カフェでの作業やスポーツ観戦など、長時間座る人に最高のアイテム。
実家に帰省した際、僕はいつもカフェに入って作業をしている。涼しいクーラーの効いた環境で、美味しいコーヒーを飲みながらの作業は快適だ。しかし硬い座面だとお尻が痛くなるのが悩みだ。
そんなシーンで使えるのが、コンパクトで折り畳めるクッション『mini PUNI(ミニプニ)』。小さいながらも特殊なゲルで硬い座面も気にならなくなる点が良い。2週間ほど使ったのでレビューしておこう。
- 硬い座面での長時間作業でもお尻が快適
- 小さくて折り畳めるコンパクトさ
■mini PUNI(ミニプニ)のココが残念
- 約5,000円とやや高い
- もう少し厚みがあると嬉しい
- 成人男性にはちょっとだけ小さい
EXGEL(エクスジェル)という特殊素材でできたコンパクトなクッション『mini PUNI(ミニプニ)』について
こちらが『mini PUNI(ミニプニ)』という持ち運びやすいコンパクトな座面クッション。EXGEL(エクスジェル)という衝撃吸収や圧力の分散に優れた特殊なジェルを用いており、まるでスライムの上に座っているかのような心地になる。
価格は4,500円(税抜)で、カラーは僕が購入した MOON ROCK(グレー系)のほかに LEMON(イエロー系)、ROSE(ピンク)など5種類。僕は銀座に新しくオープンした LOFT(ロフト)で購入したが、アマゾンや楽天、ヤフーショッピングでも購入可能だ。
ウレタンフォームの10倍の衝撃吸収力。EXGEL(エクスジェル)とは?
EXGEL はウレタンフォームの10倍以上の衝撃吸収性がある特殊なゲル状の素材。衝撃吸収性だけでなく、圧力の分散や流動性に優れているため、長時間座りっぱなしで身体に負担の大きい車椅子や自動車の座面クッションとしても用いられているそうだ。
僕が購入した mini PUNI は「スポーツ観戦」や「カフェでの作業」など、持ち歩きつつも硬い座面を柔らかい座り心地にするという用途のモノ。他のシリーズと比べるとやや薄いが、それでもあるのとないのでは雲泥の差だ。
私たちが理想とするシーティングとは、座ったときにお尻にかかる圧力を分散し、骨盤の角度と脊椎のカーブを正しく保てる状態に導くことです。そして、その姿勢を長く保つには、座っている間に無意識に繰り返される体のズレに添う流動性が不可欠です。それらを可能にしたのが、体圧“流動”分散という特性を持つ『エクスジェル』。高反発でも低反発でもない奇跡的なマテリアルが、座るときに起こる「衝撃」「圧力」「ズレ」という問題をすべて解決します。|公式ページより引用
『mini PUNI(ミニプニ)』を買った理由
- スタバなどカフェで作業する際にお尻が痛い
- 新幹線やバスでの長距離移動がある
- PCケースに入るほどコンパクトなクッション
僕がこのタイミングで mini PUNI を購入した理由はこんな感じ。ちょうどお盆の時期ということで、実家に長期間帰省している。自宅だとそこそこ高めのオフィスチェアを構えているのでお尻は痛くならないが、帰省すると座面の硬いイスのカフェで作業をすることが多い。
またバスや新幹線などでの長時間移動も発生するので、持ち運びやすいサイズ感でクッション性の高い座面クッションを探していた。
単純に「クッション」を探せば、持ち歩きのできるクッションはさまざまある。例えば空気で膨らむタイプや、ビーズクッションなど。ただそれらは重さがあったり、空気を注入する必要があったり、嵩張ることが多かった。
mini PUNI は、これまで使ってきたどのクッションよりもコンパクトで、かつ柔らかい素材感でお尻を包み込んでくれる。ちょっと高いけれど、これで快適に過ごせるのならばと購入した。
実際に2週間ほど使ってみた感想
- PCケースに入るのが最高
- mini PUNI だけで使うよりもPCケースを重ねるとより最高
- 成人男性にとってはもう少し大きい方が快適かも
まず実際に2週間ほど使い込んでみた感想としては「単体だとちょっと物足りないけどPCケースを重ねると最高」という感じ。単体だと1時間程度作業をしていると若干クッション性に物足りなさを感じるものの、総じて mini PUNI 単体でも(あるのとないのでは)快適さがかなり変わるのが嬉しい。
mini PUNI だけで使うよりもPCケースを重ねるとより最高! そしてPCケースに mini PUNIごと収納できる
今回は『15インチMacBook Pro用ケースに迷ったらまずコレ。AmazonベーシックのPCスリーブレビュー』でも紹介しているネオプレーン素材のPCケースに MacBook Pro を入れて持ち歩いているので、PC作業をする際にはこんなふうに重ねることでより快適になる。
また持ち歩くときにも MacBook Pro と一緒に収納できる(しかもクッションにもなる)ので、持ち歩きにはかなり便利。
成人男性にとってはもう少し大きい方が快適かも
180cm 近い成人男性が使うとすると、コンパクトすぎていつの間にか座っている位置がずれているということも少なからずあったので、個人的にはもう少し大きいと嬉しいと感じた。
まあ EXGEL の商品ラインナップには『モバイルクッションM』という mini PUNI よりも大きく持ち運べるクッションも存在するので、ノマド作業が多い人はこちらでも良いかも(ただし1万円ほど)。
まとめ:こんな人におすすめ!
- 長時間カフェやコワーキングスペースで作業する人
- スポーツ観戦など硬い座面に座る人
- バスや飛行機など長時間の移動が多い人
こんな感じで EXGEL の mini PUNI をレビューしてみた。実際に僕が使ってみておすすめしたいと感じるのは上記のような人。
外での作業の快適性が大きく向上するので、これはぜひ全世界のノマドワーカーに知ってほしい。約5,000円と高いが、アマゾンや楽天、ヤフーショッピングでも購入可能なので、気になる人はぜひ試してみてほしい。