ブロガーのための「Watson Analytics」使い方①:どんな分析に使えるの?

landing-page676x380最近仕事で IBM の “Watson Analytics” というデータ分析ツールを使っている。使っているうちに「これ個人ブロガーこそ使えるんじゃない?」と思い調べてみたものの、ハウツー系の記事はほとんど引っかからず。

結構使ってみると無料でも色々できるので、自分の備忘録という意味も含めブロガー向けに  Watson Analytics の使い方などを書いておこうと思う。

■続編

スポンサーリンク

 

Watson Analyticsとは

Watson Analytics とは、IBM(インターナショナル・ビジネス・マシーンズ) が開発しているコグニティブコンピューティング “Watson” を用いたクラウド型データ分析ツール。一応法人向けのツールのようだが、ブロガーなら個人事業主なので無料で使うことができる。

Watson Analyticsは、統計の専門知識がなくても手元のデータをクラウド上にアップロードし、ガイドに従って操作や質問するだけで、簡単にデータを分析できるクラウド型アナリティクス・ツール。美しいグラフやダッシュボードを簡単に作成し、説得力のあるレポートを作成できます。さらにSPSSのテクノロジーを活用した予測分析機能も搭載、「ビジネスの結果に結びつく要因は何か」を自動的に分析します。
参考:日本IBM

コグニティブコンピューティング “Watson” を冠しているとはいえ、全自動でウェブ上をクロールしてデータを抽出して助言してくれるというわけではない。あくまで自分で準備した CSV や Excel ファイルを読み込ませてビジュアライズ(視覚的に見やすく)してくれるというもの。

上記の説明を見て “ワトソン入ってる” と言われると拍子抜けな気もしなくはないが、自然言語処理(英語)や予測分析機能もあるのでまぁ過言ではない(厳密に言うと Watson と Watson Analytics は異なるものだが、自然言語処理という意味で共通の名称が用いられている)。

業界用語やプログラミング言語などを必要とせず、勉強などしなくてもある程度ビジュアライズできるので、僕のようなスポーツ推薦で F欄文系に進学したような人間でも感覚で扱うことができる。

Watson Analytics でできること

上の動画で概要を説明しているが、ざっくりと Watson Analytics でできる基本的なことは以下。

  • CSV などのデータファイルからグラフを生成しビジュアライズできる
  • クラウド上で分析するので膨大なデータでも迅速に分析できる
  • 高度な予測分析

データを読み込んでビジュアライズ!とか言われても「なんのこっちゃ?」だと思う。具体的にどう使えるかを IBM の Watson Analytics のページで確認すると「2010~20155年間で誰が何の分野の商品を多く売ったか」や「2015年で営業利益の高い人順で誰が何を販売しているのか」などの分析ができるとしている。

主な活用例はこちらで確認できる。僕もまだそんなに詳しく使いこなせているわけではないのだが、CSV ファイルを分析してビジュアライズしてくれるのは個人的には便利だった。
 

ブロガー的な Watson Analytics の活用法

僕が実際に使ってみてできそうだと思ったのは「この 1年間を通してブログからアマゾンで最も売れた商品を調べる」や「ユーザーがどんなワードで訪問し滞在時間はどのくらいか」などのビジュアル化。

当然 Google Analytics だけでもビジュアライズはできるのだが、自分でエクセルで情報を埋め込んでいくことで、 Adsense や webマスターツールで得た情報なども平行してビジュアライズできるのが便利だ。
watson-analytics上は昨年1年間で僕のブログからアマゾンで何がいくつ売れたのかを分析した画像。昨年売れた4,498個の製品から何が一番売れたのかをビジュアライズしている。参考記事:【2015年】アマゾンで最も売れた商品 ベスト15!トバログ読者はこんなモノ買ってます

アマゾンアソシエイトに参加しているブロガーなら一度は思うのが「製品名の羅列見づれえ…。」や「年間で何が売れたのか気になるけど分析面倒くせえ…。」といったこと。アマゾンはごく簡易的なレポート表示と CSV や txt ファイルのダウンロードにしか対応していないし、意外にもこれを簡単に分析するフリーソフトも Mac用は見つからなかった。

th_th_2015-amazon以前の記事は Watson Analytics を使い始めて間もない頃だったのでアウトプットがシンプルだったが、現在ではこんな風にダッシュボード風に分析もできる。この方法については後日記事にしてみたい。

数字の羅列を眺めているだけでは得られない発見もあるので、近いうちにアマゾンの売上分析の方法を紹介してみたい。なお無料版への登録はこちらからできる。
 

まとめ

Watson が勝手にどんどん分析してくれるというわけでなく、予め読み込ませるデータをエクセルなどで作成する必要はあるが、一度やり方を知ってしまえば数字の羅列がビジュアライズできる。

Watson Analytics は世界的に見ると100万ユーザーを突破したようだが、日本国内では現状あまり一般には知られていない。せっかく便利なツールなのに記事もほとんどないので、トバログではブロガー向けに使い方を紹介していきたい。

↓データ解析に興味があるのでこの本読んでみたけど、イラストが豊富かつ問題形式で分かりやすかった。

あなたにオススメの記事