今年2月に購入したモンベル(mont-bell)の軽量レインジャケット『トレントフライヤージャケット』。人気の防水素材であるゴアテックスを使用しているにも関わらず、2万円前半で購入でき、215g と軽量で折りたたみも可能な万能ジャケットだ。
梅雨時期の自転車通学や、冬の風が強い日の防風、防寒など、一年中使うことができるので紹介しておきたい。
梅雨時期のレインジャケットや冬の防寒にも便利!モンベルの『トレントフライヤージャケット』レビュー
購入した当初は、梅雨や夏の夕立ちなど「雨の多い季節に使えれば良いな」という理由から購入したモンベルのトレントフライヤージャケット。しかし、実際に使ってみると、秋雨だったり、冬の自転車通勤などの防寒対策としても便利で、結局一年中使えている便利なアイテムだ。
ノースフェイスやアークテリクスなどの有名メーカーよりも安価な国内メーカー製のため、軽量かつ高性能なのにも関わらず安価だし、見た目にもおしゃれで普段着としても着用できる点も嬉しい。それではトレントフライヤージャケットのどんなところが良いのかを紹介しておきたい。
モンベル『トレントフライヤージャケット』のココがおすすめ①:ゴアテックスを使用しているのに安い!
トレントフライヤージャケットをおすすめしたい点は「防水素材としてゴアテックスを採用しているのに定価で 2万1,000円(税抜)と安い点。上記で紹介したような、ノースフェイスやアークテリクスなど、有名どころのメーカーが出しているゴアテックスジャケットは、安くても3万円台からというモノが多い。
トレントフライヤーを展開するモンベルは日本メーカーなので、輸入時のコストを抑えているため、比較的円安などの要因に対しても価格が高騰しづらいというのが魅力だ。なおゴアテックスの詳しい説明は公式ページをどうぞ。
防水素材であるゴアテックス製のファブリック素材を使用しているので、水道の蛇口をひねってじゃばじゃばと水をかけても問題なく、内部には浸水してこない。そのため、台風や大雨、大雪などでも、表面は濡れることがあっても内部はまったく濡れていない状況を保てる。こんな高性能ジャケットが2万円ちょっとで買えるというのは、最高に魅力的だと思う。
「どうせ防水は最初だけなんでしょ? 」と思ってゴアテックス社のページを見てみると、通常の使用において初期性能が落ちることはないそうだ。ただ、トレントフライヤーの表面についた水滴は、ゴアテックスとは関係なく撥水加工が施されている状態によるものなので、定期的に洗濯して撥水スプレーなどで手入れしてあげるのが良さそう。
ちなみにトレントフライヤーの下位互換であるストームクルーザージャケットは、ゴアテックスを採用しながら定価が1万8,400円(税抜)という低価格を実現している。個人的にデザインの面でトレントフライヤーの方が好きだったのだが、ストームクルーザージャケットもコストパフォーマンスは良さそうだ。
モンベル『トレントフライヤージャケット』のココがおすすめ②:超軽量でコンパクト
トレントフライヤージャケットは、他の同程度のレインジャケットと比較して非常に軽量で、各サイズの平均重量が215gと、ゴアテックスを使用したレインジャケットでは最軽量・最小収納サイズとしている(2015年1月モンベル調べ)。
300ml のペットボトルくらいのサイズ感で、重さもスマートフォンとほとんど変わらないくらいの重量なので、毎日持ち歩いていても邪魔になることはほとんどない。最近はゲリラ豪雨などもあり、常にバッグやカバンの中にレインウェアを持ち歩きたいところだが、トレントフライヤージャケットは最適なのではないだろうか。
モンベル『トレントフライヤージャケット』のココがおすすめ③:デザインも良くておしゃれ
画像引用:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1128541
個人的にはデザイン性も高く、非常にお洒落だという点もポイントだと感じている。ブルー、レッド、グリーンだと、胸にワンポイントありクール。僕もこの3色のどれにするか、随分と悩んだ。
また、有名なメーカー製のマウンテンパーカーなどとは異なり、街なかであまりすれ違うこともない点も嬉しいポイントだ。ややスポーティでアウトドア感は拭えないデザインだが、それが逆にファッション的におしゃれだと感じる人も少なくないはず。
ポケット部分が色違いなのはこれまた可愛らしい。
トレントフライヤージャケットを半年間着用した評価:耐久性や防水性能について
トレントフライヤージャケットを半年間着用した感想を紹介。雨の日はもちろんだがウインドブレーカー的に風よけにもなるので、自転車通勤の僕はほぼ毎日着用している。
雨の日以外にも着用するのは劣化が早まるので良しとはされていないようだが、最近はゲリラ的に雨も降るし、ちゃんとメンテナンスすれば数年は使えそうなので対費用効果も高い。破けたりはしていないため、耐久性はそれなりにあるのではないかと感じる。
使わない日でも付属の袋に収納しておけば邪魔にならない。朝晴れていても午後から雨という最近のお天気トレンドには重宝する。こんな感じで収納ができるのがトレントフライヤーの何気なく便利なポイントだったりする。
購入時から半年経つと、明るい色なのでところどころに汚れなどはあるものの”防水性や耐久性は全く落ちない” と感じている。撥水性は徐々に落ちているが、すすぎ洗濯で以下のようなコーティング剤に着けてから乾燥機を回せば撥水性能も回復する。
トレントフライヤーは基本的に簡単な登山だったりトレッキングなどで使われるレインジャケットなので、実は防水性だけでなく透湿性(汗などの蒸気を通す性能)も高い。それでいて外からの風はほぼ通さないという点でも嬉しいポイントだ。なので冬でも中にフリースなど着ておけば十分に使える。僕はユニクロで1500円で買ったフリースを中に着ているが、東京の冬程度であれば問題なさそうだ。
ちょっとだけ重くても良い!という人はストームクルーザージャケットもおすすめ
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