iPhoneとスマートフォン 注:この記事はアフィリエイト広告を含みます

Xperia/iPhone でも使える!3in1カメラレンズ使用感。ワイド、マクロ、魚眼レンズ搭載のクリップ式

Xperia/iPhone でも使える!3in1カメラレンズ使用感。ワイド、マクロ、魚眼レンズ搭載のクリップ式

lens-clip1iPhone  から Xperia まで、ほとんどのスマートフォンに対応する 「VicTsing 3in1 レンズ」を購入した。いろいろなレンズを試した結果、この価格帯ではピントも合いやすくケラレ(トイカメラのように四隅に写る影)も少なくクオリティの高い製品だったためレビューしたい。


 

「VicTsing」3in1 のレンズ使用感

lens-clip7 実は僕自身 3in1 レンズ自体は使用歴が長く、iPhone 5S を使っていたときにも似たような(というか本家)を使っていて、iPhone で写真を撮っては加工してインスタグラムなどに投稿していた。例えば『iPhoneでも撮れる!トイカメラ風の写真を撮るためのツールやアプリ』とか。

以前使っていたレンズ。

lens-clip1iPhone 5S を売却して Xperia Z3 Compact をメインで使っている現在、Android スマホでも使える似たようなアクセサリを探していたときに発見したのがこのレンズだった。

この3in1レンズが他のクリップ式のレンズと違うポイントとしては、
・クリップ部分が小さく邪魔になりにくい
・レンズの外装部分がアルミ製で高級感がある
といったところ。

実際に開封からレビューしていきたい。
 

スタイリッシュなパッケージと筐体

lens-clip13iPhone用のレンズを購入したときは雑なパッケージに入っていたが、この製品は流行りのしゃれたパッケージに入っていた。Anker の製品と言われても全く違和感を感じない。関連記事:今更ながら Anker の 5ポートUSB急速充電器レビュー。

lens-clip16中身を取り出してみるとこんな感じ。クリップがしっかりとレンズの個数分付属されている。大きい方がフィッシュアイレンズで、その隣がワイド&マクロレンズ。

lens-clip1低価格な割につくりがしっかりとしており、筐体は金属製で高級感がある。

lens-clip5ソニーのミラーレスEレンズのフィッシュアイコンバーターと比べてみる。サイズは見てわかるとおりで、フィッシュアイコンバーターの重量約150gにくらべて本製品のフィッシュアイレンズは14g。もちろん性能の差はあるものの、似たような機能を持つレンズでここまで小さくなると、気軽に持ち運びができる。
 

各スマホ&タブレットでの装着感

lens-clip3まずは Xperia Z3 Compact に装着してみる。iPhone 6 とそこまで大きく変わらないサイズなのでもちろん装着可能。

lens-clip4クリップが挟まる箇所であればフロントカメラでももちろんOK。

lens-clip27iPhone 専用のレンズと違いクリップタイプなので iPad にも装着可能。リアカメラとフロントカメラ両方に取り付けられた。

lens-clip6MacBook(Air でも Pro でも)のカメラにも装着可能。厚い PC には難しそうだが、1cm 以内の厚さであれば問題はなさそうだ。
 

実際に撮影した画像

lens-clip8家の屋上に出て写真を撮影し比べてみる。まずはリアカメラから。

リアカメラに装着して撮影

lens-clip17こちらが普通にリアカメラで撮影した映像。なお撮影した画像は全てプレミアムオートモードで撮影している。

lens-clip19こちらがワイドレンズで撮影した写真。明らかに画角が広くなっているのがわかる。ただ、四隅が影で黒く写る「ケラレ」という現象が起きているが、レンズをずらしたりちょっとだけズームすると見えなくなる。

lens-clip18こちらがフィッシュアイレンズ。ワイドで撮影するよりも画角が広い。若干ピントが甘めなのは手ぶれによるもの。ただ、中央以外の部分はピントが甘くなる印象。それでも以前購入したレンズよりも格段にピントがあっていて絵がシャープ。

フロントカメラに装着して撮影

lens-clip10続いてフロントカメラ。近年では”セルフィー”という言葉も流行り、日本でも自撮り文化が根付いてきた印象。女性にとってはフロントカメラの写りの方が重要かもしれない。

lens-clip21まずは何も装着していない状態で撮影。4人くらいまでならセルフィーできそう。

lens-clip22続いてワイドレンズ。かなり画角が広くなった。給食の班くらいの人数なら昼飯前。

lens-clip20こちらがフィッシュアイレンズ。GoPro などのいわゆるアクションカムの画角に近いので、エクストリームなセルフィーが可能となっている。やったことないけどクリスマスパーティーや誕生会でも活躍しそう。

マクロレンズ

lens-clip23これは実生活ではあまり使わなそうなレンズだが、たまに使ってみると意外と面白い。ワイドレンズをくるくる回すとマクロレンズが出現。上の写真は実際にマクロレンズで撮影したもの。

lens-clip24端の方は若干歪むが、MacBook Pro Retina のドットも確認できる。

lens-clip26こういった小さい対象にも

lens-clip25ここまで寄れる。逆にこれ以上離れたり近寄ったりができない。ピント合わせがなかなか難しいが、ここまで気軽に接写できるのは楽しい。
 

まとめ

lens-clip2この価格でここまで遊べるのは安い。写りも一眼レフなどには劣るが、目的がセルフィーなどの思い出を残したい場合やブログに写真を載せる程度でれば問題ない。スマホだけでなくタブレットでも PC でもクリップが挟めれば装着は可能なので、ぜひ1つは持っておきたい。

なお、こういったレンズは粗悪品も多く、よく下調べをしてから購入することをお勧めする。

こちらで紹介した「VicTsing 3in1 レンズ」は良品だった。

同メーカーから iPhone 6用のケースにレンズを取り付けるタイプも販売されている。