メガネ拭きで MacBook Pro Retina の液晶ディスプレイを拭いたらコーティングが剥がれた。
MacBook Pro Retina の液晶ディスプレイが皮脂などで汚れてしまったので、メガネ拭きで拭いた。なかなか汚れが落ちないので特にベゼル部分を入念に拭いていると、皮脂を伸ばしているように汚れが拡がっていく。その後よくよく見てみると、どうやら汚れが付着しているのではなくコーティングが剥がれていたようだ。
その後しばらく経っても状況は変わらないのでググってみると、同じような状況になっている人は結構いるみたい。
追記:アップルが非公式ながら交換プログラムを開始した模様!『アップルがMacBook Pro Retinaの画面コーティング剥がれ交換へ』
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追記2:無償交換修理できました『MacBook Retina画面コーティング剥がれ交換修理レポ! AppleCare期間外&中古品でも無償』
アルコール成分でRetinaディスプレイのコーティングが剥がれ落ちる
こちらが問題のコーティング剥がれ。最初はアルコール成分により、ディスプレイ内部の剥離かと思っていた。しかし、爪を立てて軽くなぞると感触が違うため、表面のコーティング剥がれだとわかった。
若干だがディスプレイ右部にも同じようなコーティングの剥がれが確認できる。
僕が MacBook の画面を拭くのに使用したのはアルコール成分入りの湿ったタイプのシート。今までも Xperia Z3 Compact や iPad、MacBook Air で使用してきたが全く問題はなかった。アルコール入りのウェットティッシュでも同様の現象が起こる可能性がある。
この現象は MacBook Pro Retina のみで確認されている模様
今まで約2年間使用してきた MacBook Air ではこんな現象が起きたことがなかったため、僕の MacBook Pro だけが不良品なのかと心配になった。しかし、ちょっとググってみると同じ現象で悩んでいる人も結構いる。
特に “Apple サポートコミュニティ” での報告が分かり易く、原因は「メガネ拭きなどアルコールや界面活性剤を含むクロスなどで画面を拭いている」、「強い圧力をかけて画面を拭いている」といったものが大半だった。僕の症状と原因ともれなく当てはまっている。
酷い人だと画面の中心にまで及んでしまっている。MacBook Pro Retina は他の MacBook などに比べても、こういった症状に弱いそうだ。
保証期間内であれば無料で修理できる可能性が高い
なってしまったものは仕方がないので、次に気になるのは修理のことだ。購入から1年以内もしくは Apple Care Plus に加入しているのであれば3年以内であれば無料で修理できる可能性が高い。
しかしここで注意したいのは、アルコール入りのクロスで拭いたとは言わずに乾いた布や MacBook Pro に付属していたクロスで拭いてこうなったと伝えること。アルコール成分が含まれるクロスで拭いたと言えば、こちらの責任だと判断され、保証期間内でも有償修理になってしまう可能性もなくはない。
この現象は Retinaディスプレイ搭載の MacBook でのみ(新しいMacBookでは不明)起こっているので、製品の仕様に不備があったと言える。なので修理に出す際はそれも一緒に伝えると修理してもらいやすくなるだろう。
まとめ
画面コーティング剥がれはベゼル部のみなので、気になりつつも通常の利用に支障はない。僕は中古で MacBook Pro Retina を購入したので無償修理はできないと思われるので、車をガードレールに擦ったら同じ気持ちになるんだろうなと考えながら使うことにする。
アップルサポートによると有償修理の場合は12~13万円くらいになるそうだ(購入代金よりも高い)。スペックなど個人差はあると思うので、有償になったら見積もりの額などを追記したい。
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