ちょっと出かけるときにガジェットまとめられて便利。多摩電子工業より、英国のブランド「KNOMO(ノモ)」のオーガナイザー「Knomad(ノマド)」を提供いただいたのでご紹介。
12インチくらいの MacBook ならぴったり入り、さらに Kindle やケーブルなどの小物アクセサリも収納できるクラッチバッグのようなもの。ガジェット類をスマートに持ち歩きたい際に一役買ってくれる。
KNOMO について
KNOMO は、ロンドンを拠点にガジェットなどをスマートに持ち歩くためのカバンから iPhone のケースなどを展開する英国のファブリックメーカー。2004年に設立し、現在では世界35ヶ国以上で展開している。なおジョイントベンチャーである KNOMO USA では、あの TUMI(トュミ) の創業者 Charlie Clifford 氏も経営に関わっているそうだ。
ちなみに社名の KNOMO は知識( Knowledge ) と機動性( Mobility ) をかけ合わせた造語。スタイル性と機能性を兼ね備えた高品質で考え抜かれたデザインの製品を提供すると謳う。日本では『多摩電子工業』が販売代理店となっている。
今回紹介するのは、そんな KNOMO のオーガナイザー「Knomad(ノマド)12インチ オーガナイザー」だ。簡単な紹介は上で説明しているので、早速実物を見ていきたい。
KNOMO Knomad Fabric 12 Organiser
こちらが Knomad の実物。シンプルで落ち着いたデザインに好感が持てる。カラーはブラック、チャコール、そしてこのアーミーの3色展開。価格は 1万3,800円(税抜)。
オーガナイザーとは言え少々高い印象を受けるが、作りはかなりしっかりしており、変に安物を買うよりも物持ちは良さそう。
Knomad の表面はリサイクルペットが採用されており耐久性に優れる。重さは単体で約360g、サイズは 250 x 240 x 30mm だ。
本品は 12インチサイズまでのタブレット(iPad Proなど)が収納できるオーガナイザーだと謳うが、12インチ MacBook も問題なく収納できる。
素材感はこんな感じ。見た目よりもかなりしっかりしており、端っこを手でつまんで持ち上げてもぐにゃっとならない。
下部にはフェイクレザーがあしらわれており、手で持った際に滑りにくく、また手垢で汚れる心配も少ない。ここがワンポイントになっており、シックで落ち着いたデザイン。
これからの秋や冬の季節にピッタリのカラーリングな印象だ。
Knomad オーガナイザーの内部を見てみる
留め具を開くとこんな感じにフラットにできる。さすがはオーガナイザーというだけあって、ポケットが細かく分かれており使い勝手が良さそうだ。
なお内側のステッチ(画像左側)には固有の KNOMO ID が印字されており、ちょっとしたプレミアム感を感じられるほか、失くした際にはマイナンバー的に番号で識別できるようになっている。
12インチ MacBook も収納できる大きめのポケット
本体上部には 12インチサイズのタブレットや薄型 PC を収納するポケット。内側にはマイクロファイバーのような生地があしらわれており、タブレット類をケースに入れなくてもかすり傷がつかないようになっている。
スマートフォンやモバイルルーターが収納できるポケット
また大きなタブレット用のポケットの下にはちょっと小さめのポケットが2つ備わっている。多少厚みのあるモバイルルーターやスマートフォン、Kindle 端末などが収納できそうだ。
なおマイクロファイバー地の素材感はこんな感じ。ふわふわで柔らかいので端末の画面拭きとしても代用できそうだ。
中央部にはペンケースも
オーガナイザーの中央部にはペンケースも備わっている。とりあえず iPad Pro 用に使用している Apple Pencil を収納。営業マンであればパーカーやモンブランなんかのサイン用ボールペンを収納できる。
ケーブル類やクレジットカードなどが収納できるポケット
反対側はケーブル類やカードなどの細かいアクセサリを収納できるバンドやポケットが細かく備わっている。
こういったクラッチバッグ的に使う製品の場合ありがちなのが、ケーブル類がぐちゃぐちゃに絡まったり底にぼってりと溜まってしまうパターン。こうなってしまうとなかなか格好がつかないのだが、ケーブル類は必需品なので、持ち歩かざるを得ない。
Knomad オーガナイザーはこの点を上手く解決しているように思う。
こちらはクレジットカードや SD カードが収納できるポケット部分。僕の場合、財布にあまりカードを入れたくないので、普段そこまで使わないカード類はこちらに保管しておくと良さそうだ。
また急に SD カードの予備が必要になることもあるので、このポケットに SD カードを保管できるのは嬉しいところ。
実際にモノを収納してみる
実際に僕が持ち歩くモノの一部を収納してみたい。内訳としては
- 12インチ MacBook
- Kindle Paperwhite
- WiMAX ルーター
- クレカとポイントカード
- パーカーの万年筆
- オーディオケーブル
- micro USBケーブル
- Lightning ケーブル
- ソニーのボイスレコーダー
といったところ。
[twentytwenty][/twentytwenty] 実際にモノを収納してみるとこんな感じ。画像中央部の線を指でスライドして収納していない状態と収納している状態を見比べられます。
それぞれかなりスッキリ収納できることが分かると思う。また厚さ 1.5cm くらいある WiMax のモバイルルーターもそこまで違和感なく収納できたので、10000mAh くらいのモバイルバッテリーも収納できるかと思う。
また 12インチ MacBook 充電用のACアダプタも収納できた。若干膨れ上がりはするが、パタンと閉じてしまえば全く違和感はない。
[twentytwenty][/twentytwenty] ケーブル類はこんな感じ。この画像では microUSB と Lightning ケーブルが別々なのだが、『新型MacBook Proに必須!USB Type-C とLightning / micro USBを接続するケーブル。iPhone とのやり取りにも』で紹介している 2 in 1 ケーブルなんかにすればより荷物がミニマルになる。
Knomad オーガナイザーを持ち歩いてみる
実際に Knomad オーガナイザーを持ち歩いてみたい。基本的にブログを書きに行く際に持ち歩くモノは全て収納できるので、クラッチバッグ的に使ってみた。身長178cm の僕が手に持ってみるとこんな感じ。
ちょっと大人な層をターゲットにした男性ファッション誌にありがちなカット。
タイトルは「仕事関係の飲み会のために定時退社が続いたため休日出勤をする企業戦士の日曜日の昼下がり」。もちろんこの設定はフィクションであって実在の人物や団体などとは関係ない。
個人的に最近ハマっているフィルム風写真に加工してみた。このアカウントでは割りとお洒落っぽいフィルム風写真をアップしているのでよかったらフォローお願いします。
まとめ
こんな感じで KNOMO の 12インチ オーガナイザー Knomad を紹介してみた。ファブリック素材のオーガナイザーとしては少々お高い印象はあるが、クラッチバッグだと考えるとかなりリーズナブルな印象だ(物は言いよう)。ガジェット類をひとまとめにしてスタイリッシュに持ち運びたいという人や、ちょっとしたクラッチバッグが欲しいという人にオススメ。
↓10インチサイズだけど本革製もありました。欲しい…。