以前、といってもかなり前だが静岡県の名所の1つである蓬莱橋(ほうらいばし)に行ってきた。想像以上の長さと造りだったので感想を伝えたい。(僕がこの橋に訪れたのは2014年の6月だった。その時はブログにアップする予定はなかったので、説明不足な点も多々あると思うが最後まで読んでもらえると嬉しい。)
世界一長い木造歩道橋「蓬莱橋」
”大井川にかかる蓬萊橋(ほうらいばし)は、全長897.4メートル、通行幅2.4メートルの木造歩道橋です。貴重な歴史的土地改良施設として県内外から多数の観光客が訪れる島田市を代表する観光スポットです。国内でも数少ない賃取橋(ちんとりばし)として有名で、平成9年12月30日には「世界一の長さを誇る木造歩道橋」としてイギリスのギネス社に認定されました。”(http://www.city.shimada.shizuoka.jp/kairyo/houraibasi.htmlより引用)
と島田市の公式ページに記載されている。わずか 2.4メートルの幅にもかかわらず、約900メートルの全長だ。橋の幅が細すぎて、目の前に立つと余計に長く感じる。渡ったらどこか別の世界に行ってしまいそうな印象。
住宅地などの町並みに突如ギネスに認定されている橋が現れる。いよいよか?いよいよ辿り着くか?というドキドキ感もなく、ああこれかwという感じで目の前に現れるといった感じ。カーナビを見ながらでないと通り過ぎてしまいそうだ。
アクセスや渡賃は↓へ。
異世界へ通じてそうな蓬莱橋に実際に行ってきた
真正面に立つと向こう岸が霞んで見える。魚眼レンズで撮影したということもあり、尋常じゃない長さに感じる。
蓬莱橋がかかる大井川を撮ってみた。アマゾン川のように一本の大きい川が流れているというよりは、大きめの川がいくつか流れて形成されている。台風の時に是非もう一度訪れてみたい(多分渡れないけど)。
宙返りしてみた
夕暮れ時に訪れてほとんど人もいなかった。せっかくなので蓬莱橋で宙返りしてみた。風が強く、2.4メートルしか幅がない上に両脇にある手すりが低く若干怖い。
個人的には3枚目が一番お気に入り。これを撮るまでに何回もNGを出したw
蓬莱橋を越えると本当に異世界っぽい
反対側まで渡ると七福神の恵比寿氏が待っている。千と千尋の神隠しのような、異世界に来てしまったワクワク感がありつつも、恵比寿氏の後ろに立っている「防犯カメラ作動中」という看板で興ざめ。
蓬莱について詳しく書いてある。夕暮れのヒグラシの鳴く森の中は「幻の蓬来山」を彷彿とさせなくもない。
ちょっとした上り坂を登ると、夕暮れの蓬莱橋と大井川のシルエットが綺麗だ。
夫婦で鳴らす鐘。パワースポット的な場所なのだろうか。自分以外に人がいないので余計パワーを感じる気がする。
もう1つ大きな鐘があった。この鐘の意味合いは忘れてしまったが、長生きとかそんな感じだったと思う。夕陽で鐘のシルエットが浮かんで美しい。
蓬莱橋から望む夕焼けが綺麗。カラスの鳴き声とヒグラシの鳴き声でなんだか切なくなる。
まとめ
向こうが霞んで見えないほど細くて長い橋。だが、ゆっくりでも前に着実に進めば向こう岸に辿り着ける。人生を説いてくれるような、そんな橋だった。
蓬莱橋までのアクセス
- JR島田駅から徒歩20分
- 新東名島田金谷インターから車で20分(8.5キロ)
- 東名吉田インターから車で15分(8キロ)
- 国道1号線旗指インターから車5分(3.5キロ)
静岡県民以外は、島田駅からタクシーで来るのが一番良い。徒歩は想像以上に遠く感じる上に、道中には特に観光するものもない普通の道路。夏に訪れる際はかなりキツい。
【料金】
歩行者(大人) | 100円 |
歩行者(小人:小学生以下) | 10円 |
自転車 | 100円 |
1ヶ月定期券 | 800円 |
一ヶ月定期があるのは、向こう岸で農家の人々が茶園を管理するために、農道として蓬莱橋を利用しているからだそう。法律上でも農道に分類されるらしい。
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