今年2月から Indiegogo で出資を募っていたパームトップ（ハンドヘルド）サイズの Windows PC「GPD Pocket」。以前 GPD 社のスタッフに出荷は6月開始（初期ロットは6000人に届く数）と聞いていた。公式からも6月上旬から中旬にかけて出荷を開始するとアナウンスがあり一安心。
実機は触ってきたのだが、いよいよ自分のモノになるということで期待が高まってきた。なので今回は「GPD Pocket が手元に届いたらどんなことに活用したいか」という切り口で記事をこさえようと思う。
トバログは「GPD Pocket」をこう活用したい
- スーツの内ポケットやカバンに GPD Pocket を入れてどこでもブログ書きたい
- ミラーレス一眼から RAWデータで写真を取り込んで PC 版 Lightroom で写真を編集したい
- MacBook を持ち歩きたくないときにも持ち歩ける PC として使いたい
スーツの内ポケットに GPD Pocket を仕込んでどこでもブログを更新したい
GPD Pocket の良いところは何と言ってもこのサイズで Windows OS を搭載しているところ。数年前までは「外出先でもネットができる」「どこでもメールが返せる」というメリットから、パームトップ PC には一定の需要があった。ネットブックなども「機能は制限しているけど最低限業務をこなせる」という点で持ち運びを意識した PC が人気だったように思う。
ところがここ数年、これらのライトな業務はスマートフォンにとって変わられた印象。たしかにスマートフォンやタブレット端末は便利だ。メールならすぐに返せるし、アプリを使えば通常の業務は割りとなんでも（PCより快適かは別として）こなせてしまう。
ただ、やはり PC でないと不便な作業はいまだ数多い。例えばプログラムのコーディングや（ワードプレスを用いた）ブログの執筆など。Adnroid OS や iOS はもちろん、Windows OS を搭載するタブレット端末も、キーボードやマウスがないと満足のいく作業はできない。
電車の中やちょっと遊びに行くときに使うか分からない MacBook Pro を持ち歩くより、スマートに GPD Pocket をカバンに詰め込んで、必要ならブログを書いたりしたいという感じ。
ミラーレス一眼から RAWデータで写真を取り込んで PC 版 Lightroom で写真を編集したい
カメラを持って旅行やちょっとした散歩などに出向くとき、一眼と替えのレンズを数種類持ち歩くので結構重たい。それだけあれば問題ないのだが、いざ現地で写真を編集！となると、やはり PC の環境が欲しい（iPad アプリなどもあるのだが）。とはいえ MacBook Pro を持ち歩くのはさすがに重すぎるし、かといって自宅に帰ってからだと編集するモチベが起きずにお蔵入り……ということもある。
そういう場合に（スペック的にサクサクなのかは置いといて）重さ510g（実際に計った）のGPD Pocket をカバンの中に入れておけば、ちょっとカフェなどに立ち寄ったときや、電車に乗ったときに、手軽に PC 版の Lightroom で写真の加工が行える。
MacBook を持ち歩きたくないときにも持ち歩ける PC として使いたい
単純に MacBook を持ち歩きたくないとき、例えば『トバログ管理人がちょっと外出する時のカバンの中身 2016〜カフェでも快適にブログ書こう編〜』で紹介しているような、ちょっとカフェに行こうかなというときにも GPD Pocket は重宝するはず。
サイズ的には7インチ級のタブレットと変わらないので、小型のショルダーバッグにも収納できるし、なんならジャケットの内ポケットに入れて持ち歩ける。
まとめ
こんな感じで、GPD Pocket が届いたら活用していきたいなと思っている。タブレット端末は OS 問わずにいろいろ触れてきたが、パームトップサイズの端末に触れるのは結構久しぶり（GPD WIN は触ってるけど）。色々なところで活用の幅がありそうだなと思っている。
GPD 社の予定する Indiegogo で出資した人の出荷予定の時期は6月上旬〜中旬にかけて。GPD の担当者によると初期ロットは6000人に届く予定だ（台数ではなく人数での回答）。
国内向けは現在クラウドファンディングサイト Makuake にて（今なら6万9,120円〜）出資を募っているので、気になる人はチェックしてみても良いかも。
なおブース担当者は GPD WIN 2 の情報も教えてくれた。「『GPD WIN 2』は2017年末にも発表予定。Core m3 搭載、SIMカードスロット搭載予定は無し」で紹介しているので気になる人はどうぞ。
