先日ふらっと秋葉原に立ち寄ったら、ケバブ屋の隣のじゃんぱらで Think Tablet 2 の Bluetooth キーボードが相場の半額近い価格で売られていた。
僕は Think Tablet 2 を所有していないが、Bluetooth 接続が可能という点、トラックポインタとタブレットスタンドが備えられている点に惹かれて以前からマークしていた。今回税込み4800円ほどで購入できたのでレビューをしたい。
Think Tablet 2 Bluetooth キーボードについて
Think Tablet 2 Bluetooth Keyboard with stand(以下Think Tablet 2 Bluetooth キーボード)は、その名の通り Think Tablet 2 のために作られた Bluetooth キーボード。タブレットとは Bluetooth 接続するため、Bluetooth 4.0 に対応している端末であれば基本的になんでも接続できる。
主な仕様は262.6(幅)×164.6(奥行き)×9.5ミリ(厚さ)で、重さは353g。アマゾンの相場を見ると8,000円ほど。
ThinkPad のデザインを踏襲しているので、普段から ThinkPad を使用している人にとっては”俺のホーム”感はあると思う。ポインティングデバイスはトラックポイントなので、スタンドが備えられているもコンパクトな印象。
こんな感じの質素な箱に入っていた。箱の中は本体と説明書、充電用の miro USBケーブルのみとかなりシンプル。
このサイズながらFキーもしっかりと備えられているので、多用する人にとっては嬉しい。
キーボードはセパレート型で、キーピッチも20mm、キーストロークも MacBook Pro のキーボードよりも深い。余談だが、Surface Pro のキーボードも Pro 4 からセパレート型となっている。
トラックポイントは感圧式ではなく光学式。トラックポイント搭載のキーボードを所有するのは今回が初めてだったが、なれればトラックパッドよりも使いやすそうだ。ちなみにスタンドなしの「ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード」は感圧式を採用している。
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こちらがスタンド。今発売しているタブレット端末のほとんどに対応していると思われる。キーボードと完全に一体型なので、タブレットを挟んだまま膝の上に乗せて使えるのもポイント。
スタンドはマグネット式ではなく、タブレット端末を挟み込むようにして支えるタイプ。左右の両端にゴム製の滑り止めが備えられているので、ちょっとくらいの衝撃では倒れない。
多くの Bluetooth キーボードは、トラックパッドが備えられていてもスタンドがなかったり、スタンドがあってもキーボードとセパレート型の場合が多かった。しかしこの Think Tablet 2 Bluetooth キーボード は、これらの悩みをすべて解決している。
実際に Think Tablet 2 Bluetooth キーボードを使用してみたレビューを書いてみたい。
Think Tablet 2 Bluetooth キーボードの使用感
実際に僕が所有する Windows タブレット『ASUS Transbook T100 Chi 』で使ってみた。Think Tablet 2 とだいたいサイズは同じなので、スタンドにしっくり収まる。
レスポンスは良好。T100 Chi 付属のキーボードはトラックパッドの挙動がカクつく印象があったが、Think Tablet 2 Bluetooth キーボードでは全く感じない。さすがは ThinkPad ブランドといったところ。
ただキーボード右側の「-」の長音キーが狭いので、打ち間違いが多くなかなか慣れない。これは他所でのレビューでも散見される。
基本的に打鍵感は良好だが、真ん中あたりのキーを強く打つとペコペコとたわむ。通常の使用には特に困らないが、キーを入力している最中にたわむ感触があるのは否めない。
とはいえ、このキーボードを超える使い勝手の Bluetooth キーボードはないので、このくらいの悩みは全く問題ない。
Android 端末でも使えるとのことで、Xperia Z3 Compact とペアリングして実際に使用してみた。かなりアンバランスだが、ブログの下書きを書くなどポメラのような使いかたができる。もちろんトラックポイントも動く。
まとめ
以前 Bluetooth キーボードスパイラルにはまった時に、スタンド付き、ポインティングデバイス付きで最高だと思っていたのがこの Think Tablet 2 Bluetooth キーボードだった。しかし1万円を超える価格がネックで今まで手に入れられなかった。
今回やっと手に入れることができたので、「本体は消耗品・キーボード(レンズ)は一生モノ」の銘のもと長く使っていきたい。
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