「これ、けっこう良いよ! 」といち早くみんなに教えたい。でもちゃんとレビューをするには時間を掛けて使い込まなければ……というジレンマがあるので、しっかりレビューする前に簡単に紹介しようと思う(これ定期的にやりたい)。
今回はソニーの高級コンパクトデジタルカメラの『RX100V(DSC-RX100M5A)』について紹介しておこう。普段使っている Leica M10、先日買った α6400 のサブサブ機的な扱いのコンデジになる予定だが、なぜ買ったのかなどを綴っておく。
今一番バランスが良い……!ソニーの高級コンデジ『RX100M5A』について
ソニーの『RX100M5A』は、2018年に発売した1型センサー搭載のコンデジ。24-70mm 相当の標準ズーム域望遠レンズを搭載し、F1.8 – F2.8 と明るいレンズを搭載している点が特徴。
旧型である RX100M5 との違いとして、ソフトウェアの UI が大きく変わり、RX100M6 と同じセンサーを搭載している。ノイズが軽減し、絵の質感も変わっているらしい(僕は持っていないので比較はできないが)。
記事執筆時点だと、RX100シリーズは RX100M7 まで発売となっているが、M6以降は 24-200mm 相当の望遠レンズを搭載。それに伴い F2.8〜とやや暗いレンズになっている。
「明るいレンズ搭載のコンデジが欲しい! でもセンサーは新しくて高感度なモデルが良い! 」を考えると、一番バランスの取れているモデルが『RX100M5A』だと感じる(もちろん何が目的かによる)。価格は家電量販店で約10万円、中古だと 7~8万円の間くらい。
▽アマゾンだと新品で8万6,000円くらい
なぜ『RX100M5A』を買ったのか? 欲しかった理由と使いみち
- ポケットに入るコンパクトさながらEVF(ファインダー)やチルト液晶、ストロボを搭載している
- Leica M10 と2台持ちするならコンデジが便利
- α6400のサブ機として動画を撮りたい
買った理由は上記の3点。まずコンデジなのに1型センサーを搭載し、EVF やチルト液晶(自分にディスプレイが向くやつ)、ストロボを搭載している点から、機動性の高さが最高だ。
僕は普段 Leica M10 も持ち歩くのだが、Leica M10 では動画撮影ができなかったり、食事撮影が難しい(最短焦点距離が70cm)ので、単体では欲しい絵のすべては補えない。先日ヨーロッパに訪れた際、スリに気をつけながら α6400 との2台持ちはけっこう辛かったので、改めて RX100 シリーズも欲しくなった。
また「どこにでも連れて行きたくなる。ライカのカメラ『Leica D-LUX Typ 109』」を所持しておきながら RX100M5A を買ったのかというと、α6400 と組み合わせて動画用のサブ機として使いたかったから。最近はカバンの中身を動画でインタビューしているのだけれど、三脚を付けて α6400 を置いているだけだと絵が一種類しか撮れない。
モノを注視した動画や、いわゆるインサートを撮るためにサブカメラとして RX100 シリーズが欲しいと感じ、さらに室内で動画を撮るので明るいレンズが良いと考えた結果の RX100M5A となった。
『RX100M5A』良いと思ったところは?実際に使ってみてどう?
- PP7(log)で撮影ができる
- 前に買って使ってなかったジンバルが使える
- 上着のポケットやサコッシュに入る
まあ買って使ってみて良いなあと思った点は上記。まず α6400 で使っている Log という特殊な撮影方法が使えるのが良い(まだ初心者だけど)。
なんで良いのかというと、好みの色に加工する際に、α6400 と同じ色味に仕上げられるから。これが他社製だとちょっと難しい。
あとは買って使ってなかったジンバル『Crane M2』が使えるのも良い。まだ撮影はしてないけど、自分用に動画撮ったりするのも楽しそう。Vlog的に YouTube にアップすることはないかもなあ。
まとめ
こんな感じでソニーのコンデジ『RX100M5A』を紹介してみた。まだ実際に撮っていないのでレビューではなく簡易的な「買ったよ」的な記事におさめてみた。
これからオーストラリアなので、そこで作例とか撮れたらなあと思う。