先日ブロガー向けに開催された「モバイルプリンスのファーウェイ王国ブロガーズミーティング」より。ファーウェイ初の 2 in 1 Windows タブレット「MateBook」に触れてきたのでレビュー。
MateBook について
MateBook はファーウェイ初の 2 in 1 Windows 端末。発表自体は今年の 2月にスペインで開催された MWC 2016 で公開されたが、国内における発売日は 7月15日。Core M を搭載する Windows 端末ながら、640g という筐体の軽さと 6万円台から購入できる価格から話題になった。
これまでのスマートフォン開発の知見を活かし、スタイリッシュで洗練されたタブレット端末だ。
MateBook の液晶ディスプレイは12インチ(2160 x 1440)。実際に MateBook のディスプレイを見たが、発色も良くクオリティが高いディスプレイを使用している印象を受けた。
他社類似製品が何なのかは非公開だったものの、放熱技術により発熱の温度が低いと謳う。
Core M を搭載し、ファンレス構造ながら高いパフォーマンスを発揮できるとしている。Windows OS でメモリ8GB を搭載する 2 in1 タブレットは、マイクロソフト Surface Pro などいくつか存在するものの数は少ない。
これは便利だなと思ったのが、この指紋認証でロックが解除できる点。まぁタブレットという枠で言えば 某Pad Air 2 などでもお馴染みの機能ではあるが、PC という括りでいくとまだまだ一般的に普及はしていない印象。
普段 12インチ MacBook を使っている僕からすれば、触れるだけで指紋認証が解除できるというのは魅力に感じる。「世界で初めてタブレットPCのサイドに指紋センサを搭載」とあるが、指紋センサがあるだけで十分アピールにはなると思うので、別に無理して “世界で初めて” を謳わずとも良いのになと思ったり。
MateBook のアクセサリについて
MateBook には、より便利に使えるようにする純正のアクセサリが充実している。それぞれを少しだけ紹介しておきたい。
キーボードカバー「HUAWEI MateBook Portfolio Keyboard」について
Matebook のキーボードカバー「HUAWEI MateBook Portfolio Keyboard」について。MateBook 全体を包むタブレットケースとしても使えるこのキーボードカバー。結構しっかり打ててタッチパッドも広いのだが、1万4,800円と少々高いのと、キーボードカバー単体で 450g 程度と少々重たいのが難点。
キーストロークは 1.5mm と、しっかり打鍵感があるキーとなっている。なお、ここでいう他社製品は不明だった。実際にキーボードを叩いてみた感想は記事の下の方で紹介している。
このキーボードカバーは Bluetooth 接続ではなくコネクタで接続するため、キー入力時のタイムラグが感じにくくなっているのが嬉しい。また本体からの給電なので、キーボードを充電する必要がないのも嬉しい。
MateBook のインターフェイスを強化する「MateDock」
こちらが MateBook 発売時に話題となった USB Type-C 用の拡張ドック「MateDock」。
インターフェイスは
- USB Type-Cポート
- USB Type-Aポート
- VGA ポート
- HDMIポート
- 有線LANポート
といったところ。
価格は税込み 1万584円と少々高いが、MateBook を PC として使うのであれば、このくらいインターフェイスが充実したドックが1つあると便利そうだ。
こちらが実物。微妙に写真がボケてしまっているが、サイズは結構コンパクト。USB Type-C なので、新しい MacBook Pro や 12インチ MacBook ユーザーにとっても気になる製品ではないだろうか。
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レーザーポインタ付きのスタイラスペン「MatePen」
MatePen は 2048段階の筆圧感知に対応した、MateBook 用のスタイラスペン。別売りで税込価格 8,424円と、Apple Pencil と比べるとリーズナブルなお値段。
特筆すべきはレーザーポインタを搭載する点。クリエイティブな用途だけでなく、ビジネス用途においても使えるスタイラスペンとなっている。
実際に試してみたところ、ペン先がちょっと太めな印象を受けた。僕が普段 iPad Pro で Apple Pencil を使っているからかもしれないが、あのペン先では文字を書くのはちょっとつらいのでは?というのが率直な意見だ。
上が Apple Pencil で下が MatePen。
実際に MateBook に触れてみた
ここからは実際に MateBook をいじってみた。とは言え実際に触れられた時間は10分程度なので、殆どがキーボード単体のレビューとなることをご了承願いたい。
実際にパタパタとキーボード入力をしてみたが、普段 MacBook を使っている身としてはこのキーボードに慣れるのは難しかった。理由は「キー同士がくっついている(アイソレーションキーボード)」から。まぁ1週間も使ってみれば慣れるとは思うのだが、このキーボードでメモが取れずに結局 MacBook を取り出してイベントのメモを取ってしまった。
こちらが MateBook のキーボードカバーの拡大画像。Surface シリーズの Type Cover も、 Surface Pro 4 世代からはキー同士が隣接していないアイソレーション型となっているので、このキーボードカバーもアイソレーションキーボードにしてくれればストレスが少なくすぐに使えたのかなと思った。
キーストロークは良い感じなので、次世代のキーボードカバーでアイソレーション型となることを期待したい。
キーボードカバーながらキーが均等に光るのは美しい。僕はあまりキーを見ながらタイピングするわけではないのでそこまで重要ではないが、飛行機内など暗い場所でブログを書きたい時なんかに便利に使えそうだ。
ちなみにカバー自体はこんな感じ。2 in 1 Windows PC がビジネス寄りなデザインが多いなか、このフェイクレザー風味なカバーが純正で発売しているのはセンスを感じた。
近くからみたときの素材感が一発でフェイクレザーと分かってしまうのがちょっと残念な点ではある。あと5000円くらい高くても本革製とかが欲しいところ(個人的には)。
ビジネスシーンで使う場合、このように持ち歩けばクラッチバッグのようでスタイリッシュでスマートな印象。堅い職種などでは難しいかもしれないが、IT系スタートアップなど比較的カジュアルな格好で良い職種であれば、MateBook が映えると思う。
[twentytwenty][/twentytwenty] キーボードカバーは全部で4色ほどあるが、今回試せたのはオレンジ(左側)とブラック(右側)の2種類。他にもベージュとブラウンがあるので、自分の好きな色を選ぶことができる。
まとめ
「ファーウェイブロガーズミーティング」での MateBook のレビューはこんな感じ。Windows 端末という特性上、ゴリゴリ弄って機能性を試したりということが難しかったが、簡単に触ってみた印象を書いてみた。
Core M とそこそこのスペックを搭載していて 640g(MateBook 単体の重さ)というのは、発売から半年近く経ったいまでも魅力的な端末なので、この冬のボーナスの使いみちの一つとして考えてみるのも良いかもしれない。