14日に日本でも発売された BlackBerry Passport。ドコモから BlackBerry Bold 9900 が発売されてから、日本国内において BlackBerry は発売されていなかった。BlackBerry Passport のキーボードの使用感や日本語入力について気になる人も多いと思うのでレビュー。
ちなみにこの記事のほとんどは BlackBerry Passport で書いている(校正などはPCで)。
BlackBerry Passport の入力ってどうなの?
キー配列や使用感について
これが BlackBerry Passport のキー配列。他の BlackBerry 端末と比べてもキー配置が特殊で、アルファベットキーしかない。慣れれば問題はないのかもしれないが、従来のBlackBerry 端末を使い続けてきたユーザーにとっては戸惑う点も多いはず。
例えば、記号ハードウェアキーが全て排除されており、入力言語の切り替えや数字、句読点の入力は、ディスプレイ上のソフトウェアキーで操作する必要がある。
また句読点の”、”が常に表示されているわけではなく、入力するたびに探す必要があり非常に煩わしい。
今までの BlackBerry 端末は “Alt” と “Enter” の同時押しで入力言語の切り替えをしていたが、BlackBerry Passport はディスプレイ上で操作する必要があるので少々面倒。英・日・中など3カ国語で入力したい人にとっては楽かも。
日本語の変換がもっさりしている
もう一つの懸念点は、日本語で文を書く際にもっさりすること。これは今まで BlackBerry 端末で闘ってきたビジネスマンにはかなりストレスに感じるはず。日本語入力のようすを動画でどうぞ。
BlackBerry Classic は触ったことがないので OS の問題かは不明だが、前モデルのミドルレンジ BlackBerry Q5 と比べても、若干モッサリする印象を受けた。
また僕はそこまで気にならなかったが、予測変換の際に”スペースキー”で選択しようとすると、選べずに1番左に出ている予測変換の単語で確定してしまうという点も指摘されていた。
日本語の変換能力については意外と良い
よくささやかれる日本語の変換については、実は意外と気にならない。
自分の名前やよく使う単語は辞書に登録しておけば良いし、入力の学習機能も搭載されている。昨日初めて”おとこうめ”と入力したら、しっかり”男梅”の変換結果が出て感動した。
実は Android アプリ内限定で ATOK も使えるようなので、長らく BlackBerry ユーザーにとっての大きな課題とされていた日本語の変換は解消されつつある。
まとめ
変換は特に問題はないが、入力の際に若干もっさりな点は BlackBerry 端末でタイピングが素早い人には少々ストレスに感じるかも知れない。ここさえ慣れればモブロガーにオススメの端末。
ワードプレスの Android アプリも使えるので、記事の新規作成から文章作成、画像挿入、公開まで一貫してできるのも魅力の1つだ。
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