財布をGANZO(ガンゾ)の「THIN BRIDLE (シンブライドル) マネークリップ」に新調。マネークリップというミニマルなコンセプトながら、ガンゾならではの丁寧な縫製と上質な本革で仕立てたマネークリップなのでご紹介。
THIN BRIDLE (シンブライドル) マネークリップ
(画像は iPhone 7 Plus と シンブライドルマネークリップ)
僕はもともと上画像の Bellroy の2つ折り財布を使っていた。薄さを前面に押し出した製品で、micro SD や micro SIM が収納できたりと個人的には気に入っていた。本革ながらオーストラリア製なので1万円程度とそこまで高くないのも魅力だった。
しかし、そこまで多くのカードを持ち歩かないこと、iPhone 7 Plus への買い換えで ApplePay で支払いができるようになったこともあり、今回最低限の収納ができるガンゾのマネークリップを購入したというわけ。
このマネークリップを数年前から欲しいとは思っていたのだが、かなりの人気のようで常に売り切れ。先日立ち寄ったガンゾ六本木店で、たまたま在庫が1つだけあったようで、奥の倉庫から取り出してくれたのでそのまま購入。価格は 2万520円(税込)で、ガンゾ製品のなかではリーズナブル。
こちらがガンゾのシンブライドルマネークリップ。ブライドルレザーとは、ロウを何度も塗り込んで加工した革。元々は馬具の素材としてつくられるものなので基本的にはかなり丈夫で、ちゃんと手入れしてやれば長く使えそうだ。
裏側にはシボが美しいヌメ革(ミネルバボックス)を使用している。表面がネイビーなので経年変化が分かりづらいが、裏面はみるみるうちに濃い色に変わっていくので、経年変化を愉しむことができる。
2年ほど使用したブライドルレザーの札入れとの経年変化を比較。右側が今回購入したマネークリップ。これから時間をかけて飴色に変化していくと思う。
クレジットカードなどを収納するポケットは5つ。少ないと思う人もいるかもしれないが、僕はポイントカードも持ち歩かなければクレジットカードも最小限なので、これだけカード収納があれば全く問題ない。
ちなみに『ミニマリストになりたいわけではないけれど。実験的に財布を断捨離しました。』という記事で財布を断捨離した経験もあり、そこでカードが少なくても生きていける身体に適応しているので、デッキが組めるほど大量のカードを持ち歩く人が急にマネークリップに挑戦するのは厳しいかもしれない。
僕が普段持ち歩くカード類は
- 運転免許証
- 銀行のキャッシュカード兼クレジットカード
- デビットカード
の3点。都内に住んでいるのであれば運転免許証も必要ないのだが、パスポートよりかは嵩張らないので身分証明書の意味でも持ち歩く。またクレジットカードはほとんど使わず、基本的に支払いはデビットカードで行う。理由は『もう引き落とし日に怯えない。クレカ同様に使えるデビットカードのススメ』という記事をどうぞ。
札を挟むクリップ部分はこんな感じ。
実際に現金やカード類を収納したところ。マネークリップ裏面のミネルバの色と札の色のコントラストが美しい。
最近このブログで紹介した純正の iPhone 7 Plus ケースとブラウンの時計と、カラーをネイビーで統一している。僕は革製品は茶色かネイビーの2色だけに統一していて、よく手に触れる小物は汚れても目立ちにくいネイビー、ネイビーがない場合やカバンなどは基本的に茶色で統一している。
身につけるモノや服装がネイビー系の暗い色が多いので、カバンくらいはと明るめのブラウンのモノを購入している。このカバンもそのうちレビューします(読みたい!という人がいたら早めに公開するかも)。
ジャケットを羽織る際は内ポケットに入れておくが、マネークリップはかなり薄いのでズボンの尻ポケットに収納しても気にならない。サイズ感も丁度良い。
支払いのシーンなどでは内側のちらりと目に入るミネルバがお洒落。表面もミネルバだと、僕の年代にはちょっとダンディすぎるが、ネイビーだと調度良い。ブランドが有名でなくても、質の良い革財布で支払いをすると紳士になった気分だ。
まとめ
ずっと欲しかったガンゾのマネークリップが手に入ったので紹介してみた。収納が極端に少ないので万人受けする製品ではないものの、僕のように基本的にカード(デビット)支払いの人や、ポイントカードなどを持ち歩かない人に是非薦めたい。「財布の薄さ」を意識するミニマリストやクリスマスプレゼントにもオススメだ。
↓マネークリップは在庫なしだが、同じくシンブライドルの札入れなら購入可能。クリスマスシーズンになると売り切れることが予測できるので、欲しい人は今のうち。