僕らの Pebble Time を進化を手助けするグッズがクラウドファンディングサイト Kickstarter で出資を募っている。
今回紹介する “Pagaré smart strap” は、日常の支払いを Pebble Time や Pebble Round で完結できるというようにするためのツール。サインもクレジットカードもPIN入力も必要なく、交通系ICカードのようにサッとタッチするだけで支払いが完了する。
現時点では日本で使える見込みは無さそうだが、近い将来日本でも実現するだろう技術なのでチェックしておきたい。
Pebble で日常の支払いができる Pagaré smart strap
https://www.kickstarter.com/projects/fitpay/pagare-contactless-payment-smartstraps-for-pebble
上が Pagaré smart strap のコンセプト動画。開発元は Fit Pay という企業で、20年以上ペイメントサービスの分野の第一線で駆け抜けてきた専門家が主導のチーム。
Apple Pay や Android Pay に対応するほぼ全ての店舗で使用可能としており、その数は約100万ほど。動画を確認する限り、マクドナルドやサブウェイ、ディズニーワールドなどが挙げられる。
気になる Pagaré 本体の仕組み
どうやって Pebble Time と組み合わせるかと言うと、上の GIFアニメのようにバンドを外して薄いプレート状の Pagaré を Pebble Time 本体にドッキングする。
Pagaré 本体の仕様は、下の部分が Pebble Time 本体とつながってセキュリティを司り、バンド部分に NFC のアンテナが備えられている。
またバンドの先端部分が板状の USB Type-A となっており Pebble Time 本体のバッテリーをチャージできる。Pebble Time は専用のケーブルがないと充電できない仕様なので、ここはかなり良いポイント。
支払いシステムのセキュリティ面や仕組み
支払いには Apple Pay のようなセキュリティ技術を採用していると謳っている。Apple Pay は NFCチップとハードウェア、アプリ情報を組み合わせて照合し支払う。
アプリ内にクレジットカードの情報をあらかじめ入力しておき、それを Pebble Time のアプリ上に情報を転送して Pagaré の NFC 経由で支払いをする。
普段 Apple Pay などには馴染みのない僕らだが、おサイフケータイのようなものだと思えば良いかと。
またスマホが手元になくても Pebble Time を腕に巻き付けていけば良いので、ランニング帰りにちょっと飲み物が欲しい時や散歩に出掛けて買い物して帰ってくる、なんて時にも便利そうだ。
まとめ
日本国内においてはまだ Pagaré どころか Apple Pay も使用できないが、さすがに2020年までにはこういった支払い方法も可能になり、一般化するのではないかと思っている。
そもそも Pagaré はまだ出資受付段階で、上手くいけば今年の中盤くらいには出荷されるかも?といったところ(多分成功するだろうけど)。
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