新年最初の(1万円を超える大きな)買い物は 12インチの MacBook 。地元の中古ショップにて新古品(開封のみ)が11万8,000円(税込)という破格で売られていたので購入。
ただ、なぜほぼ新品の端末が中古に出回っているのか怪しく感じたので、実際に MacBook を購入した中古ショップの店員さんに聞いてみたところ驚きの理由が判明した。
MacBook(12インチ)がほぼ新品で11万8,000円で売られている
僕が購入した MacBook は家電量販店でも売られているエントリー機。
通常 AppleStore や家電量販店で買おうとすると 14万8,800円(税別)。税込み価格だと16万704円と、エントリーモデルにしてはかなり高価な部類の位置付けということがわかる。
僕が購入した店舗での通常販売価格は約12万5,000円。都内の店舗だと新古品であれば税込で14万~15万なので 12万5,000円でも破格なのだが、この日は新春セールで5,000円オフに。さらに駄目元で値下げ交渉をすると11万8,000円になった。
しかも店頭に並んでいた MacBook の充電回数を調べてみると、なんとたった4回。この端末が店頭に並んでいたことを考えると、おそらく店頭で充電されただけのようだ。
また外装も傷なしで、一番劣化しやすい充電用の USB Type-C アダプタにもほとんど黒ずみや劣化はみられない。年末のビンゴ大会の景品としてはちょっと豪華すぎる MacBook だが、なぜ新古品が数多く安価で売られているのか。
新古品 MacBook(12型)が11万8,000円。新古品が市場に出回る理由とは
盗品が売られているのではないかと心配して店員さんに尋ねてみたところ、こういった新古品はクレジットカードのショッピング枠を現金化するために売ることが多いとのこと。そのためほぼ新品の MacBook や iPad が定価の3~5万円ほど安く購入できる。
もちろんそれ以外に「 MacBook の使い方がわからなかった」、「やっぱり Core M だと厳しい」という理由から売る人もいると思うが、そういった人でも、本当に自分に合わないかある程度使い込んでから売る。
店員さんいわく、MacBook や iPad といった製品は、買値が新品と中古品でそこまで大きく差が開かないため、クレジットカードの現金化という意味では最適な商品らしい。
世の中にはクレジットカードのショッピング枠を現金化する店も存在するが、その商売自体はグレー(貸金業法及び出資法違反の可能性アリ)だし、現金化するにしてもショッピング枠の85%ほどが手元に残るという形なので、自分で現金化した方が良いことの方が多い。
僕はてっきり盗品が売られているのかと思っていたが、MacBook などの アップル製品はシリアルナンバーなどで厳重に管理されているためすぐに盗品かどうか分かる。まともなショップであれば買取はしない。
ちなみにクレジットカードのショッピング枠現金化のために売られた製品を購入しても法には引っかからないので安心。
まとめ
クレジットカードの現金化のために MacBook や iPad の新古品が出回っているということを考えると、あまり良い気持ちではないが、なによりもほぼ新品を安く購入できるのは購入者にとって嬉しいところ。
また出回っている新古品の全てがクレジットカードの現金化のために購入されたものだとは限らないが、気になる人はちゃんと正規の店舗で購入することをおすすめしたい。