旅行記 注:この記事はアフィリエイト広告を含みます

旅と長野と二拠点生活。別荘をセルフリノベした『ヨクサルの小屋』でのんびり過ごす

旅と長野と二拠点生活。別荘をセルフリノベした『ヨクサルの小屋』でのんびり過ごす


長野と東京、憧れのプチ二拠点生活。

リモートワークや地方移住、アドレスホッパーなど新しいライフスタイルがどんどん生まれている昨今。たしかにネット環境さえあればどこでも働けるという人は少なくない。僕もほとんどがネットで仕事が完結してしまうため、数年前から憧れだった二拠点生活を体験しに長野にやってきた。

 

昔書いた記事だけど、思いは今と同じ▷週刊トバログ的 Vol.2:僕らの働き方と暮らし方

 

東京から近い自然豊かな長野県


「移住といえば長野県! 」というイメージが強い。都内の大手企業だったサラリーマンが、長野県の集落で悠々自適な農業ライフ――というワードは、これまでウェブやニュースで何度目にしたか分からないほど、移住といえば長野県だ。

それもそのはず。長野県は都内から北陸新幹線でのアクセスが良く、軽井沢や佐久などは1時間程度で通える(しかも片道5,000円程度)。それでいて自然も豊かで、食べ物も美味しく年間を通しても過ごしやすい。

レジャーが好きなら軽井沢や野尻湖のようなリゾート地もあるし、山が好きなら3,000m級の山が連なるわけだし、観光にも買い物にも困らない。思う存分オフを楽しみつつ、定期で東京に通う人だって少なくないそうだ(補助金が出る市町村もあるくらい)。

日本は一部の都市を除いて、ほとんどの市町村で過疎化が進んでいるが、長野県も例外ではない。「東京に住むよりもランニングコストが低く、かつ自然の中で悠々自適に暮らせるのなら……」という思いもあり、実際にUターンで暮らしている人や土地なんかを見に出かけるというのが、この旅の趣旨。

 

移住者の穴場として人気の佐久市にやってきた

普通、市役所でジンバル持って撮影する人いる?

「実際に東京から移住するってどんな感じなんだろう? 」ということで、まずやってきたのは佐久市。軽井沢から車で30分、長野県東部の都市だ。佐久市には新幹線も通っているため都内からのアクセスも抜群。そのため休日移住や都内に通う人も少なくないとのこと。

実際に市役所を訪れて話を色々と聞いてきた。佐久市では移住はもちろん、テレワーク(いわゆるリモートワーク)を推奨しており、長野に住みながら都内の人が快適に仕事できるような施策を開始したばかり。ちょうど良い時期に訪れたそうだ。まあざっくばらんに色々と話ができて、とても楽しかった。

具体的にはまだ何かが進んだわけではないけれど、とりあえず一歩を踏み出してみることが大事だなあと。

 

夕暮れに通りかかった景色。田舎すぎず都会すぎず、ちょっと車を走らせればこんな景色が広がっている。涼しくて気持ちいい〜。

 

隠れ家的別荘『ヨクサルの小屋』で二拠点生活体験

 1日目の宿は『ヨクサルの小屋』。こちらは佐久市のお隣、佐久穂町の別荘地に建っている。古い別荘を買い取って、約1年掛けてセルフリノベーションしたそうだ。

以前「生き方の延長線に創る空間。長野のセルフビルド小屋『山村テラス』から紐解く豊かな暮らし 」という記事を見かけ、ずっと気になっていたセルフリノベ物件。とにかく内装がおしゃれで、木の種類からビス1本に至るまでオーナーのこだわりが詰まっている。

こんな空間でずっとブログだけ書いて生活したい……。

 

オーナーのダイゴさん。34歳くらいの若さで、こういったセルフリノベーション物件を4軒手掛ける。
ベッドルーム。木の良い香りとともに眠りに就く
ベッドルームの脇には書斎ルームも。お気に入りの本と PC だけ置いて、1日中創作活動したい。
ブロガーなので撮った写真をその場で加工

ここに向かう途中、長野県では有名なスーパー「TSURUYA」で買った巨大なシャインマスカット。2,500円と高価なので 4人で割っても躊躇したけれど、冷静に考えるとアマゾンで脳死しながら買う変なガジェットよりも安い。お金の使い方って、金額だけじゃなくて体験に使うのも大事だよなあ。

 

こんな感じでブログを書いたり星空を撮影したり(しかも銀河 M31 が写っている……!)のんびりと過ごしつつ、夜も更けていく……。

 

早朝は森林とともに優雅な朝食を

都内にいたら朝は適当にコンビニか朝マックをし、時間があったらコーヒーを飲む程度なのだけれど、ここは人里離れた森のなか。前もって買っておいたクロワッサンと、挽きたてのコーヒーを朝食としていただく。

そこまでスペシャルなメニューではないのだが、川の流れる音と小鳥のさえずりを聴きつつ、森林の緑を眺めながらの朝食は最高だった。もっとも、僕らはこの写真を収めるために、15分はカメラのファインダーを覗いているため、もうコーヒーも冷めつつあるけれど。

徒歩30秒圏内にコンビニがないのはちょっと不便だとは思いつつも、焦らない生活って良いなあ。

 

コワーキングスペースも視察

2日目は佐久市に戻り、コワーキングスペース『iitoco!!』にお邪魔してみる。デザイナーやウェブライター、フリーランスが30名ほど在籍するコワーキングスペースで、デスクワークはもちろん会議室や専用デスク、そしてアトリエも借りることができるそうだ。

佐久市の役所に行ったら「まずはやっぱりここに行ってみると良いと思います」とのことで紹介してもらった。

 

発起人の江原政文氏。どこに行っても「佐久市でリモートワークや移住をするなら、まずはこの人!」とみんなが口を揃えるほど、顔の広い人だ。もし移住しながらのリモートワークを考えている人がいたら、ぜひここをチェックしてみてほしい。

 

まとめ

こんな感じで長野旅を簡単に紹介してみた。今回は比較的都心に近い佐久市を中心に色々と見て周ったが、次回は野尻湖にほど近い信濃町付近を散策。LIG の(社長の実家の)ゲストハウスの『LAMP』を訪れ、フィンランド式のサウナを体験してきた。

小屋型のサウナで温まったら野尻湖にダイブするという最高の体験ができたので、次回記事をたのしみにしてもらえたら嬉しい。

 

 

今日のカメラとレンズ

  • カメラ:Leica M10、α6400
  • レンズ:フォクトレンダー『NOKTON 50mm F1.2 Aspherical VM』、SEL1018