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Huawei MateBook レビュー。Core M 搭載で軽くて薄い!でもキーボードが重い

Huawei MateBook レビュー。Core M 搭載で軽くて薄い!でもキーボードが重い

huawei-matebook10発売前からずっと気になっていたファーウェイの 2 in 1 Windowsタブレット「MateBook」を(やっと)触ってきた。Core M プロセッサ搭載で、640g の 2in1 タブレット型かつ10万円以下から買えるということで注目していた端末だったので、実際に触ってみて思ったことなどを記事にしてみたい。

また、店頭で触れただけの所感なので写真などがない完全な感想記事なので悪しからず。ちなみに最近小米(Xiaomi)が発表した Mi Notebook Air については『これは欲しい!小米(Xiaomi)が「Mi Notebook Air」を発表。 Core M3 搭載 12.5インチ5万5,000円〜』をどうぞ。

 

ファーウェイの 2 in 1 Windows タブレット「MateBook」について

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「MateBook」は、中国の通信機器メーカーであるファーウェイ(Huawei、華為技術有限公司)が今年2月にスペインで開催された MWC 2016 で発表した 2in1 タブレット。これまで Android スマートフォンやタブレット端末を手がけてきたファーウェイだが、Windows  搭載のタブレットPC を発表するのは初めて。

そういった意味でも注目度が高かった製品だ。またファーウェイとしても相当な広告費を割いているようなので(アドセンスとかメディア媒体の PR 記事とか)、かなり勝負に出た端末なのだろう。

ちなみに日本国内では7月15日に発売しており、価格は税別で

  • Core M3 / 4GB RAM / 128GB の一般向けモデル:6万9,800円
  • Core M5 / 4GB RAM / 128GB モデル:9万8,800円
  • Core M5 / 8GB RAM / 256GB モデル:10万9,800円

となっている。8月以降には Core M7 搭載モデルも発売するとしているが、具体的な発売日や価格などは不明だ。

MateBook のスペックは以下。

「Matebook」のスペック

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  • OS:Windows 10 Home 64-bit 、Windows 10 Pro 64-bit
  • CPU:第6世代 Intel Core m プロセッサ、デュアルコア最大3.1GHz
  • メモリ:4G/8G
  • ストレージ:128G/256G/512G
  • ディスプレイ:12インチIPS,解像度 2160 x 1440
  • サイズ:194.1mm x 278.8mm x 6.9mm
  • 重量:640g
  • カラー:ゴールド、グレー
  • 端子:USB3.0 Type C x 1 、ヘッドフォンジャック x 1
  • カメラ:500万画素

Matebook  は 12インチディスプレイを搭載するタブレットPC ながら、重量は 640g と軽く、どこにバッテリーが入ってるんだ?と思うくらい薄い(6.9mm で iPhone 6 と同じ薄さ)

またタブレットPC ではまだまだ珍しい Core M プロセッサを搭載しており、実用にも耐えうるスペックなのも魅力的。
 

実際に 「MateBook」 を触って思ったことなどをつらつらと

この定価でこのスペック・クオリティはかなり良さそう

huawei-matebook5実物のデザインは思っていたよりもしっかりしている印象だった。バナー広告やネットで見る限りはちょっと安っぽいデザインかな?と思ってはいたのだが、iPad のように薄さを保ちながらも堅牢性は高い印象を受けた。

また、この薄さや重さを保ちながらも、タブレットとしてはまだまだ珍しいインテルの CPUである Core M を採用している点が魅力。以前『 TransBook T100Chi レビュー(1)キーボード付き10インチで3万円を切る(アウトレット) Windows タブレット』で Atom 機のレビューを行っているが、仕事とブログをバリバリこなすには少々スペック不足な点も多かった。

僕は普段仕事やブログには 12インチ MacBook を使っているが、Illustrator や Photoshop などのソフトを使ったり、 Youtube で BGM を流しながら Chrome で開いた WordPress の編集画面でブログを書いてもあまりストレスを感じない。

MateBook は MacBook と同等のスペックなので、タブレットながらも実用性に耐えられそうだ。

しかし純正キーボード「HUAWEI MateBook Portfolio Keyboard」はやっぱり重かった

huawei-matebook4ディスプレイサイズが12インチの MateBook 本体の重さは 640g としており、このディスプレイサイズの Windows タブレット端末の中ではかなり軽い部類に入る。また、薄さにかなりこだわっているようで、筐体の薄さは 6.9mm と魅力的な製品となっている。

