「モバイルバッテリー忘れた……!」を減らす。
最近は数年使ったモバイルバッテリーを買い換えたいと思って、「自分のライフスタイルに合ったモバイルバッテリーとの付き合い方」を色々と考えている。調べてみると、デザイン性の変化や充電効率の向上、容量の変化など、もう飽和状態なのでは? と思うモバイルバッテリーにも、さまざまな変化があって面白い。
ただ、「ちょっと出かけるか」というときに限ってモバイルバッテリーを忘れることも少なくなく、個人的には「容量や充電効率」などと並んで「持ち運びやすさ」というのも重要なポイント。
薄型のモバイルバッテリー買おうかな……と思っていたところ、フロンティアファクトリーから『andCOLORS(アンドカラーズ)」』というパスケース型のモバイルバッテリーを提供いただいたのでご紹介。
■ココが良い
- パスケース一体型でモバイルバッテリー忘れが減る
- それなりに充電できる2500mAhという容量
- ケーブル内蔵なので緊急時でもすぐに充電可能
■ココが残念
- USB Type-C ケーブルではなく micro USB を搭載している
- ちょっと安っぽい素材感
- 横から見ると厚みがある
「モバイルバッテリー忘れた……!」をなくすモバイルバッテリー
こちらが『andCOLORS(アンドカラーズ)」』というパスケース型のモバイルバッテリー。交通系ICカードなどが入るパスケースサイズながら、2500mAh の容量を備える。Lightningケーブルと micro USBケーブルが一体型なので、定期券などを収納しておけば「モバイルにバッテリー忘れた! 」「ケーブル忘れた! 」というコトが減るはず。
価格は2,980円。カラーはブラックやブラウン、レッド、グレー、そして今回紹介しているライトグレーを含め全部で5色展開。
パスケースくらいのサイズ感。厚さはちょっと気になる
手に持ったサイズ感はこんな感じで、さすがパスケースということでけっこう小型。素材は丈夫で軽量なキャンバス調の合皮を用いており、高級感などはなくカジュアルな印象。
2500mAh と iPhone XS なら50%~70%程度は充電できる容量を持ち合わせるため、やや厚みがある。パスケースとしてはちょっと野暮ったいが、「備えあれば憂いなし」と割り切って持ち歩くかが悩みどころ。
重さは実測で102g。カバンの中はもちろんジャケットなどに入れて通常のパスケースとして持ち歩いても問題ない重さだ。
嬉しいケーブル内蔵型。ただし micro USB はちょっといただけない
パカっと開くと iPhone や iPad 充電用の Lightningケーブル、そして micro USB ケーブルが備わっている。モバイルにバッテリーの容量自体は少ないものの、ケーブル一体型で軽量なので、かさばることなく持ち歩けるのは嬉しい。
2018年9月に新発売した製品にしては「USB Type-C じゃないの? 」という疑問も浮かんでくる。iPhone ユーザーにとっては便利だとは思うが、Android ユーザーの多くは USB Type-C なので、次モデルではそちらを搭載してほしいのが正直なところ。
普段使うカードを忍ばせて忘れずに持ち歩く
交通系ICカードなど普段使うようなカード類をまとめておけば、モバイルバッテリーを自宅に忘れることは減るはず。
コートを羽織る季節。こうしてコートのポケットにスッと忍ばせておけば、急な飲み会のお誘いや忘年会で朝まで飲み会のような事態に陥っても安心感はある。
まとめ
こんな感じで『andCOLORS(アンドカラーズ)」』パスケース型のモバイルバッテリーを紹介してみた。micro USB を搭載していたり、ちょっと厚さが気になるところだが、ケーブル一体型だしコンセプト自体は面白いと感じたので今回レビューをしてみた。
この製品に限らず、こうしたガジェット + 日常で使うモノは、素材感が中途半端な印象を受けるので、思い切って1万円くらいで本革を使った高級感のある方向に振り切ると良いなあと感じている(高級 iPhone ケースの GRAMAS みたいな)。
とはいえ製品自体は「モバイルバッテリーを忘れる」を減らすことができるアイテムなので、一つ持っておいてカバンに忍ばせておけばいざというときに役立つはずだ。
パスケース型以外にもカードケース型やパスポートケース型も販売中
ちなみに今回紹介したパスケース型の他にも、10000mAhの容量と USB Type-C 端子などを備えるパスケース型モバイルにバッテリーや、小銭やカードが収納できるカードケース型の4000mAhモバイルにバッテリーも同時展開している。気になる人はチェックしてみよう。