「何それ! どこで買ったの? 」と、いつも言われる僕の USBメモリ。
ゲームボーイアドバンスカセット『ファミコンミニ』シリーズの『スーパーマリオブラザーズ』を改造して自分で作った USBメモリだ。容量は 32GB。中にはときどき印刷が必要になる免許証や、コピーが必要となる請求書データなどが入っている。
「いつも持ち歩くのなら好きなモノを」と思い、中古のゲームボーイカセットを購入し、小型の USBメモリをドッキングしている。これまでトバログでは紹介してこなかったアイテムだけれど、よく聞かれるので紹介しておこう。
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ゲームボーイアドバンスソフトを改造。あの日の思い出ごと持ち歩けるUSBメモリ
今となってはクラウドストレージでほとんどのコトができるので、使う機会がめっきりと減った USBメモリ(USBフラッシュドライブ)。それでもコンビニのプリントやウェブでやり取りが難しいデータなどを移す際など、ひっそりと役に立っている。
僕が大学生だった頃はまだ USBメモリを使う人も少なくなく、大学のPCで作った資料は自分の16GBの USBメモリに入れて持ち歩くのが普通だったように思う。「せっかく毎日持ち歩くのだから愛着が湧くモノにしたい」と思って、オリジナリティのある USBメモリを探し回っていた。
そして、『ゲームボーイ世代必見!ゲームボーイ型のポーダブルHDD』という記事を書いたときに、同じショップでゲームボーイアドバンスソフトを改造して USBメモリにしていたのを見て、「これは自分でも作れる」と思って作ってみたというわけ。可愛い。
自作しているため、接着部分などはかなり雑だけれど、パッと見だとあんまり分からない。本当はプッシュするれば引っ込む構造にしてみたかったが、厚さなどの問題から難しかった。
基板を取り外してはいるが、ここにはしっかりと元の基板が見えるようにしている。ここはけっこうこだわったポイントだ。
簡単に作り方を紹介(自己責任)
- 三角ねじをドライバーで開ける
- 中の基板を取り出す
- カセット部分をホットナイフで切り抜く
- USBメモリの外装を剥がす
- 接着剤で貼り付ける
僕がゲームボーイアドバンスソフト型の USBメモリを作ったときの手順はこんな感じ。僕の場合はかなり雑で、三角ねじ用のドライバーで蓋を開け、ホットナイフでカセットのプラスチック部分を切り、そこに USBメモリを仕込んで接着剤で貼り付けただけの簡易的なもの。
そしてもちろんそのソフトでは遊べなくなるので注意。もう遊べなくなるけど、そのゲームソフトと過ごした日々と仕事をしたいという人は、自己責任で挑戦しよう。
まとめ
こんな感じで簡単にゲームボーイアドバンスソフトを USBメモリにして持ち歩く話をしてみた。書こう書こうと思ってもう4年が経ってしまったのだけれど、コンビニプリントやちょっとした書類のやり取りで、今も役に立っている。
最近では価格がだいぶ落ち着いている USBメモリ。256GB や 512GB の容量のモノも手頃な価格帯で手に入れることができるので、気になった人は当時遊んだゲームボーイアドバンスソフトを中古ゲームショップで買って、手作りしてみるのも良さそうだ。
↓僕が使ったのは東芝のUSBメモリ。厚さの問題もあるので、なるべく薄型のを用意している。スーパーマリオブラザーズのソフトは中古ゲーム店で500円ほどで購入可能。
↓こういうのを買えば USB Type-C バージョンも作れそう。
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