ガジェット好きな人にはお馴染みの保護ケースやバックパックのメーカー Incase のバックパック「INCASE CITY COLLECTION COMPACT BACKPACK」を購入したのでレビューしたい。ちょっと値が張るものの、MacBook などの PC やガジェット類を持ち運ぶのには良い製品だ。
実際に1週間ほど使ってみた使用感とともにポケットや中身などについてレビューしておきたい。
Incase のバックパック「CITY COLLECTION COMPACT」について
僕が購入したのはこちらの「INCASE CITY COLLECTION COMPACT BACKPACK」というモデル。Apple Store が毎年正月に行っていたラッキーバッグの入れ物として 2014年に配っていたので所有している人も多いはず。普段街で見かけるのは黒やグレーが多いので、今回僕はダークカーキ(茶色)をチョイスしてみた。
これから夏なのでカジュアルな色合いのバックパックが欲しいと思っていたのと、暗い色だと夏の炎天下では熱が篭もりそうという理由から。ダイオウグソクムシみたいで可愛いフォルムが個人的には結構気に入っている。
簡単に仕様を紹介しておくと以下のような感じ。
- サイズ:30cm×H:44cm×D:10cm
- 重さ:860g
- 容量:20L
“Compact” の名を冠しているがバックパックとしてはそれなりに大きい方だと思う。通常の City Collection は PC 用に別途ポケットがあり厚みがあるが、Compact はメインポケットと PC 用ポケットの入り口が同じという違いがある。
Incase のバックパック「CITY COLLECTION COMPACT」の外観やポケットなどをレビュー
こちらが City Collection の実物。ネット上にアップされている画像よりも若干暗い印象を受ける。個人的には実物の方が落ち着いた色なので普段の服装にも柔軟に合わせやすい印象を得た。
素材感はこんな感じ。表面はキャンバス地なので、地面に置く際などは汚れが付きそうで心配。そろそろブロガーに人気のテーブルに引っ掛けられるリングの買い時かも。
背面はこんな感じ。クッションが厚めに入っており、重たい電子機器を多く収納しても背中に負担をかけないよう配慮されている。こういった細かい点も Incase を選ぶ理由の1つだろう。
バックパックのショルダー部分にはこういったカラビナなどを引っ掛けられるベルトが左右3箇所に存在する。例えば『【コロンビア ナイオベ】スマホや財布を入れて手ぶらで夏を楽しめるポーチ。フェスや旅行にもオススメ』で紹介したポーチなどを装着することで、バックパック特有のモノを取り出す際の煩わしさを極力減らせる。
ワンポイントの黄色がおしゃれな感じ。ちなみにブラック系の場合はワンポイントカラーはグリーンとなっている。
なおバックパックの側面は雨に強い素材で覆われており、土砂降りや雨の日に長時間晒したりしない限りは中まで濡れるということはなさそう。雨の日にバックパックにカメラを入れていたら、浸水して壊れたことがあったのでそれ以来撥水性のあるバックパックを購入することにしている。
Incase「CITY COLLECTION COMPACT」のポケットや収納について紹介
内側はちょっと硬い感じのクッションで 360° 覆われており、ラップトップPCなどが入った状態でも極力衝撃が加わらないような仕組みになっている。
「CITY COLLECTION COMPACT」のメインポケット
メインポケットの中はこんな感じ。充電器など小物を収納できるメッシュのポケットが2つ、15インチまでの MacBook を収納できる大きさのポケットが備わっている。傷がつきにくい素材で覆われており、バックパック自体が PC ケースとなるので直入れできるのが良いところ。その他に着替えやミラーレス一眼などを収納できるくらいのメインポケットがある。
実際に僕が所有する荷物を収納するとこんな感じ。
「CITY COLLECTION COMPACT」の上部ポケット
バックパック上部にはアクセスし易いポケットが備わっている。傷がつきにくいように柔らかい素材で覆われているので、サングラスなどを直に入れても問題なさそう。
僕は普段サングラスを持ち歩かないのでポータブルオーディオプレーヤーなどを収納。財布も入れているが、スリなどがちょっと怖い。
「CITY COLLECTION COMPACT」のフロントポケット
上のポケットの下にも大きなポケットが備わっている。iPad などのタブレット端末を収納できる大きなポケットと、SDカードや充電用のケーブルなどが収納できる小ポケットが2つ、ペンホルダーが3つ備わっている。
ここにはペン類や 9.7インチ iPad Pro、THETA S などを収納。
「CITY COLLECTION COMPACT」を実際に背負ってみたスナップ写真
僕は仕事でもプライベートでも使っている。上は仕事の時の服装に Incase の「CITY COLLECTION COMPACT」を合わせてみたところ。少々カジュアルな印象になり、夏の暑い時期でも爽やかな感じにまとまって良さそうだ。
職種によっては常用は難しいかもしれないが、僕が所属する会社では問題なし。なお、プライベートでは白シャツなどと組み合わせるとかなりシンプルで爽やかな印象のスタイルにすることができる。
実際に1週間使ってみた感想
僕はこの1週間、このバックパックを仕事やプライベートで毎日背負っている。まだ新品特有の身体にフィットしないような硬い感覚は残っているものの、やはり背中のクッションがしっかりしているからか、実際の重さよりも軽く感じる。
普段持ち歩いているソニーの α7、12インチ MacBook に周辺機器など、約5kgの荷物を終日背負っていても、普段使っているアウトドアブランドのバックパックよりも身体が楽だと感じた。
ただ、バックパック全般の欠点として、この夏の暑い時期に背負っているとどうしても背中が蒸れるのが欠点。特に真夏の炎天下に背負って歩いているとシャツがバックパックの形に汗ジミができてしまう。まぁこの点はどのバックパックを着用しても同じなので仕方が無いといえば仕方がない。
自転車乗りの僕にはバックパック以外の選択肢は取りづらいので必然的にバックパックとなる。最近はバックパックを背負うビジネスマンが増えているので、この夏を期にバックパックにしてみても良いかもしれない。
↓ブラックもカッコいいんだよなぁ…。