しかし僕が気になっていたのは Windows タブレットに欠かせないキーボードの重さ。基本的に Windows タブレットはキーボードとセットで持ち歩くことが多いはず。MateBook 本体の軽さを強調する記事や広告が目立ったが「HUAWEI MateBook Portfolio Keyboard」の重量は、発売前にどこを探しても正確な数字が見つからなかった。

ちなみに「HUAWEI MateBook Portfolio Keyboard」の重量は 450g。価格は税込みで1万5,984円と少々お高め。Surface Pro の Type Cover を意識した価格設定なのだろう。

MateBook 発売後の各所のレビューを見る限り、MateBook 本体と「HUAWEI MateBook Portfolio Keyboard」の合計重量は1kg を超える 1.1kg とされている。キーボードはカバーにもなるタイプなので重いというのは予想はしていたが、正直なところ 12インチ の MacBook よりも重くなるというのは残念なところだ。

↓スタンドを別途準備する必要があるが、軽さと薄さを求めるなら以下の薄型キーボードはかなり MateBook とマッチすると思う。
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とは言え「HUAWEI MateBook Portfolio Keyboard」の打鍵感は良好

huawei-matebook9重さがある分、キーボードの打鍵感は悪くなかった。キーストロークが 1.5mm とそれなりに深く、打ちやすい印象。また Surface とは違い、落ち着いた淡い色合いのカラーも展開しているので、なかなかお洒落で日本人女性でも使いやすいかも。

またトラックパッドが広めなので、普段から MacBook の大きめなトラックパッドに慣れている僕でもかなり使いやすかった。

レーザーポインタも搭載するスタイラスペン「Matepen」はちょっとペン先が太い?

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2in1 Windows タブレットではもはやデフォルトで対応しているといっても過言ではないスタイラスペンだが、MateBook にも Matepen というペンが存在し、税込価格は 8,424円。

2048段階の筆圧感知に対応しており、特筆すべきはレーザーポインタが搭載されているという点。ビジネス面での使い勝手を考慮していると考えられる。

huawei-matebook11コンセプトはものすごく良いと感じるが、実際に店頭で試してみたところ、ペン先がちょっと太めな印象を受けた。僕が普段 iPad Pro で Apple Pencile を使っているからかもしれないが、あのペン先では文字を書くのはちょっとつらいのでは?というのが率直な意見だ。

HUAWEI MateDock がクール!これは欲しい

huawei-matebook14Matepen はちょっと今ひとつといった印象だったが、個人的にこの MateDock はスパイのツールキットのようで欲しくなった。価格は税込みで 1万584円

MateDock はオプションツールで

  • USB Type-Cポート
  • USB Type-Aポート
  •  VGA ポート
  • HDMIポート
  • 有線LANポート

がセットになったインターフェイスを拡張できるツール。MateBook は薄さを優先しているため、ポートが USB Type-C のみ。

これは 12インチ MacBook と同じインターフェイスなので、仮に僕が購入をしたとしても困らないとは思うが、MateDock があれば更に MateBook  を便利に使うことができそうだ。というか MateBook じゃなくても 12インチ MacBook ユーザーにとってもかなり便利かも。

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まとめ:Core M 搭載でこの重さ・価格は魅力的。キーボードは別売りので良いかも

huawei-matebook2640g という重さながら Core M プロセッサを搭載し、これだけの価格を実現しているという点で、MateBook 単体であれば素晴らしい製品だ。テキストベースの業務やブロガーであればこのスペックでも特に支障はないと思うので、タブレット PC が欲しい人にはうってつけ。

一方で純正のキーボードは単体で 450g と少々重い印象。まぁカバーとしても機能すると考えると軽い方だとは思うのだが、キーボードが必須とも言える Windows タブレットではキーボード込みの重さで 1kg は切ってほしかったところだ。

ちなみにごく最近、同じ中国の通信機器メーカーである小米(Xiaomi)も Core M 搭載で 5万円台の PC を発表しているが、こちらは 2in1 ではなく完全にラップトップスタイルで、MateBook とは似て非なるもの。僕は両方気になっているが、どちらを買うかはまだ決めかねているところ。うーん迷うなぁ。

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Windows PCを快適に使うなら以下のキーボードがオススメ。レビューは「『Think Tablet 2 Bluetooth キーボード』レビュー。スタンド&トラックポイント付きでどこでも作業」をどうぞ。
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画像引用元:http://consumer.huawei.com/minisite/jp/matebook/index.htm