以前 X205TA のハンズオン記事を書いたが、X205TA は家電量販店で薦められるような PC(core i3以上の CPUを搭載するPC)よりもスペックが低い。なので大量にタブやソフトを開いたり、画像や動画の編集をするのには向いていない。
ではどんな用途に向いているのかを考えてみたい。
3万円PC『ASUS X205TA』はこんな人にオススメ
外出時や出張時のサブPC として使いたい会社員
1kg を切る重量、最長11.3時間のバッテリー駆動とくれば、まず考えられるのは出張や外出時のサブノートとしての使い道。Youtuber やプログラマのように高スペックが必要な用途意外であればこれで十分。
出張先でパワーポイントを使用してプレゼンや会議をするなど、Windows PC が必要な場合には最適だろう。ただ、標準でオフィスは入っていないので別途購入する必要がある。ただ本体と同価格のオフィスをインストールするのは抵抗があるので、Office 365 などを上手く活用したい。
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文系の大学生
CAD などのソフトを必要とせず、最低限オフィスソフトがあれば問題がない学生にもオススメ。レポートを書いて教授に提出、部やサークル内の資料作成くらいであれば十分。
3万円弱で 1kg を切る重量なので、大量に教科書を持ち歩く学生にとっても、(頻繁に行われる飲み会で)金銭的に高スペック PC を買えない学生にもオススメできる。
一点注意したいのが、この X205TA には HDMIなどが標準で備えられていないので、講義室で発表を行う際は別途ケーブルが必要となること。まぁ今の時代は Surface Pro を使う学生も多いので、この辺はみんな一緒。
USBメモリドライブにデータを入れて講義室の PC で表示させるのがベストだろう。
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滅多に PC を使わない人、例えば「年に一度年賀状の宛名を印刷するだけ」、「普段は iPad を使っているけど銀行の振込みやサイトへの登録は PC から」といった人にもオススメ。
彼等の多くは「とにかく安いもの」を求めているが、あまりリテラシーが高くないので家電量販店で「長く使えますよ」と Celeron、メモリ4GB、HDD500GB、ブルーレイディスク対応の分厚く重い、高い PC を買わされることが多い(僕の周りに何人もいる)。
「とにかく日本製の松下電器やナショナル電気のパソコン!」という人以外は X205TA で十分なので、個人的にはオススメしたい。ただ “何もしてないのにパソコンが壊れがち” な人にはサポートが手厚い日本製の PC をオススメ。
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この記事は多分それなりにガジェットが好きな人しか読まないと思うが、身の回りで「とにかく安いPCが欲しい!」と困っている人がいたら是非オススメしてほしい。
またサブノートとしても大変使い甲斐があるので、そろそろ軽いサブノートが欲しいなあと考えている人にもオススメ。
これならお小遣いが少ないサラリーマンでも2ヶ月程度の節約で買えると思う。詳しいハンズオン記事は『3万円台PC『ASUS X205TA』レビュー。低価格で満足できるネットブックのような1台』をどうぞ。
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