約半年悩んだけれど、ついに TouchBar モデルの 13インチ MacBook Pro(2016年モデル)を手に入れた。
出会いと別れが重なる春、気分を一新しようと思い、このタイミングでメインで使う PC を刷新。レビューというほどではないが、まずは感想なんかをつらつらと書いていこう。
なぜ12インチの MacBook から MacBook Pro に買い換えたの?
これまで1年くらい、12インチのいわゆる “新しいMacBook”(以降 MacBook) を愛用し、その軽さと薄さを兼ね備えた機動性の高さにはお世話になった。
MacBook は非常に優れた端末で、Word や Excel のテキストワークやちょっとした写真の加工ならほとんどストレス無く使えていた。ただ僕自身、アドビのツールを多用するようになると同時に、別の作業も同時並行的にするようになり、徐々に MacBook での作業が厳しいと感じるように。
→12インチ MacBook から MacBook Pro 2016 への買い換えを悩む
久しぶりに MacBook Pro を使ってみたら、(並行作業という意味で)あまりの快適さにびっくり。「2013年の標準モデルでさえこれだけ快適に動くんだ。最新の MacBook Pro はもっと快適なんだろうな」と思ったが最後、買わずにはいられなかった。
TouchBar モデルの13インチ MacBook を手に入れました
僕のところにきた MacBook Pro は、 TouchBar モデルの 13インチ MacBook Pro。メモリを 16GB に、ストレージを 512GB にアップデートしたモデル。価格は23万6,000円(税込)くらい。
Chrome をブラウザとして使っていると、それだけで 8GB のメモリが常に80%以上喰い続けることが多かった。なので次の買い替えでは「絶対にメモリを 16GB にしよう」と決めていた。これでもう Chrome でタブをたくさん開いてももたつかないかも。
ストレージは 256GB と迷ったが、海外などクラウドが満足に使えない地域では、ローカルに保存していた方が確実。だからひとまず 512GB。3万円くらい変わってくるけど、大は小を兼ねるって言うし。
CPU は、動画の編集をするわけではないのでひとまず変更なしの標準モデルに。僕の作業で i7 が必要なのかを考えると微妙なところ。とりあえずアップグレードはなし。
TouchBar 付きの 13インチ MacBook で、唯一の不満だったのがインターフェイスが USB Type-C だけというところ。まだバリバリと使っているわけではないけれど、せっかく “Pro” なので、カメラでよく写真を撮る僕としては SDカードリーダーくらいは欲しかった。
僕は MacBook をもともと使っていたから USB Type-C のアクセサリはそのまま使えるけど、MacBook Air や MacBook Pro からの買い換えであればアクセサリが必要。
→仕事で使える!僕が12インチMacBook を購入して揃えたアクセサリまとめ
Mac OS の便利なところは、新しく端末を買い換えてもほとんど設定が必要ないところ。タイムマシーンという機能を使えば、これまで使っていた MacBook から簡単にファイルや設定のデータが移行できる。
2016年モデルの MacBook Pro は USB Type-C という規格にのみ対応しているので、できればこれを機に 2TB くらいの新しい HDD に買い換えておこう。
指紋認証の設定などを済ませ、これでもう MacBook Pro で快適に作業ができる環境になった。ディスプレイに写るデスクトップ画面はほとんど変わらないのに、キーボードの上部に TouchBar が備わっているのが新鮮だ。
−−さっそく外に持ち出して使ってみる、さすがは MacBook Pro、Chrome でタブを10個以上開いても、Lightroom で写真の現像をしていてもサクサク使える。
Mac OS は、良くも悪くもインターフェイスは従来機と変わらない。MacBook Pro のウリである TouchBar は、現状ほぼ使わないので「新しい端末を買ったぞ!使い倒すぞ!」という感じもなく、なにも考えずに済む。
あまりの手間のかからなさに物足りなさも感じつつ、作業をするうえで違和感を感じないというのは便利。
ちなみにキーの打鍵感は、従来の MacBook と比較しても、かなり打ちやすくなった。
MacBook Pro を買ったことで、MacBook は必要が無くなった。『【MacBook】本物の樹を加工してスキンシールに!ブログのロゴも刻印』で紹介したシールを剥がし、売却するために準備をする。
モノに対しても感情移入してしまう僕にとって、自分がこれまで愛用してきたモノを手放すというのは、どこか悲しくも寂しくもある。ただ、僕よりも MacBook を必要としてくれる人がいるはず。押入れでほこりを被ったまま放置するよりは、毎日使ってもらった方が存在意義がある。
まとめ
収入やお金の使い方はある程度融通が効くけれど、時間はみんな平等にしか使えない。
僕の場合、PC は自分の身体の一部といっても良いくらい毎日使っている。それを考えると、ちょっとくらい高くても良いモノを買ったほうが毎日幸せに過ごせるはず。
またしばらく使ってみて、ちゃんとしたレビューを書こうと思います。