ついに雑誌付録として『Incase(インケース)』のPCケースが付属する時代に。
先日発売となり、その付録が話題となっている宝島社のメンズ向け雑誌『MonoMax(モノマックス)』9月号。13インチのPCも入ると話題になっていたので購入したところ、なんと15インチの MacBook Pro も収納できた。
あまり雑誌付録のレビューはしていないトバログではあるが、過去にもいくつか Incase の製品を使っている一ファンとしてレビューしておきたい。
MonoMax(モノマックス) 2019年 9月号の特別付録『Incase(インケース)』のPCケースレビュー
こちらが今回レビューする、MonoMax(モノマックス)の特別付録である『Incase(インケース)』の PCケース(公式では万能ケースと称している)。
A4サイズの書類やPCケースに、メッシュポケットが備わっているケースだ。雑誌の付録とはいえ、右上の Incase のロゴや黒一色のケースの雰囲気がたまらない。
付録付きで価格は980円(税別)。8月9日に発売となりウェブ上のガジェット好きの間ではちょっとした話題になっている。それではレビューしていこう。
【Incase とは】
Incase はラップトップケースやカメラバッグなどを手がける米国メーカー。シンプルで機能性を追求したバックパックやオーガナイザーなどを多く手がけている。アップルストアでも取り扱いがあり、iPhone や MacBook 向けのプロダクトを手掛けているということもあり、多くのガジェット好きが選ぶ人気のメーカーだ。
折り目やベルトはややチープ感あり。Incase PCケースの外観レビュー
本誌はそっちのけで、まずは付録を開封。雑誌に収まるようにダンボールに詰め込まれていて、本誌よりも大きな付録は2つ折りに収納されていた。
使い始めはやや折り目が目立つと思うが、しばらく使っていれば慣れてくるだろう。全体的に完成度は高いが、糊のような汚れや糸のほつれが気になる箇所もあり、細部の作りはけっこう荒い。
Incase のロゴがしっかりと入っている。素材としてはパリッとした感じ。
持ち手の部分のベルトもややチープさがあるので、バックパックなどのインナーケースとして使う人はカッターで切ってしまっても良いかも。
まあ普段から1万円前後の Incase 製品と比較してしまっているが、あくまでこれは1,000円の雑誌付録。それにしては高いクオリティで驚く。学生時代は高くて買えなかった Incase の PCケースが1,000円と考えると、これは泣いて喜ぶレベル。
付録でこれはすごい! 豊富に備わったポケット
- 13インチ級のPCも入るスリーブ(MacBook Pro なら15インチも入る)
- メッシュポケット x 1
- 小ポケット x 3
- 大ポケット x 1
- ペンケース x 2
雑誌付録にも関わらず、Incase らしく豊富なポケットが備わっている点が魅力的。内側がオレンジなのでややポーターのような雰囲気はある。
細部の作りなどはチープさは拭えないものの、ポケットがかなり豊富なので、利便性という意味では日常的にも使えそうだ。
「PC と充電器、ちょっとしたメモ帳などノマドセットはまとめておきたいんだよなあ」という人にはピッタリ。
MacBook Pro ならば15インチもすっぽり収まる
実際に僕が持ち歩くノマドセットを収納してみた。さすがにキーボードは収納できなかったが、15インチ MacBook Pro や充電器、ノート、mini PUNI(座面クッション)などがまとめて収納できた。
13インチ級までの PC としか書いてなかったので、15インチユーザーの僕が使うことは無いかと思っていたが……あれ、これ収納力高くて意外に便利かも?
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クッション性はほとんどなしと考えた方が良さそう
この付録には一応クッション材が入っているものの、素材はおそらくポリエチレン製の緩衝材のような感じ。まあないよりマシではあるが、厚さは5mm ほどだし、面のみの保護なので「ほぼなし」と考えたほうが良さそうだ。
まとめ:実際に雑誌付録の『Incase』のPCケースを使ってみた感想
- 製品版と比較してしまうとチープさは感じる
- とはいえ付録としての完成度は高い
- PCケースを持っていない人には嬉しいかも
実際に出掛ける際に使ってみたが、製品版を普段から愛用している僕としては、やはり素材や細部のチープさが目についてしまう。例えばクッション材の薄さや取っ手ベルト、ファスナーなど。
とはいえ「1,000円の雑誌の付録でこのレベルの付録を付けてしまうのか……! 」と驚くレベルではあるので、「頻繁に持ち歩かないけどPCケースが欲しい」「とにかく安く整理整頓ができるケースが欲しい」という人には嬉しいかもしれない。
Incase の付録は雑誌『MonoMax(モノマックス)』9月号を買えば付いてくる。書店やコンビニでも購入できるほか、アマゾンでも購入可能だ。気になる人はチェックしてみよう。
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