カメラと旅と、プラハ。Leica M10 と135mm で切り取る中央ヨーロッパの世界

ここはチェコの首都プラハ。かつてローマと並び、ヨーロッパ最大の都市としてさかえた「百塔の都」と呼ばれるこの街では、何百年も変わらない景色を楽しむことができる。

この景色が楽しめる理由は歴史にある。都市としては1000年以上の歴史があるプラハだが、長らく文化鎮圧や他国の支配、共産党による社会主義など暗黒の時代があり、明るいことがばかりがある街ではなかった。ただ資本主義の高度経済成長に巻き込まれなかったことから、今なお、この街並みが維持できているそうだ。

 

見晴らしの良い丘では、カップルや観光客などさまざまな人がベンチに座り、景色を楽しむ。僕がプラハに訪れたのは10月ごろ。春ごろにこの丘に登ると、桜などが咲き花見ができるそうだ。

 

モルダウ川に架かる橋を、あえてモノクロで撮ってみた。この辺は旧市街に位置するあたりであるため、近代的な建物はあまりない。なのでモノクロで撮ると、まるで19世紀にタイムスリップしたかのような雰囲気になる。

写真中央部の橋に人がたくさんいるが、あれが有名なカレル橋だ。

 

市街地で中望遠スナップを楽しむ

 見晴らしの良い丘を抜け、旧市街地の方に入っていくと、今度は観光客で賑わう街に差し掛かる。街の狭さやローカルな感じは、日本でいえばどことなく浅草を彷彿とさせる。

 

日が暮れるとまた違う表情のプラハ

日が傾き、夕方から夜になると、プラハはまた違った表情を見せてくれる。オレンジ色の街灯や、月が照らす青みがかった建物のコントラストがとにかく美しい。どことなくハリーポッターの世界に迷いこんでしまったかのような錯覚に陥る。

 

プラハから田舎町へ

プラハからバスに乗って郊外への旅。都市部はもちろん面白いのだけれど、こうした田舎の風景は日本にはないから、それを眺めるのも楽しい。

そして写真を通して見る色合いも独特だ。日本よりも緯度が高く太陽が傾いているため、昼間でも夕方のちょっと手前のような暖かい色合いになる。また湿度が日本と異なるためか、はっきりとした雰囲気になる気がする。

 

チェコで人気の温泉街、カルロヴィ・ヴァリで撮影した写真。ここはチェコでも有数の観光地ではあるが、日本人はほとんどいなかった。サウナに入ったり、街並みを観光したりと楽しく過ごせる場所なので、気が向いたらまとめておきたい。

 

まとめ

こんな感じで135mmレンズを使って撮ったチェコのプラハ(と一部別の都市)の写真をアップしてみた。Leica M10 はスナップに適したカメラということで、普段は標準域レンズを装着している。

圧縮効果やメリハリのある絵を撮りたいときには、135mm のレンズも面白いなあという印象。僕が所持している『135mm f/2.8 Elmarit-M III』は、1976年から1996年にかけて作られた、いわゆるオールドレンズ。僕の持っているレンズは暖色寄りで、ふらりとした仕上がりになる。価格も3~7万円と安価なので、気になる人は探してみても良いかもしれない。

 

ライカで楽しむ圧縮効果。3万円〜で買える中望遠レンズ『135mm f/2.8 Elmarit-M III』レビュー

 

今日のカメラとレンズ

  • カメラ:Leica M10
  • レンズ:Elmarit 135mm/f2.8
  • フィルムシミュレーション:Kodak Portra 400 UC