最近埃をかぶって眠っていた RICOH の CX6 が再びブログ写真用に活躍し始めている。(ちなみにこの CX-6 の写真は NEX-5R で撮っている)
つい先日、プロブロガーのイケダハヤト氏がこんな記事を書いていた。
まだ重〜い「一眼レフ」使ってるの？軽量な「コンデジ」が進化してていい感じですよ！
たしかにミラーレスといえど、コンデジに比べたら重い。僕が使っているミラーレス一眼 (SONYのNEX-5R) もレンズを合わせると約500g、魚眼にズームレンズにと考えると1Kgを超える。普段 MacBook も持ち歩く僕にとっては結構キツイ。コンデジであればスマホと変わらない重量のものもあり、身体への負担は少ない。
Xperia Z Ultra のカメラはとんでもなく酷いが、最近はスマートフォンのカメラ性能が高くなってきていて iPhone でいいじゃん的な風潮。しかし、コンデジにしかない魅力も多い。
コンデジの魅力
僕はネットのとあるメディア媒体でインターンをしているが、ほとんどのライターさん、エディターさんがコンデジを取材で使っている。その理由はコンパクトで軽い、記事に載せるのには十分な画質、そして”瞬間”を逃さないようにレンズ交換なしでの光学ズームや接写だ。(実際になぜコンデジなのか理由を聞いた)
コンパクトで軽い
その名の通りミラーレスよりもコンパクトで軽い。1/2、ミラーレスに装着するレンズによっては 1/3くらいの重さだ。もちろん撮れる絵はミラーレスのほうが綺麗だが、日常をネタにするブロガーにとってはコンデジの方が取り回しが良い。
安い
高級コンデジはミラーレス一眼並みの価格でそれと同レベルの絵が撮れるが、ブログ用であれば型落ちの安いものでも十分だ。僕はリコーの CX6 という機種を愛用している。ミラーレスを購入するまでメインとして使っていたものだ。中古で1万円もしないで購入できると思う。
接写から望遠ズームまでオールマイティに使える
コンデジの一番の魅力は一台で接写からズームまでできること。これが強い。一眼だと料理を撮る時なんかはマクロレンズじゃないと30cm以上離さないと撮れないし、ズームレンズがないとズームできない。僕の CX-6 に限って言えば、接写は1cmまで寄れて、光学10.7倍までズームできる。iPhone では 接写は5~7cmでズームはデジタルズームしかない。
光学ズームとデジタルズームの違いは、光学は望遠鏡と同じような原理で物理的に寄れる。デジタルズームはトリミングとほぼ同じ原理で画像を拡大しているのと同じ。
望遠ズーム(光学ズーム)望遠(光学＋デジタル)
どんなコンデジが良いか
もちろん使用用途によって変わってくるので用途別で紹介したい。
ミラーレス並に綺麗に撮りたい
[amazonjs asin=”B00KD43UTQ” locale=”JP” title=”SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100M3 2090万画素 光学2.9倍 DSC-RX100M3″] ソニーの RX100 シリーズはミラーレスと同じサイズのセンサーを搭載しており、絵もミラーレス並みに綺麗に撮れる。ただ、重さはミラーレスよりは軽く、レンズを交換する手間も省けるが高いのがネックだ。RX100M3 はファインダー(覗き穴)が備えられているので、屋外でも快適にピント調節をしやすい。 [amazonjs asin=”B00898JY8E” locale=”JP” title=”SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 2020万画素CMOS 光学3.6倍 ブラック DSC-RX100″] 型落ちだがブログで使ったり普段持ち歩くのであれば RX100 で十分だ。RX100M3 との違いはファインダーがないこととセンサーが若干小さいこと。ヤフオクなどで中古で2万円台で購入できる。水の中でも撮影したい
旅行でも活躍でき、ミラーレスとの差別化を図れるのが防水カメラ。急な雨でも壊れることはない。
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このモデルは耐衝撃で、2mの高さから落としても大丈夫。更に耐寒性能も搭載しているのでスノボなどの冬スポーツでも活躍できる。
動きのある写真や動画も撮りたい
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まとめ
撮ることを目的とした、例えば旅行などでは一眼レフカメラを持って行きたいがブログ用に写真を撮るのであればコンデジで十分だと感じた。色々なコンデジがあるが、ミラーレス並みに綺麗な写真を撮りたいという場合でなければ防水や防滴のコンデジをオススメする。海辺などのレジャーにも使えることはもちろん、突然の雨で水没しデータを失うということもないからだ。(ちなみに僕は水没させたことがある)
スマホのカメラでは物理的に光学ズームができないので、近いうちにコンデジが完全に消えるということはない。コンデジの市場は縮小しているが、オールマイティで優秀なガジェットだ。
