ハウステンボスのゲームミュージアムに行ってきたので現地レポートをお届けする。今回の長崎旅行のメインとも言える場所だ。
レトロゲームミュージアムはハウステンボスに似つかぬ佇まい
ゲームミュージアムは長崎のハウステンボス内に建てられている。ハウステンボスのパスポート(6,200円)を持っている人は無料で利用でき、パスポートがない人でも入館料500円で入れる。
ヨーロッパの町並みをイメージしたハウステンボス施設内に、いきなり近代的な看板。
建物の入り口。入場の際にパスポートを見せる必要がある。
中に入った最初の風景はこんな感じ。アーケードゲームやプリクラ機が並べられており、正直、”ゲームミュージアム”というよりは、イオンのゲームコーナーという印象。大抵のゲーム機は無料で遊べる。UFOゲーム喫茶&懐かしのゲームセンターの影はない。どうやら、Engadget のこの記事が書かれた頃と内装が変わってしまったようだ。
このようにディスプレーが縦に並べられており、レトロゲームを年代別に紹介している。これ自体は以前と変わらないようだ。
レトロゲームコーナー
螺旋階段を上って2階に行くと、実際にプレー可能なレトロゲームコーナーが広がっている。UFOゲーム喫茶はこちらに移動されてしまった。
まず目に入るのがテーブル筐体のインベーダーやパックマンなど。ここがカフェになっているのかと思えばそうでもない。ハウステンボスに『UFOゲーム喫茶』開店、インベーダーブーム時代を再現。当時の筐体も|Engadget日本版 の記事の風景を想像していただけに残念だ。
この機はボタンの効きが悪かった。ちなみに、テーブル筐体のゲームは意外と安く、欲しければヤフオクで1万前後で手に入る。
ファミコン時代のゲームからスーファミなど。ハウステンボス内でレトロゲーなんか遊んでられんと言わんばかりにガラガラだった。
あまり見たことがないアーケードゲーム機。稼働しておらず展示のみ。
PS4など最新のゲームも遊べる。
レトロゲームミュージアムが建てられたときニュースに取り上げられていた Oculus Rift。スキージャンプの体験ゲームだったが、スリルがあって面白かった。
レトロゲームミュージアム
ゲームミュージアム一階には、歴代ゲーム機の実機が展示されている。
テレビゲーム初期の頃。僕は実際にプレーしたことはない。当時こんなに大きかったテレビテニスも、今や腕時計で遊べる時代だ。
参照:Pebbleで遊べる ピンポン「Pebble Pong」。43年の時を経て加速度センサー対応に
アタリやぴゅう太など。こち亀の100巻あたりで、名前を若干変えて紹介されていたゲーム機類。
オキュラスの先祖とも言えるバーチャルボーイ。赤黒の画面が特徴。数種類のゲームソフトが販売されたようだが、僕は遊んだことがない。
「で、ようへい君は白黒なの?つまんないね」という煽りCMでお馴染みのゲームギアが展示されている。
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比較的新しいゲームボーイや64など。初代ゲームボーイが展示されていないのは誠に遺憾である。
ストリートファイターシリーズより、リュウ。等身大よりちょっと大きめだろうか。
まとめ
UFOゲーム喫茶&懐かしのゲームセンターというより、スポッチャのゲームセンターという印象が強かった。特に今回は、ゲームミュージアムをメインにハウステンボスに訪れたので、想像と実際受けた印象にかなりのギャップを感じガッカリした。これもハウステンボス内という立地上仕方のないことなのだろうか。母と子は太鼓の達人など最近のゲーム、父は展示されているレトロゲームを眺め思い出に浸るというファミリー向けの施設と考えれば、納得せざるを得ない。
ちなみに Oculus Rift のアトラクションが外と入り口に併設されていたが、今回はあくまでゲームミュージアムとしてのレビューなので、ほとんど触れなかった。しばらくしたらレビューしてみたい。
これらの本はメジャーなゲーム機からニッチなものまで網羅しているので、是非本棚に置いておきたい。
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