もはや手放せないガジェットの一つである HHKB Professional BT(以下 HHKB BT)。僕がブラックを購入したら、なんとすぐに白が発売となった。ひょんなことから購入に至ったので、さっそくレビュー記事を書いておきたい。
今回は白モデルを実際に手にしたところをレビューしていくので、単純な HHKB のレビューについては「この打鍵感が病みつきに。2週間使って分かった『HHKB Professional BT』の良い点や残念な点などをレビュー」をどうぞ。
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なんで HHKB Professional BT の墨を持ってるのに白モデルを買ったの?
僕はこれまで墨を所持していて毎日使っていたのだが、白が発売となったことで「やっぱり白が欲しい」と心が揺らいでしまった。オークションで墨を売って白を買うか悩むほど。
「無刻印が最高にクール。『HHKB Professional BT』 にホワイトモデルが登場」という記事を書いたところ、この記事を読んでくれた『HIRAMA のひとりごと』管理人の平間氏(@hiramarilyouiti )に「記事読みました。墨モデルを定価で買うので、そのお金で白モデルを買われるのはどうでしょう。」という提案をいただき、速攻でポチったというわけ。ありがとうございます。
『HIRAMA のひとりごと』では HHKB BT を買うまでの苦悩などを連載している。「ああ HHKB 買う前は僕も彼と同じように悩んでいたな」という気持ちになったので、購入に悩む人は読んでみると面白い。
HHKB Professional BT の白モデルを写真でレビュー
こちらが HHKB BT の白(公式では「ホワイト」ではなく「白」と表記しているようだ)。白といっても『Apple Wireless Keyboard レビュー』で紹介したアップルの Wireless Keyboard のように完全に白っぽい感じではなく、業務用のデスクトップ PC にありがちな「無塗装!」という感じの白。
実物を目にするとちょっとダサい感じも否めないが、無刻印モデルだったら無垢な感じでクールかも。白は墨(ブラック)よりも好き嫌いは分かれそうな気がするが、個人的には割と好きかもしれない。残念ながら日本語配列モデルには無刻印が存在しないので、ここはちょっとしたカスタマイズを施したいところ。
公式で公開している無刻印モデルはこんな感じ。残念ながら USキー配列のみで展開している。
キーはこんな感じ。キートップの手触りはさらりとしていてマットな感じ。なお日本語配列モデルでもアルファベットの印字のみ。表面の塗装ではなくインクがキー内部に塗布されているので、使い続けても剥げることはないとのこと。
背面や側面まで全部が白で統一している。表面はなんとなく New 3DS のホワイトモデルに近い色合いだと感じる。なお背面に備わったチルト機構により、3段階の傾き調整が可能。僕はあまり傾けて使ってないのだが、傾けた状態で使いたい人にとっては嬉しいかも。
すべり止めのゴムマットは墨モデルと同じく黒い。ここも白だったら良いと思うが、まあ背面なんてそうそう目にするところでも無いので問題ない。
HHKB Professional BT の墨モデルと白モデルを写真で比較してみる
HHKB BT の墨モデル(写真左)と白(写真右)を比較してみたところ。単体で見ると、シンプルに墨モデルは刻印も目立たず無骨で格好いい。対して白モデルは工業製品のような感じ。やっぱり無刻印にしよう。
ただ黒の場合は、ちょっと暗い場所だと、キーの印字が見づらい場合も。完全なタッチタイピングができるのであればまったく問題ないと思うが「Alt どこだっけ?」とか記号の配列を覚えていないとちょっと辛いかもしれない。そういった意味で白モデルは印字が見やすいのでオススメ。
あとでどちらの色を購入すべきかを迷っている人のために、それぞれのメリットデメリットを書いた比較記事も書いておきたい。
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(真ん中のカーソルを指で動かせます)
僕は HHKB BT を MacBook Pro のキーボードの上に乗せて使っているのだが、白と墨ではだいぶ印象が変わる。僕の MacBook Pro はシルバーなので、やっぱり白モデルの方が統一感があって良い感じ(墨も墨でけっこう格好いい)。
僕は手持ちの端末の多くを白やシルバーで統一しているので、HHKB BT も白にしたことでより統一感が生まれた気がする。
HHKB BT の打鍵感について
打鍵感についてはすでに別の記事でも紹介しているので、詳しいところは割愛するが、基本的には HHKB BT の墨モデルとほぼ同じ。経年変化などもあるのかもしれないが、僕がこれまで使っていた墨モデルよりも若干スコスコとした感じがあるかも(個体差だとは思うが)。特に Enter キーがコトコトとした軽い感じになっている気がする。
まあ機構は同じなので、打鍵感についての変化はほぼないと思う。MacBook ユーザーはこの深いキーストロークに慣れるまでにちょっと時間がかかるかもしれないが、慣れればハンドスピナーのように病み付きな打鍵感になる。
まとめ
こんな感じで簡単に HHKB BT の白モデルの記事を書いてみた。白とはいえ完全な白というよりも、無塗装で自然派なキーボード。HHKB BT はオンライン限定なので店舗で購入前に確認するということは難しいのだが、Bluetooth モデルではない HHKB の白とカラーは同じなので、そちらを見てから購入をオススメしたい。
墨モデルとの比較記事やキートップを無刻印にする記事なども書いていきたいと思っているので、HHKB BT が気になっている人は「トバログ」をチェックしておいてもらえると嬉しい。
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