キーボードとマウス 注:この記事はアフィリエイト広告を含みます

ミニマルなデスクに合う「リストレスト」レビュー|Kensington ErgoSoft Wrist Re

ミニマルなデスクに合う「リストレスト」レビュー|Kensington ErgoSoft Wrist Re

白で揃えたいデスク上にぴったりな、ケンジントンのリストレスト。

かなり前に『【HHKB BT】パームレストは小型のモノを2つ使うのがおすすめ』という記事でも紹介したリストレスト。個人的にはHHKBやリアルフォースなど、キーストロークが深いキーボードを使う際に必須だと思っている(理由は後述)。

前に紹介した小型のリストレストが壊れてしまったため(縫製部分が破けて中のクッション材がぼろぼろと落ちてくる)、今回あらたにケンジントンのリストレスト買い替え。これがかなり良かったので紹介しておこう。

これまで使っていたリストレスト。HHKBにはセパレートタイプがベスト

このアイテムのココが残念!>

  • デスクによってはパカパカする
  • 600g超えとなかなか重たく持ち運びは不便
  • リストレストのなかでは割と高い(3,000円)

そもそもリストレストが必須な理由:肩こりや腕の疲れが軽減できるから

ケンジントンのリストレストについて話す前に「なぜリストレストがあると良いのか? 」を紹介しよう。まあこの項目のタイトルにもある通りなのだけど、その理由は「肩こりや腕の疲労感が軽減する」から。

ノートPCのようなキーボードの場合はとくに意識する必要はないのだけど、HHKBやリアルフォースなどのキーボードは、腕をデスクに置く位置に対して高さがある。そのためキーを押す際に手首に角度をつける必要があり、長時間この状態をキープすると、肩こりを感じたり腱鞘炎のような痛みも生じる。リストレストがあるとキーボードに対して手首が平行になるため、余計な力を入れずにキーを打つことができると考えている。

見た目も機能性も良いケンジントンのリストレスト

こちらが今回購入した『Kensington ErgoSoft Wrist Rest for Keyboard (ラージ)』。キーボード用やマウス用など複数サイズを展開しており、ラージの価格はアマゾンで3,236円。カラーはブラックとライトグレー寄りのホワイトの2色展開で、僕はフルキーボードに合わせてラージのホワイトを購入した。

HHKBなどコンパクトなキーボードの場合、リストレストは小型のタイプを2つ用意したほうが良いと思うが、フルキーボードの場合は「頻繁に腕を動かす」「大型のモノのほうがデスク上の見栄えが良い」という理由から、ラージタイプが良いと考えた。

白いデスクに馴染むミニマルなデザイン

使用感は後半で紹介するとして、まずは外観から。商品画像を見ると真っ白に見えるが、実物は想像以上にライトグレー寄りのカラー。個人的には真っ白よりもグレー系のほうが好きなので、これは嬉しい誤算。

実際にリアルフォース for Mac の下に置いてみた。グレーのデスクとキーボードの白とのコントラストが美しく、サイズ感も驚くほどマッチしている。リストレストは機能性はもちろん、常にデスク上に置くモノなのでデザインも重要。今回リストレストを購入するにあたり、店頭に出向いたり、ネットで検索したりもしたが、ケンジントン以上にマッチするモノは見つからなかった。

質感はマットなレザー調、だけど安っぽくない

表面素材はレザー調のマットな質感で、価格の割に高級感が感じられる。またクッション材はジェル素材が用いられており、硬すぎる柔らかすぎずと絶妙な”(腕の)置き心地”だ。それなりに硬さと高さがあるため、HHKBやリアルフォースといった高さのあるキーボードに最適だと思う。

サイズは 75mm x 460mm x 20mm で、重さは660gとかなり大きい。よほどのことがない限りは自宅据え置き用として購入しよう。なおケンジントンには他のタイプのリストレストはあるが、高さが半分のモノもあるので、事前にサイズをチェックしてからの購入をおすすめする(買ってみて高さが足りないのは辛い)。

実際に1週間ほど使ってみた感想

実際に使い始めて1週間ほどが経っているが、使い勝手はとにかく良好。前に使っていたモノはファブリック製で、コーヒーをこぼしたり汗をかいたりしたら吸ってしまうのが気になったが、こちらは撥水性のあるレザー調。真夏や暑い部屋だと蒸れる可能性はあるが、今のところは快適だ。

また硬さもちょうどよく、頻繁に腕を動かすフルキーボードでも移動しやすい。柔らかすぎて沈む心配もなく、硬すぎて疲れることもないので、長時間のPC作業でも快適に使えるはずだ。またリストレストの形状は右に向かって緩やかなカーブを描いており、腕をテンキー方向にスライドさせた際、腕を前後に動かさずにテンキーを押せるようになっている。

緩やかなカーブが自然に手の位置にくる

まとめ

こんな感じで「リストレストがあると良い理由」「今回新調したリストレスト」についてつらつらと紹介してみた。たかがリストレストと思われがちだが、素材やサイズ、高さによってもさまざま。作業中は常に触れているモノなので、自分のスタイルによって最適なモノの購入をおすすめしたい。

▷HHKBユーザーはこっちもおすすめ:【HHKB BT】パームレストは小型のモノを2つ使うのがおすすめ