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アマゾンの聴く読書『Audible』は恐ろしく心地良い没入感が得られる――無料体験版を実際に試した感想

アマゾンの聴く読書『Audible』は恐ろしく心地良い没入感が得られる――無料体験版を実際に試した感想


日課であるアマゾンの商品ページを徘徊していると、検索窓の横に「本を聴いて最大3000ポイント」の文字。気になって覗いてみるとアマゾンの Audible という本の音読サービスのキャンペーンについてだった。

こちらは 12月12日(水)までに、本の内容を耳で聴くことができる『Audible(オーディブル)』の30日間の無料体験にすると最大3,000ポイント(1日100ポイント x 30日間)もらえるというもの。

▷キャンペーンは終了しました。

 

本は好きでよく読むものの(最新の Kindle Paperwhite も買ったし、Kindle Unlimited にも登録している)、オーディオブックは話題に聞くものの、まだ未体験だったのでこれを機に登録してみた。ちょっと体験談を書いておきたい。

 

Audible を詳しくチェックしてみる

 

■Audible のココが良い

  • 満員電車や単純作業中など手が離せないときでも聴く読書ができる
  • 人気のタイトルをナレーターや声優が朗読してくれる(リアルで没入感が得られる)
  • 小説やビジネス本はもちろん英語や韓国語、中国語学習者にも嬉しいタイトルが揃ってる

 

■Audible のココが残念

  • 月額会員は1,500円とやや高め(30日間の無料体験で辞めたら無料)
  • Kindle と比べて対応するタイトルがまだまだ少ない
  • 読み放題ではなくコインと交換制で分かりづらい

 

Audible を詳しくチェックしてみる

 

 

耳で楽しむ “聴く読書” の『Audible(オーディブル)』について


バナーをポチッと押してみると、「本は、聴こう。」という言葉とともに、本のタイトルが音楽プレーヤーの画面に表示されている不思議な光景が目の前の画面に広がる。

Audible は、内容こそ本だけれど体験としては目や手は使わずに、完全に耳だけで楽しむコンテンツのようだ。読書というよりも、たまにラジオで流れる「本の読み聞かせ」や「ポッドキャスト」のような印象を受けた。

最近はブログの単純作業の際に YouTube で動画を観たり、ネットフリックスで連続ドラマを楽しむことが多かったので、この時間を Audible で「本を聴く時間」にしても面白いと思い、登録。

 

意外と面白そうなタイトルが揃っている


「どうせマイナーな小説とか青空文庫がメインなんでしょ? 」と斜に構えて対応タイトルを見ていると、小説版の「君の名は。」や「下町ロケット」といった話題のタイトルも揃っている。知り合いからの情報によると、ラノベなどアニメ化された一部タイトルは声優が読み上げてくれるモノもあるそうだ。

オーディオブックってもっと「子供とかお年寄りに読み聞かせるためのもの」と思っていたのだけれど、よく見るとすべてナレーターや声優が音読しており、メジャーなタイトルも揃っている。老若男女楽しめそうな感じで、これはけっこう驚き。

 

2018年11月10日現在、オーディオブックは20以上のジャンルで、かつ20万冊以上を取り揃えているそうだ。見た感じは Kindle の品数には及ばないが、小説やビジネス書、絵本など多種多様に渡っている。

城田優や杏など著名人による朗読の種類も豊富で、対応するタイトルも400以上ある。

 

英語に中国語、韓国語。語学学習には嬉しいタイトルも


そして個人的に「良いな」と思ったのが、国内タイトルだけでなく、英語の洋書や語学学習者のための本も取り揃えている点。僕はけっこう英語のポッドキャストを聴いたり YouTube で耳を慣らすことが多いのだけれど、小説など音読してくれるのは発音やシャドウイング(読み上げた声に続けて自分でも発音すること)も捗りそうでこれは嬉しい。

 

言語対応タイトルはこちら

英語はもちろん、中国語や韓国語などのキクタンシリーズなどもある。第二言語を勉強中の学生やビジネスマンには嬉しいかも。

また音読の速度を 0.75x、1x、1.25x、1.5x、2x、2.5x、3x、3.5x に変更できるので、ゆっくり聴きたい場合や早回しで聴きたいというときにも嬉しい。英語は早回しで聴いたほうが実際に会話するときには「あ、ゆっくり聴こえる! 」効果が狙える。

 

実際に『Audible』に登録して使ってみた


最初はあまり興味がなかったのだけれど、実際に揃っているタイトルやナレーターが読み上げるというのを見て、つい気になって登録してみた。

現在はキャンペーン期間中で、12月12日の23時59分までに30日間の無料体験(翌月以降は月額1,500円)に登録し、毎日5分以上オーディオブックを聴く度に最大100ポイントもらえる。

キャンペーンのポイント目当てだとちょっと面倒な仕組みだけれど、前から使ってみたいと思っていた人にとっては「無料で試せてさらに最大3,000ポイントもらえる(非プライム会員は最大1,500ポイント)」のはちょっと嬉しいかも。

 


アプリをダウンロードしてログインするだけでは無料体験はできないので、アマゾンの無料体験ページから登録する必要がある。

 

普段は月額1,500円だが、30日間は無料体験。登録すると読み放題というわけではなく、毎月1枚のコインが配布され、そのコインとオーディオブックを交換する仕組みらしい。それだと1ヶ月1冊しか読めないように思ってしまうが、365日以内ならオーディオブックを返品可能(一部できない作品もある)。返品すればコインは手元に返ってくる。

