モバイルバッテリー兼SIMフリーモバイルルーターの「ZMI Battery Wi-Fi MF855」がアマゾンのタイムセールに登場していたので購入。ちょうど4年前に購入した Cheero のモバイルバッテリーの挙動がおかしくなってきたのと、6月に台湾に行くので SIMフリーのモバイルルーターが欲しかった僕にとっては最高の製品だ。
国内ではワイモバイルが販売しているが、3年縛りが嫌で購入を見送っていた。タイムセール自体は終わっているものの、アマゾンでは1万円以下で販売されているので、購入を考えている人には超オススメ。
モバイルバッテリーにもモバイルWiFiルーターにも!ZMI Battery Wi-Fi MF855
[amazonjs asin=”B01B184MAS” locale=”JP” title=”ZMI Battery Wi-Fi MF855 SIMフリー 4G LTE対応 バッテリー内蔵モバイルルーター 日本語対応版 7800mAh 並行輸入品”]こちらが僕が購入した「ZMI Battery Wi-Fi MF855」。中国からの並行輸入品なので、付属の説明書類は中国語で記載されている。ちなみに輸入代理店が日本語で説明書を送付しているので、そこまで設定に迷うことはないと思う。
主な仕様は以下。
- サイズ:約75×102.2×22.3(mm)
- 重さ:約235g
- 連続待受け時間:約1560時間
- テザリング連続通信時間:約18.5時間
- 充電時間:ACアダプタ(1.0A):約9.5時間、ACアダプタ(1.8A):約5.5時間
- 通信速度:LTE:下り最大112.5Mbps*2 / 上り最大37.5Mbps
AXGP:下り最大110Mbps *2 / 上り最大10Mbps
※無線LAN接続時は下り最大40Mbps程度 - 最大同時接続台数:8台
- 入力電圧:5.0V / 2.0A
- 出力電圧/出力電流(最大):5.1V / 2.1A
- 対応周波数:[4G]2.5GHz / 2.1GHz / 1.7GHz
[3G]2.1GHz / 900MHz
「ZMI Battery Wi-Fi MF855を」フォトレビュー
こちらが筐体。7800mAh のバッテリーとしては少々大きめだが、モバイルルーターと兼用と考えるとまぁ許容なサイズと重さだろう。
9.7インチ iPad Pro と Nexus 6P とサイズ比較。サイズは 10000mAh モバイルバッテリーと同じくらい。
ちなみにこういった小型の箱に収納されて届いた。付属しているのは輸入代理店がサービスで付けてくれたのだろう。
チャイナユニコムの SIM カードも内封されていた。プリペイドカードで詳細は不明だが、 128kbps なら使い放題なのだろうか?
別端末を充電するUSBポートは1つ。2.1Aの出力に対応しているので iPad などのタブレット端末も充電できる。micro USBポートは Battery Wi-Fi を充電するためのもの。およそ5.5時間で充電が完了するとのこと。
なお液晶ディスプレイなどはなく、LEDランプが点灯する仕組み。色は緑、オレンジ、赤とその時の状況に応じて変わる。
こちらは電源ボタンで、全ての操作をこのボタンでする。金属ではなくプラスチック製なので、長く使うと塗料が剥がれそうだ。
ちなみに筐体自体はツヤありで目立たない程度にラメが入っている。まぁ価格が安いので文句は言えないが、全体的にスマートフォンのエントリー機のような安っぽさを感じる。せめてツヤ消しのプラスチック筐体だったらもっと良かったなあ。
実際に SIM を挿して使用してみる
本当に日本国内で使用可能なのか、実際に SIM を挿入して試してみたい。今回は iPad Air に挿していた mineo の dプラン SIM を挿して運用を試みる。
Battery Wi-Fi は SIM が内蔵型ではなく、背面のカバーを取り外すと “micro SIM” カードスロットに SIM を挿す。nano SIM ではないので注意が必要。
Battery Wi-Fi MF855 は画面がないので APN 設定がちょっと面倒。Battery Wi-Fi を起動し、別の端末から Battery Wi-Fi に接続。そしてブラウザの URL に「http://192.168.21.1/」と入力して設定画面に飛ぶ。
最初は言語が中国語に設定されているが、画面から日本語に変更することが可能。僕は最初これを設定していなくて、苦労しながら中国語で設定をしてしまった。
中に入るとこんな感じで設定の画面が並んでいる。ここから SSID やパスなどを変更可能。もちろん APN の設定などもできる。初回設定だと自動になっているが、mineo の場合、自動判別されなかった。通常のドコモSIMなどは自動で大丈夫との声も。
この画面の下部にある「APN手動設定」から APN を設定。
設定が完了したらネットに繋がるかどうかを確認したい。実際に mineo の SIM を入れてスピードテストを行ったところ、下りで8Mbps ほど出た。速度はSIMに依存するが、通信が途切れたりせず、なんの問題もなく通常運行だ。
SIMフリーモバイルルーター兼モバイルバッテリーという最高の端末
モバイルルーターの電池持ちを気にする必要がないという点、いざというとき(急な飲み会など)の際にモバイルバッテリーが手元にある安心感は、Battery Wi-Fi を購入する最大のメリットだと感じる。
グループや家族で海外旅行に行く際にも便利
またこの端末は SIMフリーなので、海外旅行などでも便利に使える。この端末は 7800mAh のバッテリーを積んでいて、18.5時間連続で電波を飛ばせる。8台までの端末を同時接続できるので、グループや家族で1つ持っておけば、終日全員がネットに接続できる状態で旅行を楽しめる。
旅行に行く人だけでなく、普段持ち歩く際にも非常に便利な製品なので1つ持っておくと良いかもしれない。
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またこの端末はワイモバイルでも取り扱っている。既存のワイモバイルユーザーなら、3年間の縛りがはあるものの、本体代一括0円+月額540円(1GB)で手に入る。購入は Y!mobile オンラインストアからどうぞ。