台湾の南の方にある離れ島「小琉球」に2泊3日で観光に行ってきたのでレポート。島の雰囲気自体はなんとなく熱海の初島に近いような感覚だった。
今回は台北から高雄まで新幹線で行き、そこからタクシーで東港まで向かう。そして連絡船に乗って宿まで到着という流れ。全てを1記事で紹介すると長くなりそうなので、記事を前半と後半に分けたい。
追記:後編です→『台湾のリゾート「小琉球」に行ってきた②:カフェでまったり海を眺める〜絶景の夕焼けを楽しむ』
小琉球とは?
まず小琉球自体を知らないという人がほとんどだと思うので簡単に紹介。小琉球は高雄から車で1時間弱の東港にある離れ島で、サンゴ礁が隆起してできた周囲13kmのとても小さな島。島で借りられるバイクなどがあれば20分くらいで島を一周できてしまう。
台北は冬になるとダウンジャケットが必要なほど寒くなるが、小琉球は常夏なので一年中シュノーケリングや海のレジャーを楽しめるのが魅力。
特別な入島料や制限などもないため、日本人でも気軽に訪れることができる。とは言え全くと言って良いほど日本人は皆無。日本語や英語を話せる人もほとんどいないので、数回台湾に行っていてたまには違う場所に行きたいという人なんかにはオススメだ。
なお地図で見るとこんな感じ。とても小さい。
台北から小琉球まで行ってきました!島までは新幹線やバス、船を乗り継いで片道6時間ほど
僕は昼ごろ台北から新幹線で向かった。天気予報だと連日の土砂降りマークだったので、キャンセルしようかと思ったのだが高雄など南の方は快晴だという情報が。台湾の天気はものすごく変わりやすく天気予報があまり当たらないとのこと。それでお昼ごろ急いで出発することにした。
まず台北駅から新幹線(臺灣高速鐵路)で高雄の左営駅まで行くことに。片道1500元(約5,000円ほど)と結構高い。ちなみにバスでも行くことができる(その場合は500元くらい)のだが、その場合は5時間くらいかかる。しかし新幹線なら1時間半でいける。
高雄の左営駅に到着!行きはタクシーで
13時すぎに台北を出発し、高雄の左営駅に到着したのはだいたい15時くらい。小琉球行きの船が出ている東港という地域まで行く必要がある。
高雄からは随分と離れた場所にあり、小琉球行きの最終便が17時と2時間しかないためとりあえずタクシーに乗ることに。高雄のタクシーは台北よりも高く(すぐメーターが上がる)、ここから40kmくらい離れた東港までいくらかかるのか心配。
東港の船乗り場に到着。小琉球までの船のチケットを購入しよう
タクシーに乗って大体40分くらいで東港の連絡船乗り場に到着。高雄の左営駅からかかった額は800元(2,700円)ほど。料金を参考にした台北ナビの記事には 300 ~ 400元と記載されているが、実際は倍以上の料金がかかっている。
船乗り場で券を購入。往復(来回)で410元(約1500円)ほど。行き先は1つだけなので迷わないが、往復のチケットを購入すると復路の時間を聞かれるので注意。ちなみに3日間の滞在であれば復路の時間は自由とのこと。
このレシートみたいなものがチケット。紛失しないように気をつけよう。
なお連絡船の運行時間はこんな感じ。最終便は17時台なので遅れないように気をつけよう。
東港の市場では海の幸を堪能できる
船が出るまで時間があるので、港町であるこの周辺を散策。船乗り場の隣は大きな市場となっており、新鮮な魚介類を堪能できる。
東京に住んでるとあまり見られない光景が広がる。マグロの頭ってデカイんだなあ。ちなみにこの辺はマグロが有名だそうだ。
僕はウニを食べた。生きているウニをその場で捌いてくれるので味はたしか。価格も1匹80元(300円弱)とかなりお得。これは台北では食べられないな〜。
船に乗る時間が来る。観光客と住民向けに乗口は分かれているが、中に入ると一緒。ちなみに僕が行った時は丁度卒業旅行シーズンだったため、周りはリア充感漂う学生ばかり。僕はソロで小琉球攻略に臨んだためにかなりのアウェイ感(みんな中国語だし)。
船が出発。大体2~30分ほどで小琉球に着くらしい。景色はなかなか綺麗だが、猛スピードかつものすごく揺れるので、船酔いに強い人でも酔うと思う。
小琉球に到着!まずはバイクを借りました
小琉球に到着。到着すると原付きや自転車の勧誘をされる。小琉球は歩きでもなんとかなるが、原付きがあった方が圧倒的にラクなので借りよう。バイク(原付き)の料金は1日400元(だいたい1,500円くらい)、自転車は300元(1000円ちょっと)、電動バイクは500元ほどだった。
台湾の物価にしてはかなり割高だが、ここはケチらずに借りることをオススメする。
僕はこの店で電動バイクを借りることに。原付きはエンジンが分からず借りれなかった。原付きより高いしスピードが出ないので不本意だが仕方がない。
なお自転車を借りる時以外は日本の免許証が必要。ただ特に法的な決まりはないようで、あくまでちゃんと乗れるかどうかを確認するため&盗難防止のために控えるといった用途だった。契約書を書かされるのがちょっと怖いw
可愛い感じの電動バイク。なおヘルメットが画像内に写っているが、基本的にヘルメットを被って運転している人は少なかった。信号も無いしそもそもスピードが出ないので問題ないのだろうか。
僕が宿泊した民宿(というかバックパッカーズホステル?)「彼空映旅宿」
僕が宿泊したホテル(というか民宿というかバックパッカーズホステル)は「彼空映旅宿」というところ。小琉球の中腹部にあり、港から徒歩30分、バイクで5分くらいの場所にあるところ。
なお予約は以前『台北駅から徒歩5分の「BackPackers Inn Taipei」レポ。女子が多いバックパッカーズホステル』でも紹介しているアゴダを利用。こんな僻地でも最安で泊まれるホテルを検索できるので本当にオススメ。
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なかなかお洒落な感じのコテージ式。ちなみに到着した時は既に日が暮れていたため、上の画像自体は翌日に撮影している。
部屋の中はこんな感じ。2人部屋だが、この部屋に泊まったのは僕だけ。通常の民宿よりも比較的安い額でこのクオリティは嬉しいかぎりだ。
水回り。トイレも綺麗だしシャワー(画像にはギリギリ写っていない)も普通にお湯が出るし良い感じだった。1日目は到着が夕方だったためほとんど活動せずシャワーを浴びて散歩をしたくらい。
まとめ
この画像は小琉球から高雄市街地を眺めたもの。台北からだと新幹線とタクシーを駆使しても5~6時間ほどかかるので、日程には余裕を持って訪れたいところ。
2日目からのレポートは後半で書こうと思う。
追記:後編です→『台湾のリゾート「小琉球」に行ってきた②:カフェでまったり海を眺める〜絶景の夕焼けを楽しむ』
ちなみに島は全体的にネットが繋がるので中国語が話せなくてもグーグル翻訳などでなんとかなる。その場合は『バッテリーにもルーターにもなる「Battery Wi-Fi」を2週間使った感想。使って分かった良いところと悪いところ』でも紹介しているようなモバイルルーターを持って行こう。
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