7インチサイズのポケッタブルなパームトップPC「GPD Pocket」が、2月15日よりクラウドファンディングサイト Indiegogo で出資受付を開始。Windows OS または Ubuntu OS が選択でき、定価 $599 のところそれぞれ5000台限定で $399 で出資受付中。
記事執筆時点ではまだまだ $200 オフで出資可能なので「欲しい!」と思った人はとりあえず出資しておくことをオススメしたい。ちなみに僕はポチりました。
追記:7時間で目標出資額を達成、メモリが4GB➞8GBに無償アップグレードが決定しました
ポケットサイズのGPD Pocket
こちらが Indiegogo のページにアップされている GPD Pocket のコンセプト画像。7インチのフル HD 液晶ディスプレイと Atom x7-Z8700 を搭載する小型の PC。GPD WIN と同じく Windows 10 を搭載するモデルとは別に、Linux ベースの OS Ubuntu を搭載するモデルも存在。
450g と軽量ながら、独立配置でタイプしやすいキーボードとポインティングデバイスを搭載し、小型ながらも PC のように使えることで注目を集めた。
『「GPD WIN」の新モデル?GPDが7型液晶&大きめのキーボード搭載のPC「Pocket」の登場をほのめかす』でも書いたが、外でも気軽にブログを更新するために小型の Windows 端末が欲しかった。 GPD WIN は個人的にキーボードに慣れずあまり使いこなせてはいないのだが、Pocket なら PC に近いような感じで操作ができそうなので今回出資。
通常価格(予定)よりも $200 安い $399 での出資が可能だったので、発売を待ってからの購入よりも(無事プロジェクトが完了すれば)お得に手に入る。
GPD が公開しているキー配列はこんな感じ。
サイズ感はこんな感じ。小さなハンドバッグからスーツの内ポケットに収まるくらいのサイズ感だ。なお ソニーの VAIO Type-P のサイズが 245mm x 120mm x 19.8mm で、Pocket が 180 x 106 x 18.5mm としている。
重さも Type-P が 588g、Pocket が480g としているので、いかにコンパクトな PC かが分かる。
GPD Pocket のスペックなど
主な仕様は
- CPU:Atom x7-Z8700
- RAM:
4GB RAM8GB RAM に変更 - ROM:128GB SSD
- ディスプレイ 7インチのフルHD液晶ディスプレイ 300ppi(Gorilla glass 3)
- バッテリー容量:7000mAh(公称12時間)
- サイズ:180 x 106 x 18.5mm
- 重量:480g
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GPD Pocket のインターフェイス
インターフェイスは
- USB Type-A 3.0
- ヘッドセット
- micro HDMI
- USB Type-C (最大5.0Gbps)
といったところ。『なにが違う?今までの MacBook Pro と新しい MacBook Pro。良いところばかりじゃないので買い換えに悩む』で紹介している MacBook Pro も USB Type-A(いわゆる普通の USB)ポートが廃止するなか、このサイズ感でも今持っている USB メモリや iPhone などとも接続できるのは嬉しいところ。
まとめ
僕は以前から『電車内など移動中のブログ執筆ツールについて考えてみる。BlackBerry やポメラなど』などの記事を書き、移動中のブログ執筆環境を考えていた。GPD WIN はキーボードに慣れずちょっと難しかったが、Pocket は机に置いての作業から、立ちっぱなしでも両手でタイピングが快適に行えそうな端末。
届くのは今年の後半になりそうだが、待てないくらい楽しみだ。それまでは『3DS LL サイズの Windows 端末「GPD WIN」。開封の儀とちょっとした雑感など』で紹介している GPD WIN で遊ぼうと思う。
情報ソース・画像転載元:https://www.indiegogo.com/projects/gpd-pocket-7-0-umpc-laptop-ubuntu-or-win-10-os-laptop–2/x/16082141#/