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カメラと旅と、函館。ミシュラン三ツ星の夜景「函館山の表と裏」を知った日

カメラと旅と、函館。ミシュラン三ツ星の夜景「函館山の表と裏」を知った日


人気の写真スポットや観光地には、それを見たいがために多くの人が訪れるもの。見ている景色はきれいだけれど、そこは人でごった返してすし詰め状態なんてことも少なくない。

例えばミシュランガイドで三ツ星を獲得している観光地「函館山からの100万ドルの夜景」もそのうちの一つだった。きれいな景色だけを収めた写真はよく見かけるけれど、その景色の裏側ってあんまり語られないと思うので、ちょっと記事として書いておきたい。

 

 

ミシュラン三ツ星「函館山の表と裏」


日本人なら一度は見かけたことがあるであろう、函館山からの景色。浅瀬に砂が溜まって陸になったという函館市街地を見下ろす形での眺めは本当にきれいだ。

「函館=この景色」という刷り込みさえある。とにかく初めて函館に訪れるのならば、まずは押さえておきたいスポットの一つだろう。

どこに行っても人で溢れかえっている東京から離れ、北海道新幹線で約4時間。ようやくこの美しい景色に出会えて、まるで夢のような世界が広がる。

 

ちょっと引いて撮ってみると夢から醒める

さっきの函館の夜景を、ちょっと引きで撮ってみた。まるでさっきまでの景色が嘘かのように人でごった返している。この日は8月前半の平日の夜。夏休み期間とはいえ、まだまだお盆休みシーズンではないのに、この人、人、人。

美しい景色を撮るために列を作り、警備員が常駐し「一方通行ですよ〜」と進行方向を管理している。花火大会の会場のようだが、今日は花火大会ではない。

 

函館市街地からバスで約30分。山道をぐねぐねと登っていくのだけれど、バスの中は超満員。やっと山頂に到着しても、まるで渋谷のスクランブル交差点のように混み合っている。

混雑具合に疲れ、数分間滞在して写真を撮って「帰ってラッキーピエロのハンバーガーでも食べるか」と思っても、帰りのバスも行列で、ロープウェイも30分〜1時間待ち。市街地に戻るのにはちょっと時間がかかりそう。

1年を通して、北海道で1番人口密度が高い場所なのではないだろうか。

 

でもせっかく函館に来たら絶対見たい夜景が広がっている

まあ観光地であり写真スポットだし当たり前といえば当たり前ではあるけれど、きれいな景色と人の混雑具合のギャップがものすごかったので、今回はこういう切り口で紹介してみたが、夜景はとにかくきれい。

函館山からの景色は、東京でみる夜景とはまた違う。すべてが遠くに、しかも見下ろす形で存在しており、街頭や建物の光が独特でものすごく美しい。

前回の『カメラと旅と、函館。八幡坂〜赤レンガ倉庫まで写真スポットを巡る』もそうだが、函館には美しい写真スポットがたくさん存在する。もし函館に来たら、この函館山からの景色と、それを撮る人たちにも注目してみてほしい。

 

 

今日のカメラとレンズ

  • カメラ:Leica M10
  • レンズ:Summicron-M 35mm f/2 ASPH.、Elmarit 135mm/f2.8
Leica M10 シルバークロームボディー
SUMMICRON-M 35mm f/2 ASPH.
135mm Elmarit-M