以前紹介した Bellroy の財布『Note Sleeve』を1ヶ月(正確には1ヶ月半)使ってみたので、使用感などをお伝えしたい。なおこの製品についての紹介は『薄い財布『Bellroy(ベルロイ) Note Sleeve』買いました。質感や機能性をレビュー』をどうぞ。
薄い財布『Bellroy(ベルロイ) Note Sleeve』の良い点悪い点
良い点
- 革財布なのに比較的安価
- micro SD/nano SIM 用ポケットが備えられている
- 膨らまないのでジーンズ(ユニクロ)の尻ポケットに入れていても邪魔にならない
悪い点
- 思っていたよりは薄くない
- 経年変化で馴染んできた時に面がフラットではない
- 1万円札がギリギリのサイズ
薄い財布『Bellroy(ベルロイ) Note Sleeve』を1ヶ月半使った使用感
実際に1ヶ月半毎日使ってみて、僕は購入して良かったと感じている。以前は長財布を使っていたのでジーンズの尻ポケットには入らず、収納場所はカバンの中やジャケットの内側などバラバラだった。そうなるとレジでどこにしまった探すのに手間取ったり、家に置き忘れていることもよくあった。
“Bellroy Note Sleeve” は、2つ折り財布で尻ポケットにもピッタリ収まる。なのでスーツでも私服でもいつも右の尻ポケットと決めておけば忘れたり探したりということも無くなった。
このようにおそらく日本人が一番履いている率が高いであろうユニクロのジーンズの尻ポケットにピッタリ。
またそこまで頻繁に使うというわけではないが、micro SD/nano SIM 用ポケットは便利。公式では nano SIM 用のポケットとして紹介されているが、日本国内で生活する上では頻繁に入れ替えるということはないため、僕は micro SD を収納している。
ミラーレス一眼やアクションカムにも micro SD を挿すので、いざという時に容量が足りなくなったら交換して使う。これにより別途 SD カードケースを持ち歩く必要がなくなった。
また収納が一般的な財布よりも豊富なので、SDカードや鍵、micro SD を Lightning に変換するアダプタなどを一時保管することも可能。持ち物をなるべく財布とスマホに集約させたいという人にはベストな財布と言える。
ただこの機能には難点も。ポケットが備えられている上部が膨らんでいるので、財布が経年変化で馴染んできた際にフラットにならず凸凹と不格好に。薄くてフラットな財布が理想な僕にとって、これはちょっと残念なポイント(まぁ味が出て良いという見方もあるかも知れないが)。
またその凸凹の原因となる革と革が重なる部分があり、アブラサスの財布のように極限まで薄いというわけではない。通常使用で尻ポケットに入れて持ち運ぶ分には全く気にならないが、薄ければ薄いのが好き！という人はアブラサスの財布やその他マネークリップの方が幸せかも。
なお上画像の財布にはカードが6枚、micro SD、お札が数枚入っている。
Bellroy の財布はベジタブルタンニングレザーを使用
Bellroy Note Sleeve は、牛皮を使っているにも関わらず約1万円と安価。ブライドルレザーやコートバンなどの高級革財布には及ばないものの、普段からラフに扱えるという点では、革の香りもするし、経年変化も楽しめるのは嬉しいところ。
また Bellroy の財布に使われている革は『ベジタブルタンニンなめし』という手法で作られている。天然の材料のみで丁寧になめされているが、その分色落ちもしやすい。アマゾンなどのレビューには使用し始めてから半年で色落ちする！といったレビューもあったが、これは色落ちしないようにする薬品が使われていないので当たり前のこと。
クリームを塗るなどして上手く経年変化を楽しみたい。
1ヶ月半経った変化のようす。ジーンズの布部分と擦れて財布のカドに光沢がある。僕は1回だけクリームを塗ってケアをした。
ちなみにこちらは購入時のようす。クリームで保湿しているためか、1ヶ月半経った現在の方が光沢感は増している。基本的に革製品は半年〜３年くらいで程よく経年変化するので、これからもその変化を楽しみたい。
まとめ
上でも書いたが、Bellroy の財布は薄さを求める人よりも「スマホと財布に持ち物をできる限り集約させたい」というような人にオススメ。カード類だけでなく、豊富なポケットに micro SDや SIM、SDカードに鍵、小銭など TPO に合わせて収納したいものを決められる。
ただ財布はガジェット類よりも人によって好みが分かれるので、実際に店頭で試してみて購入して欲しい。なお実店舗による取扱店舗についてはこちらをどうぞ。
