トバログで連載中の『カメラと旅と、メルボルン』より。
自由気ままな旅の醍醐味は、観光地だけでなく、自分の足を使ってお気にいりの場所を探せること。人気のスポットを中心に巡って、何度も訪れたくなるような、居心地の良い場所を見つけたい。
「そのためにまずはメルボルンの全貌を見てみたい……! 」ということで、僕らはメルボルンで最も高いビルである『ユーレカタワー(Eureka Tower)』へ。高層マンションから眺めるメルボルンはいったいどんな風景なのだろうか。
※この記事企画『カメラと旅と、メルボルン。』は、オーストラリア・ビクトリア州の観光局とカンタス航空のサポートを受けて旅に出ています。
追記:現在オーストラリア全土で、前例のないほど大きな山火事が発生し、僕がこの記事企画で訪れたビクトリア州も非常に苦しんでいます。もしこの記事を読んで「オーストラリア、いいな」と思ってくれた人は、ぜひ災害救助の寄付もしていただけたら嬉しいです。
メルボルンを一望するのなら、まずはユーレカタワーへ
ユーレカタワーはオフィスと高級居住区、展望台が備わった高さ 300m の複合ビル。2011年までは世界一高いマンションだったそうだ(現在はドバイのタワーが世界一)。
とくに『スカイデッキ88』は観光スポットとして人気が高く、メルボルンを上から一望できる。メルボルンの地理感を掴むのならば、スカイデッキはまず訪れたいスポットだ。
【ユーレカタワー スカイデッキ88】
- 営業時間:10:00〜22:00(最終入場は21:30)
- 入場料:25ドル(約1,900円)
- ウェブ:https://www.eurekaskydeck.com.au/
88階からメルボルンを見下ろす
スカイデッキは88階にあり、そこまでは高速エレベーターで一直線。スカイデッキに着くと、中はゆったりと落ち着いた空間。カフェやベンチもあるので、景色を楽しみながら落ち着ける。
スカイデッキからは、こんなふうにメルボルンが一望できる。意外と海近いんだなあ〜、海がけっこうきれいだなあなんて考えながらぼーっと眺める。
市街地にフォーカスすると、まるでシムシティをプレイしているような感覚に。ミニチュアを見ているみたいで可愛い。
驚きなのは、この88階という高さで外気に触れることができる点。風が強くやや肌寒いのだけれど、フェンス越しに見る景色はかなり新鮮だ。
すっと床が透過する『The Edge(ザ・エッジ)』
スカイデッキ88 でぜひ体験してほしいのが、この The Edge というアクティビティ。4畳程度の箱がすっと外に飛び出るというもので、いきなり透過するためかなり怖い。
この恐怖はテキストでお伝えするのが難しいので、ぜひ一緒にメルボルンに訪れた友人の動画をチェックしてみてほしい。
夕焼けから夜景を楽しむ
個人的には夕暮れ時に訪れてみてほしい。ユーレカタワーから西側を眺めると、徐々に太陽が沈むシーンを見ることができる。
日本の冬、メルボルンの夏は夕日が20時半頃に沈む。19時くらいに行けば、昼間の景色と夕焼け、そして夜景が同時に楽しめるかも。
もちろん夜景も美しい。周りにそんなに大きなビルもないから、きれいに見渡すことができる。
まとめ
こんな感じで、ユーレカタワーから一望するメルボルンを紹介してみた。明日はシティでショッピングやスナップを楽しむか、それとも海側のゆったりとしたビーチをカメラ片手に散歩するか――。
ユーレカタワーでメルボルンを一望したからこそ、選択肢がいくつも生まれる。まだまだメルボルン旅は序盤の序盤。次回あたりはスナップか、はたまたクラフトビール飲み歩き紀行か。