先日購入し『基本的に白が好き。HHKB Professional BT の白モデルを手に入れた経緯や墨モデルとの比較など』で紹介した HHKB Profesional BT(以下 HHKB BT)。予約購入で先着1000名にバード電子が販売している『HHKBスマートケース』が特典として付属してきた。こちらは公式通販などでも普通に販売しているので、レビューをしておきたい。
■良い点
- 数少ないHHKB BT 専用のスリーブケース
- それなりに衝撃を吸収してくれる
- 30gと軽量
■残念なところ
- 若干安っぽい素材感
- 大きくくっついているタグがちょっとダサい
- ピッタリサイズすぎて HHKB BT をちょっと取り出しにくい
- カラーバリエーションが少ない(ブラックのみ)
▷新しいHHKB『HHKB HYBRID Type-S』をレビューしています!
HHKB Professional BT 専用ケース『HHKBスマートケース』レビュー
こちらが「HHKBスマートケース」。HHKB Professional BT はもちろん、HHKB シリーズを収納できる専用ケースだ。価格は 2,160円。HHKB 用の吸振マットや木製のパームレストなど多くの PFU 関連製品を手がけているバード電子製。
外観はいたってシンプル。素材は「EvernoteのMacBookケース『ラップトップ・ダイバースリーブ by Côte&Ciel』」で紹介しているケースと同じくネオプレーン製……と思いきや、ナイロン・ポリエステル素材混合のジャージ素材。まぁ保護ケースとしての耐衝撃耐性はありそうなので問題はないが、2,000円という価格にしてはちょっと安っぽい感じは否めない。
ただ日本製だけあって縫製はていねいな印象を受ける。
HHKB スマートケースのサイズは 150 x 10 x 320 (mm) とのこと。HHKB BT は 120 x 40 x 294 (mm) なので、ほぼぴったりサイズなのが分かる。スマートケースの重量は 30g。HHKB BT が電池抜きで 540g(日本語配列の場合)なので、普段持ち歩くとすれば 700g 近い重量になる。
HHKB の形状に合わせて、ケース自体もゆるやかな三角形になっているのが分かる。こういった細かい作り込みは、さすが工業製品やアクセサリを手がける専門メーカーといったところ。
実際に HHKB BT を収納したところ。スマートケースがぴったりすぎて、ちょっと出し入れしづらい。HHKB BT を収納した状態で逆さまにしても HHKB BT だけ落ちるということはないものの、外出先で急いでいるときなんかは、出し入れにちょっと手こずってイライラすることもある。
そもそも HHKB BT 本体が細長い形状なので、スリーブケース状ではなく、HHKB ハードケースのような形状でも良かったのでは?と思うことも。まあこの辺は軽さとスリムさから考えるとスリーブケース状が妥当なのかもしれないが。
あと気になったのは企業のタグ。サードパーティ製なので仕方がないのかもしれないが、タグには「BIRD」とどデカく記載されている。正直ここは「HHKB」とかにしても良かったんじゃないかな〜と思うことも。まあ気になった人は切ればいいのでそこまで問題ではない。
まとめ
これまで僕は HHKB BT を裸でバックパックに突っ込んできたのだが、やはり心配だったのはキーとキーの間から小さなホコリやゴミが入り込んでしまうのではないかという点。そういう意味で専用保護ケースという存在はありがたい。
ただ、素材的にも特別なモノを使用しているというわけではないので「どうしても専用ケースが良い!」という人じゃなければ布に包んで持ち歩いても良いかもしれない。
【HHKB Professional BT 記事】
- 基本的に白が好き。HHKB Professional BT の白モデルを手に入れた経緯や墨モデルとの比較など
- 客先のエンジニアが「HHKB Professional BT」の良さを力説していてついポチってしまった話
- この打鍵感が病みつきに。2週間使って分かった「HHKB Professional BT」の良い点や残念な点などをレビュー