 

  • 基本は Kindle のように購入型(1冊2,000円前後が多い印象)
  • 月額1,500円の会員(30日間無料)は毎月1冊と交換できる1コインを配布
  • 1冊あたり1コインと交換だが、その1冊を返品すれば制限なく何冊でも読める(タイトルによって返品不可なタイトルがあり、その場合は不可。また返品は購入から365日以内)
  • コインは最大6ヶ月間保有可能
  • 会員は買い切りも30%オフで購入できる
  • 購入した本は解約しても読める

 

新海誠作品『言の葉の庭』を読んでみる


『君の名は。』と迷ったが、まずは新海誠氏の『言の葉の庭』を試してみる。この作品は実際に劇場版アニメでのキャストが読み上げるとのことで、「複数人で読み上げるオーディオブックってどんな感じなのだろう」と気になったから。

Kindle の単行本版だと1,600円だが、Audible だと 2,100円とやや高め。ただ会員ならば1コインと交換、もしくは30%オフ(1,470円)で購入可能。

 

     雨の朝、高校生の孝雄と、謎めいた年上の女性・雪野は出会った。雨と緑に彩られた一夏を描く青春小説。圧倒的な支持を受けた劇場アニメーション作品を、監督自ら小説化。

『小説 言の葉の庭』は、6人の登場キャラを主軸にした物語で構成され、入野自由や花澤香菜をはじめ、アニメでそれぞれのキャラを演じたキャスト陣を起用しています。

(第一話:入野自由、第二話:花澤香菜、第三話:前田剛、第四話:入野自由、第五話:花澤香菜、第六話:星野貴紀、第七話:小松未可子、第八話:入野自由、第九話:入野自由・花澤香菜、第十話:平野文、エピローグ:入野自由・花澤香菜)

様々な角度から描かれる『言の葉の庭』の世界をキャストが持つ声の魅力と共に贈ります。

 

 


スマホアプリでダウンロードしてさっそく聴いてみる。言の葉の庭は、通常速度の再生だと朗読に11時間ほどかけるらしい。再生画面は読書というよりも音楽プレーヤーそのもの。

 


実際に聴いてみると、綺麗な声で小説を読み上げてくれる。「ナレーターの声だけで頭に入ってくるのかな? 」と思ったが、そもそも小説なのでけっこう情景が想像できるもの。

ノイズキャンセリングヘッドホンと組み合わせるとより没入感が得られるかも。

 

再生速度の変更はこんな感じで自由にできる。速く聞き流したいときには 2.5倍速が便利だし、外国語の発音を詳しく知りたいときには0.75倍速が便利。

 


ちなみにドライブモードというのもあり、これは運転時でも操作しやすいようにボタンのサイズが大きくなるモード。

 

耳で物語に入り込める。実際に試してみて感じた Audible の魅力と没入感

まだ「言の葉の庭」しか聴いていないのでその感想を。実際に数日間使ってみて、自分で読書するのと、アニメなどとまた違ったニュアンスでストーリーを楽しめるという印象。自分で読書をするよりも情景や感情の起伏がリアルで、アニメよりも想像力を掻き立てられる印象だ

基本的にはアニメのように複数人の会話が入り乱れるというより、それぞれが章によって読み上げるのだけれど、終盤では孝雄と雪野先生がそれぞれのセリフをそれぞれが話すシーンは、より没入感を感じる。

オーディオブックのメリットとしては「満員電車で本も開けない状態」や「夜寝る前にブルーライトを気にせずに読書できる」という点だけだと思っていたが、小説などストーリー性のあるタイトルは、雨の日の休日に一気に聴きたくなってしまう。そしてこれはアニメ版を観たあとにぜひ聴いてみてほしい。

この感覚は実際に聴いてみないと想像が難しいと思うので、詳しくは実際に試してみてほしい。

 

今なら無料体験で最大3,000ポイントもらえる。Audible ポイントゲットキャンペーンの詳細

ここまで紹介した Audible だが、どうせ試してみるのならポイントもちゃんとゲットしたい! ということで、料金体系やポイントゲットキャンペーンの詳細について紹介。

12月12日(水)までに『Audible(オーディブル)』の30日間の無料体験に登録すると最大3,000ポイント(1日100ポイント x 30日間、非プライム会員なら1,500ポイント)もらえる。1日100ポイントで30日間のうち5分以上聴いた人が対象だ。

まあキャンペーンは置いておいて、小説を耳で聴くのは恐ろしく没入できるし、とくに『言の葉の庭』は劇場版アニメを観たことがある人には本当におすすめ。

 

■Audible ポイントゲットキャンペーンの詳細

  • 内容:30日間無料体験に登録し、期間中に本を聴いた日数に応じてポイントをゲット
  • 期間:2018年10月24日(水)00時00分~2018年12月12日(水)23時59分までに登録、その後30日間無料体験
  • ポイント配布条件:まだ Audible に登録したことがない人。1日5分以上オーディオブックを聴くと100ポイント(プライム会員じゃない人は50ポイント) x 30日間。プライム会員なら最大3,000ポイント、非会員は1,500ポイント。ポイントの付与は登録日の翌々月の中旬。

 

Audible を詳しくチェックしてみる