひ購入を検討してみてほしい。