『ちょっと台湾に行ってきます 2018』でも紹介した台北1日目は、台北駅(Taipei Main Station、台北)からなんと徒歩2分程度のホテル『イン キューブ タイペイ メイン ステーション(Inn Cube – Taipei Main Station、品格子旅店北車店)』。
台北駅から徒歩2分(M8出口から10mくらい)と近く、台北市内でも格安かつ個室なので、LCC で深夜便で到着する予定の人や、予算は抑えたいけど個室が良い! という人にオススメしたいホテルだった。
◾良い点
- 台北駅直結と言ってもいいくらい近い
- 格安なのに個室なので気兼ねなく過ごせる
- 電源も Wi-Fi も確保できる
◾残念な点
- 個室とはいえ壁が薄く音は筒抜け
- あまり綺麗とは言えない
- かなり狭い
◾このホテルはこんな人にオススメ
- とにかく安く台北駅の近くに泊まりたい人
- 台北駅の近くでシャワーが浴びられて仮眠が取れる場所を探している人
『Inn Cube – Taipei Main Station』の基本情報
- 料金:2~3,000円
- 部屋の広さ:4平方メートル
- 清潔さ:綺麗に掃除されているけど古い
- 遮音性:なし(廊下の話し声や隣の部屋のスマホゲームの音が聴こえる)
- 利便性:高い
- トイレ:男女共用が2つ、男子小便器が4つ
- シャワー:男女それぞれ2つずつ
- バスタブ:なし
- 禁煙:館内禁煙(屋上に喫煙スペース)
- 洗濯機、乾燥機:有り(有料)
- Wi-Fi:有り(しかもけっこう速い)
- オートロック:なし
ホテル『Inn Cube(インキューブ)』内の様子
台北駅近くの雑居ビル10階のホテルに入ると、Inn Cube に直結している。エントランスはこじんまりとしていて、どことなくネカフェのような雰囲気は感じるが、白を基調としていてクリーンな感じ。
アメニティとしてタオルなどの貸出はあるので心配ないが、エントランスには歯磨き粉や生理用品など、ちょっとしたアイテムが販売されている。近くにコンビニもあるのでそちらで買った方が安上がりだが、面倒な人にとっては嬉しい。
パスポートを見せて票みたいなのに名前とか電話番号を書き、予約が確認できると鍵と Wi-Fi のパスが記載されている鍵がもらえる。
客室の様子
ドアを開けると客室の扉がたくさん。AからDまで部屋のスタイルに合わせて番号がふってあるようだ。この狭いフロアに40室近くある。
シングルルームはこんな感じ。カプセルホテルを個室化したようなサイズ感で、ホテルというよりもレンタルルーム的な感じで、窓は無いため電気を消すと本当に真っ暗。「ホテルは寝るためだけ」と割り切れる人にとってはとくに問題はないが、長期間滞在は厳しいかも。
ちなみにこのシングルルーム、ベッドが地面側にあるタイプとロフトのようにせり上がっているパターンがある。これは個室にはなっているが、構造的には隣の部屋と二段ベッドになっているような感じだから。
壁はベニヤのように薄い板で囲まれている感じで、廊下を含め遮音性は低い。そのためテレビもイヤホンで聴くタイプ。
バックパッカーズホステルとは異なり、バスタオルやハンドタオルなどといったアメニティもある。また、コンセントは2ヶ所。日本と同じ形状なのでプラグのアダプタは必要ない。
水回りはこんな感じ。トイレは男女共用のものそれぞれ一つずつあって、シャワー室に小便器がある(女性シャワールームは不明)。
シャワーは2基で共用。ただ男子と女子でシャワールームが分かれているのは、女性には安心かも。とはいえ入口がカーテンで分かれているだけだし、シャワーを浴びているときにおじさんとかに覗かれる可能性は否めない(ちなみに僕はおじさんに覗かれた x3 )。
まとめ
こんな感じで台北駅からほぼ直結の Inn Cube を紹介してみた。格安ながら個室で、ちょっと泊まるという人には嬉しい料金のカプセルホテル的な空間。
僕はとくにそこまで問題は感じなかったが、決して隅々まで清潔が保たれているという感じではないので、潔癖症の人にとってはちょっと厳しいかも。とはいえ、台北駅からここまで近い場所にあって、かつ格安ということで「深夜に到着したので次の朝まで眠りたい」とか「早朝に台北を出発するのでシャワーを使いつつ仮眠したい」という人には最適な宿だと思った。
アクセス
- イン キューブ台北メイン ステーション (品格子旅店 – 北車館)
- 10F, No. 13, Gongyuan Road, 中正区, 台北市
- 台北駅M8出口から徒歩2分